最終更新日 :2025/01/28

sweet

IPA(発音記号)
名詞

〈C〉《英》甘い料理,(特に)デザート / 《複数形で》《英》(ケーキ・キャンデーなどの)砂糖菓子(《米》candy) / 〈U〉《呼びかけで》あなた,おまえ / 《複数形で》《the ~》《文》(…の)喜び,楽しみ《+of+名》

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彼女は甘いものには目がない。

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解説

以下では、名詞としての「sweet」を中心に、できる限り詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: sweet

品詞: 名詞 (ただし形容詞や副詞としても使われる場合があります)

意味(英語・日本語)


  • 英語: “sweet” (as a noun)

  • 日本語: 「甘いもの」「お菓子」「デザート」

「sweet」は主にイギリス英語で「キャンディ」「お菓子」などを指すときに名詞として使われます。「甘いものを食べたい」「デザートを食べたい」と言いたい時に便利な単語です。アメリカ英語では「candy」や「dessert」を使うことが多いですが、イギリスや一部の地域では「sweets」として、甘い菓子類全般を指します。

活用形・関連する品詞


  • 名詞: sweet (単数), sweets (複数)

  • 形容詞: sweet (例: sweet taste — 甘い味)

  • 副詞: sweetly (例: She smiled sweetly. — 彼女は愛らしく微笑んだ。)

CEFRレベル目安: A2(初級)

甘いものを指す言葉として、非常に日常的に使われるため初級レベルです。ただし形容詞としても使い道が広く、会話でよく登場します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: sweet (元々は「甘い」という意味)

  • 接頭語や接尾語は特になし

他の単語との関連性・派生語


  • sweeten (動詞: ~を甘くする)

  • sweetness (名詞: 甘さ)

  • sweetly (副詞: 甘く、愛らしく)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. have a sweet


    • 「甘いものを食べる」


  2. buy some sweets


    • 「お菓子を買う」


  3. sweet tooth


    • 「甘いもの好き」


  4. sweet shop / sweet store


    • 「お菓子屋」


  5. sweet wrapper


    • 「お菓子の包み紙」


  6. bowl of sweets


    • 「お菓子の入ったボウル」


  7. chocolate sweets


    • 「チョコレート菓子」


  8. pick and mix sweets


    • 「量り売りキャンディ」


  9. sweet jar


    • 「お菓子が入ったビン」


  10. homemade sweets


    • 「手作りの甘い菓子」



3. 語源とニュアンス

語源


  • 「sweet」は古英語の“swēte”に由来し、さらにはゲルマン祖語などにさかのぼります。古くから「甘い」「心地よい」といった感覚的な意味を持つ単語として使われてきました。

ニュアンス・使用時の注意


  • イギリス英語では、名詞の「sweet」は「candy」とほぼ同じ意味で日常的に用いられます。

  • アメリカ英語では名詞の「sweet」をお菓子の意味で使うことはあまり一般的ではなく、むしろ「candy」を使うのが普通です。

  • カジュアルな日常会話から、子どもとのやりとりなどでよく使われる、やや親しみやすい単語です。

  • 親愛の情をこめた呼びかけ(例: “Hello, my sweet.”)としても使われることがありますが、これは主に形容詞や名詞が入り混じった呼称表現なので、文脈を確認しましょう。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞: sweet は個別のお菓子や種類を指す場合、可算扱いとなり「a sweet」、「two sweets」のように複数形も使用します。

  2. 集合的に複数形で使う: 一般的には「sweets」という形で、「様々なお菓子」をまとめて指すことが多いです。

一般的な構文・イディオム


  • have a sweet (for dessert): デザートに甘いものを食べる

  • sweet tooth: 「甘党」や「甘いもの好き」

  • That's sweet of you.: 「優しい(親切)ね」または「ありがたいね」(形容詞的表現がベース)

フォーマル / カジュアル


  • 「sweets」はカジュアルな文脈で使われやすいです。フォーマルな文書では「desserts」の方が一般的です。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Do we have any sweets left in the cupboard?”

    「戸棚にお菓子まだ残ってる?」


  2. “I’m trying to cut down on sweets, but it’s so hard!”

    「お菓子を控えようとしてるんだけど、すごく難しい!」


  3. “Let’s buy some sweets for the movie night.”

