tire
1. 基本情報と概要
単語: tire
品詞: 名詞 (ただし動詞として「疲れさせる」「疲れる」という意味でも使われます)
意味(英語): a rubber covering that fits around a wheel
意味(日本語): 車などのホイールを覆うゴム製の部分(いわゆる「タイヤ」)
説明: 車や自転車、バイクなどの車輪に取り付けるゴム製パーツを指します。パンクや交換に関する話題でよく登場する日常的な単語です。
活用形の例(名詞としては複数形のみ)
- 単数形: tire
- 複数形: tires
他の品詞になった時の例(動詞)
- 動詞: tire → 「疲れる、うんざりさせる」の意味を持ちます。
- 例:I always tire easily after a long day at work. (一日中働いた後はすぐに疲れてしまいます)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 車や日常生活での会話にも使われる単語ですが、実用的な会話になるため、A1・A2より少し進んだレベルで頻出します。
2. 語構成と詳細な意味
英語のスペルはアメリカ英語で tire
、イギリス英語では tyre
と書かれることが多いです。
- 接頭語: なし
- 語幹: tire
- 接尾語: なし
派生語や類縁語
- アメリカ英語: tire
- イギリス英語: tyre
- 動詞: tire(「疲れさせる」「飽きさせる」など)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- flat tire(パンクしたタイヤ)
- spare tire(スペアタイヤ)
- change a tire(タイヤを交換する)
- tire pressure(タイヤの空気圧)
- tire tread(タイヤの溝)
- winter tires(スタッドレスタイヤ・冬用タイヤ)
- tire rotation(タイヤのローテーション)
- tire shop(タイヤ販売店/タイヤ交換ショップ)
- tire chain(タイヤチェーン)
- blowout tire(バーストしたタイヤ/破裂タイヤ)
3. 語源とニュアンス
語源: もともと「車輪の外周(外装)」を指す言葉として17世紀ごろから使われました。古語で「囲む」という意味の“attire”から派生したと言われ、本来は「ホイールを包む(装う)」という発想から来ています。
ニュアンス: 「タイヤ」としての意味は非常に実用的で、日常会話の中で車や自転車、ロードサービス、パンクなどのシーンで使います。特別な感情的な響きは少なく、比較的カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。文章でも口語でも違和感なく使える言葉です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(可算名詞): 普通は可算名詞として扱い、a tire / tires と表記します。
- 使用場面:
- 日常会話(車の話題、自転車の話題)
- ビジネス(自動車産業、保険、運送)
- 学術(工学・機械工学などでタイヤ構造の話題)
- 日常会話(車の話題、自転車の話題)
イディオム/構文の例
- “kick the tires” → 直訳は「タイヤを蹴る」ですが、「実地検分をする/試しに使ってみる」の意味でビジネスや会話にも登場します。
5. 実例と例文
① 日常会話での例文(3つ)
I got a flat tire on my way to work this morning.
(今朝、仕事に行く途中でパンクしたよ。)Do you know how to change a tire?
(タイヤの交換の仕方はわかる?)Make sure to check your tire pressure before a long trip.
(長距離旅行に行く前にタイヤの空気圧を確認してね。)
② ビジネスシーンでの例文(3つ)
Our company specializes in designing eco-friendly tires.
(当社は環境に優しいタイヤの設計を専門としています。)We plan to offer free tire rotation services to all employees.
(全従業員に無料のタイヤローテーションサービスを提供する予定です。)Could you send us the latest pricing list for commercial truck tires?
(業務用トラック用タイヤの最新価格表を送ってもらえますか?)
③ 学術・専門的な文脈での例文(3つ)
The study shows that tire tread design significantly affects fuel efficiency.
(その研究によると、タイヤのトレッドデザインが燃費に大きく影響を及ぼすことがわかった。)In mechanical engineering, tire composition is crucial for vehicle safety.
(機械工学において、タイヤの材質は車両の安全性にとって極めて重要です。)Researchers developed a new tire model to reduce road noise in urban areas.
(研究者たちは、都市部での走行時の騒音を抑える新しいタイヤモデルを開発しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- tyre (イギリス英語): スペリングが異なるだけで、意味は同じ。
- wheel (車輪): 厳密にはタイヤの内側のホイール部分を指すため、同じではありませんが関連がある語としてしばしばセットで登場します。
- tyre (イギリス英語): スペリングが異なるだけで、意味は同じ。
反意語
- 特に明確な反意語はありません。「タイヤ」の対義語という概念自体があまり存在しません。
- 特に明確な反意語はありません。「タイヤ」の対義語という概念自体があまり存在しません。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /taɪər/ または /taɪr/
- アメリカ英語の発音: [タイ(ヤ)ァ] / [タイァ](/taɪər/)
- イギリス英語の発音: [タイ(ヤ)] / [taɪə/]
- 強勢(アクセント): “tire” は一音節の単語のため、単純に /taɪr/ でOKです。ただし地域によって /taɪər/ のように二重母音気味に発音する場合があります。
- よくある間違い: “tyre” と “tire” を混同することがありますが、アメリカ英語かイギリス英語かで使い分けするだけです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: アメリカ英語では “tire”、イギリス英語では “tyre” と綴る点に注意。
- 同音異義語との混同: “tire” (名詞: タイヤ) と “tire” (動詞: 疲れさせる) が同綴り・同音ですが、全く別の意味です。文脈で判断しましょう。
- 試験対策: TOEIC、英検などのテストでは、主にリスニングや読解の中で関連語(flat tireやspare tire)として出題されることがあります。スペルの違いや文脈でしっかり区別できるようにしておくのが大切です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 車の「足回り」を支える重要パーツ。
- 覚え方: 「タイヤの発音は『タイヤ』に近く、アメリカンなら “tire”!」と繰り返し発音して慣れましょう。
- 勉強テク: 類似するスペルとして “fire” や “wire” といった単語も、/aɪr/ の発音で覚えておくと混同しにくくなります。
- ストーリー: 「旅に出る前に tire をチェックしないと旅(t-ravel)に疲れて(to tire / exhausted)しまう!」と語呂合わせで記憶に残すのも手です。
以上が「tire(名詞)」の詳細な解説です。タイヤ交換や燃費、パンクなど、日常からビジネス、専門領域まで意外と出番の多い単語なので、ぜひ覚えて活用してください。

(車の)タイヤ
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