最終更新日
:2025/01/28
butcher
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: butcher
品詞: 動詞 (ただし、名詞としても使われる)
英語での意味:
1) “to slaughter animals”: 動物を屠殺する
2) “to kill people in a very violent way”: 残酷に大量虐殺する
3) “to do something very badly or clumsily”: 仕事をひどく台無しにする日本語での意味:
1) 「(動物を)殺して解体する」
2) 「多くの人を残酷に殺す」
3) 「(何かを)ひどくしくじる、台無しにする」
「butcher」は、動物の肉を扱う場面だけでなく、「ひどい殺し方をする」「作品やパフォーマンスなどを台無しにしてしまう」というニュアンスでも使われます。日常会話から小説・報道まで、幅広い文脈で使われる単語です。
動詞の活用形
- 原形: butcher
- 三人称単数現在形: butchers
- 進行形 (現在分詞): butchering
- 過去形・過去分詞形: butchered
他の品詞形
- 名詞: butcher (肉屋・肉屋の店員)
例: “He works as a butcher.”
CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
肉の扱いに関連した専門用語的な意味合いもありますが、比喩的な使い方も知っておくと、上級学習者として自然な表現ができるようになります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語源となる語幹: 「bouch-」 (フランス語の「boucher」から派生)
- 接尾辞: -er (職業や動作を表すことが多い)
よく使われるコロケーション(例と日本語訳10個)
- butcher a pig(豚を屠殺する)
- butcher the pronunciation(発音をめちゃくちゃにする)
- butcher a performance(パフォーマンスを台無しにする)
- be butchered in cold blood(冷酷に殺される)
- butcher the lyrics(歌詞をひどく間違う)
- butcher the script(脚本を台無しにする)
- butcher thousands of people(何千人も虐殺する)
- butcher a chicken(鶏を屠殺・解体する)
- political regime butchers civilians(政権が民間人を虐殺する)
- completely butcher the dish(料理を台無しにする)
3. 語源とニュアンス
語源
- 古フランス語 “boucher”(山羊を扱う肉屋)から由来するとされています。
- 中英語でも “bocher” として使われ、そこから英語の “butcher” に変化しました。
ニュアンス・使用上の注意
- 暴力的ニュアンス: 「動物を屠殺する」「大量殺戮をする」という意味では、かなり残忍で暴力的な響きをもつ言葉です。
- 比喩的ニュアンス: 「何かを台無しにする」「ぶち壊す」の意でも使われ、必ずしも暴力的な意味だけではありません。
- 口語・文章: どちらでも使われますが、残酷さを強調するときやパフォーマンス批判などで用いられることが多いため、状況や対象を選ぶ必要があります。
- カジュアル/フォーマル: 大量殺戮を指す場合は報道・長文記事などフォーマルな場でも用いられますが、台無しにするという軽い意味ではカジュアル・口語的に使われる傾向が強いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 動詞: 他動詞として使われることが多いです。
例: “They butchered the animals.”(彼らは動物を屠殺した) - 目的語: 直接目的語に「屠殺する対象」や「台無しにするもの」が続きます。
例: “He butchered the assignment.”(彼はその課題を台無しにした) - 文脈次第で多様なアスペクトで用いられます。
- 進行形 (butchering): “He is butchering the speech right now.”
- 受動態 (be butchered): “Many people were butchered in the massacre.”
- 進行形 (butchering): “He is butchering the speech right now.”
イディオム・構文例
- “to butcher something beyond recognition”:「原形をとどめないほど台無しにする/解体する」という表現。
- “like a butcher’s knife”: 直接のイディオムではありませんが、“butcher’s knife” は「大型の包丁」。
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
- “You totally butchered that song!”
→「その歌を完全に台無しにしちゃったね!」 - “I tried to grill the steak but ended up butchering it.”
→「ステーキを焼こうとしたんだけど、結局台無しにしちゃったよ。」 - “Don’t let him near the mic; he’ll butcher the whole show!”
→「彼をマイクに近づけたら、ショーをめちゃくちゃにしちゃうよ!」
ビジネス (ややフォーマル)
- “The new manager butchered the project timeline, causing major delays.”
→「新しいマネージャーがプロジェクトのスケジュールをめちゃくちゃにして、大幅な遅れを招きました。」 - “If we butcher the presentation, we risk losing the client.”