    「映画鑑賞の夜にお菓子を買おうよ。」


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We placed a jar of sweets at the reception desk for our visitors.”

    「受付に訪問客用にお菓子の入ったビンを置きました。」


  2. “During the break, help yourself to coffee and sweets in the lounge.”

    「休憩時間には、ラウンジのコーヒーとお菓子をご自由にお取りください。」


  3. “We offered customers free sweets to promote our new product launch.”

    「新製品の発売を宣伝するために、お客様に無料のお菓子を提供しました。」


(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “Excess consumption of sweets can lead to health issues such as obesity.”

    「お菓子の過剰摂取は、肥満などの健康問題を引き起こす可能性があります。」


  2. “The survey analyzed children’s preference for certain types of sweets.”

    「その調査では、子どもたちが特定のお菓子を好む傾向を分析しました。」


  3. “Cultural factors influence the types of sweets consumed during festivals.”

    「文化的要因が祭の期間に消費されるお菓子の種類に影響を与えます。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. candy (アメリカ英語)


    • 「キャンディ」や「甘い菓子全般」。アメリカ英語で「お菓子」をまとめて言う際に用いられます。


  2. dessert


    • 「デザート」。食後の甘いコースとして使われる語で、アイスやケーキなども含むよりフォーマルな表現です。


  3. confectionery


    • 「菓子類」。ややフォーマルまたは総称的な言い方。


  4. treat


    • 「特別なおやつ」「ごほうびのような甘いもの」。甘いもの以外も含む場合あり。


反意語


  • 直接的な反意語はありませんが、「savory (塩味の・甘くない料理)」が対比的に使われることがあります。

    例: “I prefer savory snacks to sweets.”

    「甘いお菓子より塩味系のスナックの方が好きです。」


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /swiːt/

  • アクセント: 単音節語のため、強勢は[swéet]の[wee]部分が伸びる。

  • アメリカ英語 /swiːt/ と イギリス英語 /swiːt/ でほとんど同じですが、微妙に母音の音の長さが異なる場合があります。

  • よくある間違い: “sweat (/swɛt/)”と混同しないように注意(スペルも発音も異なる)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルの間違い: 「sweat(汗)」と綴りを混同しないよう注意。

  2. 同音異義語との混同: “suite (/swiːt/)” は「一続きの部屋」や「組曲」といった意味。発音は同じでも綴りと意味が異なります。

  3. 単数・複数の用法: 「a sweet」と「sweets」で異なる感覚があるため、状況に応じて使い分けてください。

  4. 試験対策: 英検やTOEICでも「sweet tooth」などの表現が出題されることがあります。類似表現として「dessert」との使い分けが問われる場合もあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “sweet tooth”をイメージすると覚えやすい

    「甘い歯」という直訳が面白く、甘党を連想させてくれるため「sweet」のイメージも一緒に残りやすいです。

  • “suite”と“sweet”を絵で区別

    “suite”は「ホテルのスイートルーム」で絵を、「sweet」はケーキやキャンディなどの絵を思い浮かべて区別しましょう。

  • スペルのポイントは「sw + ee + t」という3つの音節イメージをまとめて「スウィート」と発音すること。似たスペルの「sweat」「sweater」との混同に注意するとよいです。


以上が名詞「sweet」の詳しい解説です。イギリス英語を中心にお菓子など「甘いもの」を指す言葉としてよく使われるので、日常会話や留学先などで「sweets」を注文したり買ったりするときにぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
sweet
意味(1)

〈C〉《英》甘い料理,(特に)デザート

意味(2)

《複数形で》《英》(ケーキ・キャンデーなどの)砂糖菓子(《米》candy)

意味(3)

〈U〉《呼びかけで》あなた,おまえ

意味(4)

《複数形で》《the ~》《文》(…の)喜び,楽しみ《+of+名》

復習用の問題

〈C〉《英》甘い料理,(特に)デザート / 《複数形で》《英》(ケーキ・キャンデーなどの)砂糖菓子(《米》candy) / 〈U〉《呼びかけで》あなた,おまえ / 《複数形で》《the ~》《文》(…の)喜び,楽しみ《+of+名》

彼女は甘いものには目がない。

英語 - 日本語

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