最終更新日
:2025/01/28
equal
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: equal
品詞: 動詞 (他に形容詞・名詞としても使われます)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- B2:ある程度幅広い文章や会話で使われる中上級レベルの単語。比較や対比を表す際にもよく登場。
意味(英語)
- to be the same in value, amount, or level as something else.
意味(日本語)
- 他のものと価値や量、程度などにおいて同じであること、または同じ程度に達することを表します。
- 例:「彼の記録に並ぶ」「〜と同等である」といったニュアンスで使われます。数値の比較や、成果などの比較にも使われます。
活用形
- 現在形: equal
- 過去形: equaled (イギリス英語では equalled とつづることもある)
- 過去分詞: equaled (同上)
- 現在分詞: equaling (同上で equalling)
他の品詞になる場合の例
- 形容詞: “equal” (例: “equal rights”:「平等な権利」)
- 名詞: “equal” (例: “We should treat everyone as equals.”:「私たちは皆を対等に扱うべきだ。」)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹 (root): “equ” – ラテン語で「同じ」という意味(例: equal, equation, equity などに共通)。
- 接尾語 (suffix): 特になし(「-al」は形容詞形である “equal” によく使われますが、語源的にはラテン語由来のまま “aequālis” が変化した形です)。
派生語・類縁語
- equation (名詞): 方程式
- equity (名詞): 公平、公正
- equitable (形容詞): 公平な
よく使われるコロケーション(10個)
- equal a record:記録に並ぶ
- equal someone’s achievement:誰かの業績に匹敵する
- equal the cost:費用と同じになる
- equal the amount:同じ金額になる
- equal the score:同点になる
- equal opportunity:機会が平等になる(形容詞用法でもよく出るフレーズ)
- equal footing:同じ立場・対等な立場
- equal measure:同じ程度の量
- equal performance:同等のパフォーマンスをする
- not equal to (a task/challenge):(仕事や課題に)対応できない / 力不足である
3. 語源とニュアンス
語源
- ラテン語の“aequālis”(同じ、等しい)から由来。フランス語を経て英語に取り入れられました。
ニュアンス
- “equal (動詞)”は「同一になる・匹敵する」の意味合いがあり、数値的な観点だけでなく、抽象的な成果や力量の比較でも用いられます。
- 口語・文語どちらでも使われますが、ややかしこまった響きもあるため、カジュアルな会話より書き言葉や少しフォーマルな場面で多用されることが多いです。
- 「〜に値する」「〜に相当する」などのニュアンスも含むため、「結果や実力が同等となる際に強調したい」というシーンで使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
- 他動詞 (transitive verb): 一般的に “A equals B” の形で「AはBに等しい」のように目的語を取ります。
- イディオム的用法:
- “not equal to the task”:「その仕事に見合わない・力不足」
- “one plus one equals two”:算数の基礎表現
- “not equal to the task”:「その仕事に見合わない・力不足」
- フォーマル/カジュアル:どちらでも使えるが、定義や数値の比較など、正確性が求められる文脈でよく使われる。
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
- “My cooking can’t equal my mom’s homemade meals.”
- 「私の料理は母の手料理にはかなわないよ。」
- “No party equals the fun we had last night!”
- 「昨夜ほど楽しいパーティーはないよ!」
- “Two hours of gaming equals my daily limit.”
- 「ゲームは1日2時間が私の限界だよ。」
ビジネス (3例)
- “Our sales this quarter equal those of last year’s peak.”
- 「今期の売上は昨年のピークと同じ水準に達しています。」
- “If we increase the budget, it should equal higher customer satisfaction.”
- 「予算を増やせば、顧客満足度も高まるはずです。」
- “The new strategy may equal substantial revenue growth.”
- 「新戦略はかなりの収益増につながるかもしれません。」
学術的(アカデミック) (3例)
- “In this context, ‘x + y = z’ indicates that x and y together equal z.”
- 「この文脈では、‘x + y = z’ は x と y を合わせると z と等しいことを示します。」
- “His accomplishments in the field equal those of the pioneers before him.”
- 「彼のこの分野での業績は、先人たちの業績に匹敵するものです。」
- “A rise in temperature does not necessarily equal an increase in pressure.”
- 「温度の上昇が必ずしも圧力の上昇に等しいわけではありません。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- match(〜に匹敵する)
- 例: “His skill matches that of seasoned professionals.”
- “equal”よりカジュアルに「合う」や「釣り合う」イメージが強い。
- 例: “His skill matches that of seasoned professionals.”
- equate(同一視する)
- 例: “Don’t equate happiness with money.”
- 「意味や本質として同類とみなす」ニュアンス。
- 例: “Don’t equate happiness with money.”
- be on par with(〜と同等である)
- 例: “Her English is on par with a native speaker.”
- ゴルフ由来の「標準・同水準」という表現。
- 例: “Her English is on par with a native speaker.”
反意語
- differ(異なる)
- 例: “Our findings differ significantly from the previous research.”
- 例: “Our findings differ significantly from the previous research.”
- fall short of(及ばない)
- 例: “Their performance fell short of what we had expected.”
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈiː.kwəl/
- アクセント: 最初の “e” (イー) に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはほとんどありませんが、アメリカ英語では語末の “l” をややはっきり発音し、イギリス英語ではやや曖昧になる傾向があります。
- よくある間違い: “-le” で終わらせてしまう (“equel” → “equle” など) スペリングミスが見られます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “equall” や “equel” など、 -al の部分でミスしやすい。
- 同音/類似綴りの混同: “equable” (落ち着いた、平静な) など近いスペリングの単語と混同しないように。
- 試験対策: 数学的表現(”1 plus 1 equals 2”)や、比較級の表現を扱う問題で頻出。TOEICや英検では「比較・対比」を表す問題の選択肢に出やすい。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ラテン語の “aequus” (平ら、同じ) をイメージ: “equal” は「平らで高低差がない」イメージから「同じ」「等しい」という意味へ伝わった。
- 数学とセットで覚える: “= (イコール記号)” から “equal (動詞)” へ結びつけ、自分が数値や実力を同じにするイメージを持つと覚えやすい。
- 単語カードに数式を書くテクニック: フラッシュカードに “1 + 1 = 2” や “A equals B” と書いて、視覚的に “=” の右側に「同じ」をイメージすると定着しやすい。
学習を進める際は、形容詞や名詞の “equal” との使い分けを意識すると、それぞれの用法が整理しやすいでしょう。比較・対比の文章や数学的な説明など、幅広い文脈で使われる便利な動詞です。是非、例文を音読して、自分の文脈にも当てはめながら練習してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
…‘に'等しい,匹敵する;(…の点で)…‘に'匹敵する《+名+in(as)+名》
復習用の問題
英語 - 日本語
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