→「プレゼンを台無しにすると、顧客を失うリスクがあります。」 - “The team needs to be careful not to butcher the brand’s reputation with poor quality.”
→「低品質でブランドイメージを台無しにしないよう、チームは注意する必要があります。」
学術的・報道 (フォーマル)
- “The historical records indicate that the invading army butchered thousands of civilians.”
→「歴史的記録によると、侵略軍が何千人もの市民を虐殺したことが示されています。」 - “Researchers examine how certain regimes butchered entire ethnic groups under oppressive policies.”
→「研究者たちは、ある政権が抑圧政策のもとでどのように特定民族群を虐殺したかを調査しています。」 - “The author claims that critics butchered his work by misrepresenting its main arguments.”
→「著者は、批評家たちが主要な論点を誤解して著作を台無しにしたと主張しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- slaughter(虐殺する/屠殺する)
- “slaughter” は動物や人を大量に殺すニュアンスが強く、ややフォーマルです。
- “slaughter” は動物や人を大量に殺すニュアンスが強く、ややフォーマルです。
- massacre(大量殺戮する)
- 大量の人を殺すことを強調する語で、歴史的・報道文脈でよく使われます。
- 大量の人を殺すことを強調する語で、歴史的・報道文脈でよく使われます。
- ruin(台無しにする)
- “ruin” は「何かを徐々にダメにする」ニュアンスで、暴力的意味はありません。
- “ruin” は「何かを徐々にダメにする」ニュアンスで、暴力的意味はありません。
- spoil(~を台無しにする)
- “spoil” は「料理」や「計画」をだめにしてしまう軽めのニュアンス。
- “spoil” は「料理」や「計画」をだめにしてしまう軽めのニュアンス。
反意語 (Antonyms)
- preserve(保存する)
- protect(守る)
- fix / mend(修正する/直す)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈbʊtʃ.ər/
- イギリス英語: /ˈbʊtʃ.ə/
- アメリカ英語: /ˈbʊtʃ.ər/
- 強勢 (アクセント): 第1音節 “bu” にアクセントが来ます。
- よくある発音の間違い:
- “buttcher” のように “t” を二重に入れすぎたり
- /uː/ と /ʊ/ を混同して /ˈbuːtʃ.ər/ と発音してしまうことがあります。
- “buttcher” のように “t” を二重に入れすぎたり
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “butcher” を “butcher” 以外 (たとえば “butchur” など) と書いてしまうこと。
- 同音異義語混同: 似た単語はあまりありませんが、“pitcher (投手/ピッチャー)” “picture (絵・写真)” と混同しないように注意。
- 比喩表現の使い方: 「台無しにする」の意味で使用するときは文脈に注意。暴力的意味に誤解される可能性があります。
- 試験対策: TOEICや英検では、比喩的な用法(台無しにする)あるいは大量殺戮の文脈で出ることがあります。必ず文脈を読んで意味を判断してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 肉屋さんが包丁で“ぶった切る”シーンを想像すると暗い印象が強いかもしれませんが、そこから転じて「何かをめちゃくちゃに壊す・台無しにする」という連想がしやすいです。
- 覚え方のコツ:
- “butcher” を「ブッチャーさん(プロレスラー)が相手をめちゃくちゃにする」というイメージで覚える方もいます。
- スペリングの “tch” の部分に注意すると覚えやすいです。
- “butcher” を「ブッチャーさん(プロレスラー)が相手をめちゃくちゃにする」というイメージで覚える方もいます。
- 勉強テクニック:
- 肉屋(butcher)のイメージをまず定着させ、そこから比喩的意味も連想して覚える。
- リスニングでは最初の「ブッ」という音を強調して聞くようにするとよいでしょう。
- 肉屋(butcher)のイメージをまず定着させ、そこから比喩的意味も連想して覚える。
以上が動詞 “butcher” の詳細解説です。残酷さを表現する厳しい単語の一方で、日常生活でも「台無しにしちゃった!」という軽ぎみの表現に使えるのが大きな特徴です。文脈をしっかり見極めて正しく使ってみてください。
意味(1)
〈動物〉'を'屠殺する
意味(2)
〈人〉'を'虐殺する
意味(3)
〈仕事など〉'を'だいなしにする
復習用の問題
英語 - 日本語
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