supportive
1. 基本情報と概要
単語: supportive
品詞: 形容詞 (adjective)
意味 (英語): giving help or encouragement to someone
意味 (日本語): 人を支援したり、励ましたりする、心の支えになってくれる、というニュアンスの単語です。誰かを後押ししてあげるときに使われます。
「supportive」という形容詞は、相手の行動や気持ち、考えをサポート(支援)し、応援する態度や特性を表すときに使われます。「励ましてくれる」「寄り添ってくれる」という感じのポジティブなニュアンスを持ちます。
活用形: 形容詞なので、追加の人称変化や時制による変化はありません。比較級や最上級を作る場合は “more supportive”, “most supportive” となります。
関連する他の品詞例
- support (名詞): 「支え」「支援」
- support (動詞): 「支える」「援助する」
- supporter (名詞): 「支持者」「支援者」
- supportive (形容詞): 今回のテーマ
- supportively (副詞): 「サポートするように」「支援的に」
CEFRレベル: B2(中上級)
- “support” 自体はB1レベル程度でもよく見かけますが、形容詞の“supportive”はもう少し理解語彙が広がってくるB2レベルあたりで扱うことが多い印象です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- support(支える、助ける) + -ive(形容詞を作る接尾辞)
「助ける」という意味の“support”に、形容詞化する“-ive”が付いて、「支援的な、他者を後押しするような」という意味を形成しています。
関連語・派生語
- supporter: 支援者、支持者
- supportability: 支援できる能力(やや専門的)
- supportive environment: 「協力体制の整った環境」「お互いを助け合う環境」
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- supportive environment(サポートし合う環境)
- supportive relationship(お互いを支える関係)
- supportive friend(頼りになる友人)
- highly supportive(非常に支援的)
- supportive partner(力になってくれるパートナー)
- supportive role(支援的な役割)
- emotionally supportive(感情面を支える)
- supportive feedback(前向きに支援してくれるフィードバック)
- supportive approach(支援的なアプローチ)
- supportive measure(サポートするための措置)
3. 語源とニュアンス
語源
- “support” はラテン語の “supportare”(下から支える、持ち上げる)に由来し、古フランス語を経て英語に取り入れられました。
- “supportive” は “support” に形容詞化の接尾辞 “-ive” をつけることで「支援的な」「助けになってくれる」という意味を表しています。
ニュアンス・使用上の注意
- ポジティブな雰囲気を出す言葉で、主に相手を励ましたり、支えたりするときに使われます。
- フォーマル・カジュアルどちらでも使えますが、人間関係の場面(家族や友人、同僚など)からビジネス文書まで幅広く使われます。
- 「親切」「優しい」よりももう少し「相手の目標や気持ちを後押しする」積極的なニュアンスが強いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞なので、名詞を修飾したり、補語として使ったりします。
例) She is supportive. / He has a supportive attitude. - 可算・不可算の区別は必要ありません(形容詞のため)。
- “support” が動詞になるときは、他動詞として「~を支援する」「応援する」という使われ方をします。
- フォーマルさはそこまで高くありませんが、ビジネスや公的な場面でも違和感なく使えます。
一般的な構文やイディオム
- be supportive of + 人/事: 「〜を支援している」
- She has always been supportive of her colleagues.
- She has always been supportive of her colleagues.
- in a supportive manner: 「支援する態度で」
- They provided feedback in a supportive manner.
5. 実例と例文
下記に日常会話、ビジネス、学術的な文脈での使用例を提示します。
日常会話での例文
“My sister was really supportive when I lost my job.”
- (日本語)「仕事を失ったとき、姉(妹)は本当に力になってくれたんだ。」
“I appreciate how supportive you’ve been during my recovery.”
- (日本語)「リハビリ中、あなたがどれだけサポートしてくれたか本当に感謝してるよ。」
“Having a supportive friend group makes all the difference.”
- (日本語)「支えてくれる友達がいるって、やっぱりすごく大きいよね。」
ビジネスシーンでの例文
“Our manager is very supportive of new ideas and encourages us to take risks.”
- (日本語)「私たちの上司は新しいアイデアにとても協力的で、リスクをとることを推奨してくれます。」
“It’s important to create a supportive environment within the team to boost productivity.”
- (日本語)「チーム内で生産性を高めるには、協力体制のある環境を作ることが大切です。」
“Thanks to our supportive colleagues, the project was completed ahead of schedule.”
- (日本語)「協力的な同僚のおかげで、プロジェクトは予定より早く完了しました。」
学術的・専門的な文脈での例文
“The findings suggest that a supportive family environment significantly reduces stress among students.”
- (日本語)「その研究結果によると、学生のストレスは、支援的な家庭環境によって大きく軽減されることが示唆されています。」
“Supportive leadership styles have been linked to higher job satisfaction and retention rates.”
- (日本語)「支援的なリーダーシップスタイルは、仕事の満足度や離職率の低減に関係があることがわかっています。」
“In a supportive therapy setting, patients are more likely to share their concerns openly.”
- (日本語)「支援的な治療環境では、患者はより率直に悩みを打ち明けやすくなります。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- helpful (助けになる)
- 「状況に役立つ・助けてくれる」というニュアンス。単に「役に立つ」という意味合いが強い。
- 「状況に役立つ・助けてくれる」というニュアンス。単に「役に立つ」という意味合いが強い。
- encouraging (励みになる)
- 「励ましてくれる」という点が強調される。
- 「励ましてくれる」という点が強調される。
- understanding (理解がある)
- 「相手の立場を理解してくれる」ニュアンスが強い。
- 「相手の立場を理解してくれる」ニュアンスが強い。
supportiveはこれらの意味をある程度含みつつ、「具体的な助力や支援をしてくれる」というイメージが強めです。
反意語 (Antonyms)
- unsupportive (非協力的、サポートしてくれない)
- critical (批判的)
- unhelpful (役に立たない)
これらの単語は、支えや助けにならない、むしろ厳しい・批判的という意味を持ちます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA)
- イギリス英語: /səˈpɔː.tɪv/
- アメリカ英語: /səˈpɔːr.t̬ɪv/
- イギリス英語: /səˈpɔː.tɪv/
- アクセントの位置: 「-por-」の部分 (第二音節) に強勢があります。
- よくある発音の間違い: “u” の音を強く発音しすぎて “su-pportive” にならないように注意しましょう。
- イギリス英語では “t” の音がはっきりと聞こえ、アメリカ英語では “t” の部分が [d] に近い音に変化することがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: ときどき “supporative” と書いてしまう例がありますが、正しくは “supportive” です。
- 同音異義語: とくに “support” に由来する語の中で同音になりやすい語はありませんが、発音に気をつけましょう。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、「協力的な態度」「支援体制」などを表す際に使われる単語です。文脈上、「helpful」との違いを問う問題などで登場する場合があります。しっかりと例文を覚えておくと便利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 語根のイメージ: “support” = 下から支える → “supportive” = 人を下から優しく支えてくれるイメージ
- 短いフレーズで覚える: “A supportive friend always has your back.”(サポートしてくれる友人はいつも味方)
- スペルのポイント: “support” + “ive” → 末尾の “t” と “i” を混同しないように注意。
「supportive」は、人間関係や職場、学術分野など幅広く活躍する形容詞です。相手を思いやる気持ちを表現したいときに、ぜひ積極的に使ってみてください。
支える;維持する;扶養する
復習用の問題
私はいつも友達の夢や目標を支えています。
I am always supportive of my friends' dreams and goals.
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