最終更新日
:2025/01/28
still
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: still
品詞: 形容詞 (なお、副詞「still」〈まだ、いまだに〉や名詞・動詞などの用法もありますが、ここでは形容詞としての用法に焦点を当てます)
CEFR レベル目安: A2(初級)から B1(中級)くらい
- 「still」という形容詞は「動いていない」「静止した」「静かな」という意味を表します。
- 日本語では「静止している」「穏やかな」「静かな」というニュアンスがあります。物体が全く動いていない状態や、空気・水などが揺れずに落ち着いた状態を指します。
- 日常会話からフォーマルな文章まで、幅広いシーンで使われます。
活用形・関連品詞
- 形容詞「still」は比較級・最上級をとる場合、やや特殊ではありますが「still」のままを使う場面は少なく、別の表現(more still, most still)や別の単語(quieter, calmer など)に言い換えられることが多いです。
- 名詞形: stillness(静けさ、静止)
- 副詞形: still(依然として、まだ)
- ほかの品詞の例:
- 動詞: 「to still …」で「…を静める、和らげる」というやや文語的な用法。
- 名詞: 「(蒸留器の)スチル」「静止画」などの用法。
- 動詞: 「to still …」で「…を静める、和らげる」というやや文語的な用法。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- still は短い単語で、特別な接頭語や接尾語は含まれていません。語幹がそのまま “still” です。
関連・派生語
- stillness: 名詞で「静けさ」「落ち着き」。
- to still (動詞): 古風あるいは文語的な表現で「静める」「落ち着かせる」。
コロケーション(共起表現)10選
- still water(静かな水 / 静水)
- still air(動かない空気 / 静かな空気)
- keep still(動かないでいる / じっとしている)
- remain still(じっとしている)
- stand still(立ち止まる / 静止する)
- sit still(静かに座る)
- still night(静かな夜)
- still atmosphere(落ち着いた雰囲気 / 何も動きがない空気)
- completely still(完全に静止している)
- hold something still(何かを動かないように保持する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語(Old English)の stille に由来し、「静かな、落ち着いた、動かない」という意味を持ちます。
- 歴史的背景: 古くから「動かない」「音がしない」といったニュアンスを表す単語として使われてきました。
- 使用時の注意点とニュアンス:
- 形容詞の「still」は「全く動いていない」状態を強調する場合が多いです。
- 「quiet」や「silent」よりも、「動きがない」ことに重心があります。
- カジュアルな文脈でもフォーマルな文脈でも問題なく使えます。
- 形容詞の「still」は「全く動いていない」状態を強調する場合が多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞「still」は、可算・不可算の区別はありません(形容詞なので数・単数複数は関係ありません)。
- 「still」は通常名詞を修飾するか、補語(補語用法)として使われます。
- 補語用法: “The water is still.”
- 補語用法: “The water is still.”
- 口語では「Stay still.(じっとしていて)」のように命令文でもよく使われます。
一般的な構文例
- be + still: “The lake is still this morning.”
- remain/stay/keep + still: “Please keep still while I take the photo.”
- stand + still: “He stood still for several minutes.”
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “Please keep still while I tie your shoelaces.”
- (靴ひもを結ぶ間、じっとしていてね。)
- (靴ひもを結ぶ間、じっとしていてね。)
- “I can’t believe how still the park is at dawn.”
- (夜明けの公園がこんなに静かだなんて信じられないよ。)
- (夜明けの公園がこんなに静かだなんて信じられないよ。)
- “Don’t move! Stay still so the insect won’t fly away.”
- (動かないで!虫が飛んでいかないようにじっとして。)
ビジネスシーンでの例文
- “Even though tensions ran high, he remained perfectly still and calm.”
- (緊張状態が続いていたが、彼は完璧に静止して落ち着いていた。)
- (緊張状態が続いていたが、彼は完璧に静止して落ち着いていた。)
- “The production line must come to a still position before we service the machinery.”
- (機械の点検をする前に、生産ラインは完全に停止状態にならなくてはならない。)
- (機械の点検をする前に、生産ラインは完全に停止状態にならなくてはならない。)
- “During the video conference, the background should remain still and distraction-free.”
- (ビデオ会議中は背景が動かず、気を散らすものがないようにしてください。)
学術的・フォーマルな文脈での例文
- “The chemical reaction requires the solution to be completely still for accurate measurement.”
- (正確な測定を行うには、溶液が完全に静止している必要がある。)
- (正確な測定を行うには、溶液が完全に静止している必要がある。)
- “In her research, the environment was kept still to minimize any external disturbances.”
- (研究では、外部の影響を最小限にするために環境を静止させていた。)
- (研究では、外部の影響を最小限にするために環境を静止させていた。)
- “The experiment demonstrates that even under various stimuli, the subject can remain still when trained.”
- (この実験は、多様な刺激下でも訓練されると被験体は静止できることを示している。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- motionless(動いていない):動きが全くない状態を強調したいときに使われます。
- stationary(静止した):移動していない、位置変化が無いことを表します。
- quiet(静かな):音があまりしない状況を表すときによく使われます。
- calm(穏やかな):特に感情や雰囲気が落ち着いた状態を指す場合に使われます。
- silent(沈黙した):音や声がほとんどない状態を強調するときに使われます。
反意語
- moving(動いている)
- active(活動中の)
- restless(落ち着きのない)
- agitated(動揺している、かき乱された)
- 「still」は「音や動きがない」状態全般を表すのに対し、たとえば「quiet」は音に焦点があり「静か」、一方「motionless」はあらゆる動きが存在しない様子を強調するなど、微妙に焦点が異なります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /stɪl/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに基本的には同じ発音です。
- アメリカ英語・イギリス英語ともに基本的には同じ発音です。
- アクセント:
- 単音節語なので、特別なアクセントの移動はありません。
- 「i」を短く発音する点がポイントです (/ɪ/)。
- 単音節語なので、特別なアクセントの移動はありません。
- よくある間違い:
- “still” を /stiːl/(steal のように「スティール」)と長音で発音してしまうこと。短い /ɪ/ の音に注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “sill” (戸口のかまちを意味する名詞)や “stilt” (竹馬の足のようなもの)などと混同しないように注意。
- 同音異義語との混同: “steel”(鉄鋼)、「still」とは発音が少し似ていますが、/stiːl/ と母音が異なります。
- 副詞との使い分け: 副詞「still」は「まだ」「いまだに」の意味で、中級者でも混同しがちです(例: “He is still here.”「彼はいまだにここにいる」)。形容詞として「He is still.」は「彼は静止している/動いていない」という意味合いになります。
- 試験対策: TOEIC や英検などでも、副詞の「still」と合わせて区別を問われる問題が出ることがあります。文脈からどちらで使われているかをしっかり見極めましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「スティルライフ (still life)」という絵画作品の呼称を思い出してください。動かない物を描いた「静物画」です。これで「still = 動かない、静止した」のイメージが強くつかめます。
- 「静止画」や「水面がまったく波立たない ‘still water’」を頭に思い浮かべると覚えやすいです。
- 発音は “sit” の /sɪt/ と似た短い「イ」母音、という感覚で練習すると間違えにくくなります。
以上が、形容詞「still」の詳細解説です。ぜひ、静物画(still life)や「水面が波立たない光景」などを思い浮かべながら覚えてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
静止した,じっとした,動かない;風のない
意味(2)
(場所などが)静かな,音を立てない,人が黙っている
復習用の問題
英語 - 日本語
項目の編集設定
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の編集を審査する
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1