最終更新日
:2025/01/28
make
解説
1. 基本情報と概要
単語: make
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語 / 日本語)
- 英語: Refers to the brand or manufacturer of a product, especially in the context of cars or electronic devices (e.g., “the make of a car”).
- 日本語: (製品などの)メーカー、ブランド、製造元を表す名詞。たとえば車や携帯電話などの「ブランド」を指すときに使われます。日常会話では「What make is your car? (車のメーカーは何?)」のように使います。
「make」は日常会話でも使われますが、「ブランド」や「製造元」というニュアンスに焦点があるため、学習者には馴染みが薄いかもしれません。覚えておくと、車や機械、ガジェットなどについて話すときに役立ちます。
活用形
- 単数形: make
- 複数形: makes
他の品詞になったときの例
- 動詞(to make): “作る” “~させる” などの意味 (例: make a cake, make someone do something)
- 名詞形(今回の形): 製造元・ブランドという意味
- 過去形 / 過去分詞形(made): 動詞の形、形容詞的用法 (例: a handmade gift)
CEFRレベルの目安
- B2 (中上級): 新聞やネット記事、会話の微妙なニュアンスなどある程度理解できるレベル。自動車の話題や製品の説明など、やや専門的な場面でも自然に出てくる表現。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
- 「make」は短い単語のため、はっきりした接頭語・接尾語を持ちません。
- 語幹は “mak-” で、元々は動詞の “make”(作る)と同じ起源です。
他の単語との関連性(派生語・類縁語)
- maker (名詞):作り手、メーカー
- making (動名詞):作ること、製作
よく使われるコロケーション(関連フレーズ10選)
- the make of the car
(その車のメーカー) - same make and model
(同じメーカーとモデル) - different make
(異なるメーカー) - check the make
(メーカーを確認する) - phone make
(携帯電話のメーカー) - new make on the market
(新しく市場に出回ったメーカー) - reliable make
(信頼できるメーカー) - top-of-the-line make
(一流のメーカー) - unknown make
(聞いたことのないメーカー) - preferred make
(好みのメーカー)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「make」は古英語の「macian(作る)」から派生し、動詞としての意味「作る」「製造する」が長く使われてきました。名詞としては「作られたもの」→「製品の製造元」という流れで現在の用法が定着しています。
使用時の注意点・ニュアンス
- 「make」はフォーマル・カジュアルを問わず使えますが、主に製品や車のブランドを尋ねる場合に使います。会話でもビジネスでも幅広く見る表現ですが、ビジネス文書では「brand」や「manufacturer」と表現することも多いです。
- 「on the make」という句は「金もうけをたくらむ(ややネガティブ)」のイディオム表現ですが、名詞の「make」とは異なる用法なので注意しましょう。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞(countable noun)のため、「a make」「the make」「makes」といった形で使います。
- 製品や車について言及するとき、「the make of the X」のように所有を示す構文にもよく登場します。
- 例: “What’s the make of your laptop?”
- 例: “What’s the make of your laptop?”
- 口語では “What make is it?” と省略的に言う場面もあります。
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
- “What make is your phone? It looks really stylish.”
(あなたの携帯電話ってどこのメーカー?とてもおしゃれだね。) - “I prefer this make because it lasts longer.”
(このメーカーの方が長持ちするから好きなんだ。) - “Do you know the make of this TV? I want to buy the same one.”
(このテレビのメーカーがわかる?同じのを買いたいんだ。)
ビジネス (3例)
- “We should check the make and model before deciding on the purchase.”
(購入を決める前にメーカーとモデルをしっかり確認しておくべきです。) - “Could you provide the make of the machines you’re supplying?”
(提供いただく機器のメーカー名を教えていただけますか?) - “The client specifically requested a German make for quality assurance.”
(クライアントは品質保証のためドイツのメーカーを特に希望しています。)
学術的・専門的な文脈 (3例)
- “The study compared the energy efficiency across various makes of electric vehicles.”
(その研究はさまざまなメーカーの電気自動車間でエネルギー効率を比較しました。) - “Different makes of laboratory equipment can yield slight discrepancies in results.”
(実験装置のメーカーが異なると、結果にわずかな差が出ることがあります。) - “When specifying software compatibility, the make of the computer hardware is also crucial.”
(ソフトウェアの互換性を明示する際、コンピュータハードウェアのメーカーも重要です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- brand (ブランド)
- 意味: 企業や商品のブランド名
- 違い: 「ブランド」は一般的に使いやすい語で、ファッションや化粧品など広い分野で使われる。
- 意味: 企業や商品のブランド名
- manufacturer (メーカー / 製造業者)
- 意味: 製造会社を示す語
- 違い: より正式・ビジネス寄りなニュアンスが強い。
- 意味: 製造会社を示す語
反意語 (Antonyms)
- はっきりした「反意語」はありませんが、文脈として「anonymous (無名の)」や「unbranded (ブランド無しの)」などが対比として挙げられるかもしれません。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /meɪk/
- アメリカ英語もイギリス英語も基本的に同じ発音記号で表せます。
- 強勢は1音節しかないため、単語全体にあります。
- 「meik」とカタカナをイメージすると比較的近いですが、実際には口をやや横に引いて明るく発音します。
- “make” と “make(s)”(三人称単数形の動詞)は形が似ていて混同しがちですが、名詞か動詞か文脈に注意する必要があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「maek」のように母音を入れ替えてしまうミス。
- 同音異義語との混同: 特に同音語はありませんが、動詞 “make” と名詞 “make” を混同しないよう、文章中の役割に気をつけましょう。
- TOEICや英検でも、機械や工業系の話題で「the make of the device」などの表現が出てくる可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ものを作る」(動詞 make) → 作ったメーカー(名詞 make) と連想すると覚えやすいです。
- 車の話題でよく使われるため、車好きの人は“make and model”というフレーズを一緒に覚えると、イメージが残りやすいでしょう。
- 「どのメーカー?」と聞きたいときは「What make... ?」とシンプルに口に出して練習しておくと、スラスラ使えるようになります。
以上が、名詞としての “make” の詳細解説です。メーカーやブランドを表すときに便利な単語ですので、ぜひ会話や読解で意識して使ってみてください。
意味のイメージ
復習用の問題
英語 - 日本語
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