最終更新日 :2025/01/28

professional

IPA(発音記号)
名詞

職業人;(特に)専門職にたずさわる人 / (また《話》pro)職業選手

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職人がその家にペンキを塗っている。

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解説

名詞「professional」の徹底解説


1. 基本情報と概要

英語表記: professional

品詞: 名詞(可算名詞)

CEFR レベル目安: B2(中上級)

意味(英語)

「professional (noun)」は、ある分野で専門的な訓練や豊富な経験を持つ人、もしくは仕事としてその分野に従事している人を指します。

意味(日本語)

「プロフェッショナル」は、職業として専門的なスキルを身につけた人のことです。例えば、スポーツ選手、医師、弁護士やビジネスの専門家など、ある領域でお金を稼ぐレベルに達している人を指します。仕事で報酬を得るという点が特徴です。

「こういう場面で使われる」: 「He is a professional.(彼はプロだ)」といった表現で、その道の専門家であることを示し、熟達しているイメージを伝えます。

「こういうニュアンスの単語です」: 「アマチュア」と対比して使われることが多く、誇りや専門性を強調するニュアンスがあります。

活用形・関連品詞


  • professional (noun): プロフェッショナル(可算名詞)


    • 単数: a professional

    • 複数: professionals


  • professional (adjective): 専門的な、職業上の


    • 例: professional advice(専門的な助言)


  • profession (noun): 職業(特に専門職)

  • professionalism (noun): プロ意識、専門技能

  • professionalize (verb): 専門家集団化する、専門的にする


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • pro-: 「前に」「賛成して」などの意味をもつラテン語由来の接頭語

  • fess: ラテン語の動詞 “fateri” (告白する)に由来し、「宣言・声明する」が語源として関わる

  • -ion: 名詞を作る接尾語

  • -al: 形容詞・名詞を作る接尾語

元々「profession(職業)」は「自分の専門性を公に『宣言』する」といった意味合いを含み、そこから専門的に仕事をしている人をprofessional と呼ぶようになりました。

よく使われるコロケーション(共起表現) 10選


  1. professional athlete

    (プロのスポーツ選手)

  2. medical professional

    (医療専門職の人)

  3. legal professional

    (法律専門家)

  4. business professional

    (ビジネス専門家)

  5. financial professional

    (金融専門家)

  6. young professional

    (若手の専門家)

  7. seasoned professional

    (ベテランの専門家)

  8. IT professional

    (IT系の専門家)

  9. a true professional

    (本物のプロ)

  10. professional reputation

    (プロとしての評判 / 信望)


3. 語源とニュアンス

語源

「professional」は、ラテン語で「宣言する」を意味する “professio” から派生した “profession” に由来しており、「自分の身分や専門を宣言した(=職業として行っている)」という意味から発展しました。

微妙なニュアンス・使用時の注意


  • 「専門性」を強くアピールする言葉で、責任感や高い水準の仕事ぶりが期待されるニュアンスを含みます。

  • 「amateur(アマチュア)」と対比して、技能や経験で報酬を得ている立場を強調することが多いです。

  • 口語でもビジネスなどのフォーマルな文脈でも幅広く使えます。ただし「He’s a real professional」などは比較的カジュアルに評価を伝えるときにも用いられます。

  • フォーマルな場では「He excels in his profession(彼はその職業において優れている)」といった表現もよく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「a professional」「the professional」「some professionals」のように扱われる。

  • 単独で使う場合は「He is a professional (at something).(彼は(何かの)プロだ)」のように目的語(専門分野)を添えることも多いです。

  • 形容詞形の「professional」と区別する際は、文中での位置や文脈に注意が必要です。


    • 例: He gave me professional advice. (形容詞)

    • 例: He is a professional. (名詞)


一般的な構文やイディオム


  • become a professional: プロになる

  • a real / true professional: 本物の専門家

  • handle (something) like a professional: 〜をプロのように扱う

  • turn professional: (スポーツや特定の分野で)プロに転向する


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “My brother is a professional at fixing computers, so I'll ask him for help.”

    (兄はコンピューター修理のプロだから、手伝ってもらうつもりなんだ。)


  2. “She can cook like a professional even though she never went to culinary school.”

    (彼女は料理学校に行っていないのに、プロみたいに料理ができるよ。)


  3. “Are you sure he’s a professional photographer?”

    (彼は本当にプロの写真家なの?)


ビジネスシーンでの例文


  1. “We hired a professional to optimize our marketing strategy.”

    (私たちはマーケティング戦略を最適化するために専門家を雇いました。)


  2. “Maintaining a professional attitude is essential for building trust with clients.”

    (クライアントとの信頼関係を築くには、プロとしての態度を保持することが不可欠です。)


  3. “Only professionals with at least 5 years of experience are eligible for this position.”

    (少なくとも5年の経験があるプロだけが、このポジションに応募できます。)


学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “The conference brought together leading professionals in the field of neuroscience.”

    (その学会には、神経科学の分野をリードする専門家が集結しました。)


  2. “A panel of legal professionals will discuss the implications of the new legislation.”

    (法曹界の専門家たちが、新しい法律の影響について議論します。)


  3. “Professional ethics form a cornerstone of medical practice.”

    (プロとしての倫理観は、医療行為の重要な礎となります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. Expert(エキスパート)


    • 意味: 特定分野の高い専門知識をもつ人

    • 違い: 「報酬を得る」という意味合いは必ずしも含まないが、専門性の高さを強調


  2. Specialist(スペシャリスト)


    • 意味: 特定の領域に特化した専門家

    • 違い: 一つの領域に特化していることを強調


  3. Pro(プロ)


    • 意味: 「professional」の口語・短縮版

    • 違い: くだけた表現で、会話で使われることが多い


反意語(Antonyms)


  • Amateur(アマチュア)


    • 意味: 専門家ではなく、趣味や好みで活動する人

    • 違い: プロではなく、報酬を得ない立場を示す



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (アメリカ英語): /prəˈfɛʃənəl/


    • アクセントは第2音節 “-fesh-” のところに置かれます。


  • IPA (イギリス英語): /prəˈfɛʃənəl/ か /prəˈfɛʃ(ə)nəl/ と表記される場合もあります。

  • アメリカ英語・イギリス英語ともに stress(強勢)は同じです。

  • よくある発音ミスとして「pro-」を「プロー」のように引き伸ばしたり、「-fessional」を「フェッショナル」とはっきり言わず曖昧に発音してしまうケースがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “proffesional” のように “-f-” を重ね過ぎたり、母音の“o”を忘れがち。

  2. 形容詞との混同: “He is a professional driver.”(形容詞+名詞)と “He is a professional.”(名詞)の使い分け。文脈で役割が変わる。

  3. 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、形容詞形などとの使い分けに注意。

  4. 試験対策: TOEICや英検などで「プロとしての態度」「専門家としての意見」を問う問題文に頻出。ビジネスでの使用頻度が高いため、商談シーンなどでの例文を意識して覚えると、文脈が捉えやすくなります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Pro”を見たら “プロ”としっかりイメージ: “professional” の先頭を “pro” と略せるので、「アマチュア」対「プロ」を思い浮かべると分かりやすい。

  • “fess” の部分は「宣言する」ニュアンス: 職業を宣言=専門家として身を立てているイメージ。

  • 語尾 “-al” は名詞と形容詞を行き来する: “profession + -al” で「職業の/専門家」と覚えると応用もしやすい。

  • 試験や実務で大事な単語: ビジネス文書で頻出なので、フレーズごとに暗記すると使い勝手がよくなります。

「professional」は、専門知識や技能をもち、責任感を持ってその分野で働く人を指す単語です。ぜひ、ビジネスシーンや日常会話で積極的に使ってみてください。

意味のイメージ
professional
意味(1)

職業人;(特に)専門職にたずさわる人

意味(2)

(また《話》pro)職業選手

復習用の問題

職業人;(特に)専門職にたずさわる人 / (また《話》pro)職業選手

A professional is painting the house.

職人がその家にペンキを塗っている。

英語 - 日本語

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