organized
1. 基本情報と概要
単語: organized
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): Having a systematic arrangement or structure; being well-structured and efficient.
意味(日本語): きちんと整理されている、体系立てられている、効率的にまとめられている。
「organized」は物事を整然と配置してスムーズに進行できるような状態を表す単語です。普段の生活やビジネスシーンで、「ちゃんと整理整頓されている」「秩序立てて、物事を進められる」といったニュアンスがあります。
活用形:
形容詞のため、基本的に「organized」自体がそのまま使われます。比較級・最上級が必要な場合は、
- more organized / most organized
ですが、日常的には「より organized」という表現は形容詞の比較級としてよく使われます。
他の品詞例:
- 動詞: organize (例: I need to organize my desk.)
- 名詞: organization (例: This organization focuses on environmental issues.)
- 名詞: organizer (例: She is the main organizer of the event.)
CEFRレベル: B2 (中上級)
「organize」自体はB1〜B2くらいで学習する単語ですが、派生した形容詞「organized」は、会話や文章でも比較的使いやすい単語です。とはいえ、きちんとした場面でもカジュアルな会話でも幅広く使われる単語で、文脈や場面に合わせられるのがB2レベルの目安と言えます。
2. 語構成と詳細な意味
organize (動詞) + -ed (形容詞化の接尾語)
- 「organize」は「まとめる、整理する、組織化する」という意味を持ちます。
- 「-ed」が付いて「organized」になると、「整理された、きちんとした」という形容詞になります。
- 「organize」は「まとめる、整理する、組織化する」という意味を持ちます。
派生語や関連語
- organize (動詞): 組織する、整理する
- organization (名詞): 組織、団体、構造
- organizer (名詞): 企画者、整理する人・道具
- reorganize (動詞): 再編成する
- disorganized (形容詞): 整理されていない、混乱している
- organize (動詞): 組織する、整理する
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ (10個)
- well-organized plan(よく整理された計画)
- highly organized system(高度に体系化されたシステム)
- organized schedule(きちんと組まれたスケジュール)
- stay organized(整理整頓を保つ)
- keep things organized(物事を整理しておく)
- organized approach(整理されたアプローチ・取り組み)
- be organized in mind(頭の中が整理されている)
- organized workspace(整頓された作業スペース)
- organized filing system(整理されたファイルシステム)
- organized crime(組織犯罪)← 慣用的に使われる表現
- well-organized plan(よく整理された計画)
3. 語源とニュアンス
語源:
「organize」は古フランス語の“organiser”から来ており、さらにラテン語の“organum”(道具、器官)に由来しています。もともと「道具や要素をきちんとまとめる」という意味合いを持っていました。使われ方のニュアンス:
「organized」は、ポジティブな意味合いで使われることが多く、物事を整然とまとめる能力や状態を示します。一方で「organized crime(組織犯罪)」のようにネガティブな分野でも「体系立っている」ことを表すので、文脈次第では厳密に「良い・悪い」を表すわけではなく、「秩序立っている」こと自体を示すものと言えます。口語/文章/カジュアル/フォーマル:
- 日常会話(カジュアル)でも「I’m trying to be more organized.」のように普通に使われます。
- ビジネスやフォーマルな文章でも「She is very organized and detail-oriented.」のように問題なく使用できます。
- 日常会話(カジュアル)でも「I’m trying to be more organized.」のように普通に使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
- be + organized
- 例: I want to be more organized.
(もっと整理上手になりたい。)
- 例: I want to be more organized.
- get + organized
- 例: Let’s get organized before we start the project.
(プロジェクトを開始する前に整理整頓しよう。)
- 例: Let’s get organized before we start the project.
- be + organized
イディオムや頻出表現
- “get your act together” (別の言い回しとして「ちゃんとしなさい」「きちんとしよう」)
- organized そのものがイディオムと言えるものは少ないですが、「get organized」は「整理整頓を始める」という意味合いに近いイメージで使われます。
- “get your act together” (別の言い回しとして「ちゃんとしなさい」「きちんとしよう」)
可算・不可算や自動詞・他動詞の区別
- 「organized」は形容詞なので可算・不可算の区別はありません。
- もともとの動詞「organize」は他動詞なので「organize something」の形で「何かを整理する・企画する」と使われることが多いです。
- 「organized」は形容詞なので可算・不可算の区別はありません。
5. 実例と例文
① 日常会話での使用例
“I need to be more organized with my room; it’s always a mess.”
- (自分の部屋をもっと整理整頓しないと。いつも散らかってるんだ。)
- (自分の部屋をもっと整理整頓しないと。いつも散らかってるんだ。)
“She’s so organized that she color-codes all her files.”
- (彼女はとても整理上手で、全てのファイルを色分けしているよ。)
- (彼女はとても整理上手で、全てのファイルを色分けしているよ。)
“I love how organized you are. Can you help me sort my bookshelf?”
- (あなたがどれだけ整理が上手か大好き。私の本棚の整理を手伝ってくれない?)
② ビジネスシーンでの使用例
“Our manager is extremely organized and keeps track of every deadline.”
- (私たちのマネージャーは非常に整理が行き届いていて、すべての締め切りを把握している。)
- (私たちのマネージャーは非常に整理が行き届いていて、すべての締め切りを把握している。)
“To succeed in this role, you need to be organized and detail-oriented.”
- (この役職で成功するためには、整理整頓と細部への注意が必要です。)
- (この役職で成功するためには、整理整頓と細部への注意が必要です。)
“An organized schedule helps everyone stay productive.”
- (きちんとしたスケジュールによって、皆が生産的に働けます。)
③ 学術的・フォーマルな文脈での使用例
“The research findings were presented in a highly organized manner.”
- (研究の結果は非常に体系的に発表された。)
- (研究の結果は非常に体系的に発表された。)
“An organized methodology is crucial for reliable experimental outcomes.”
- (信頼できる実験結果を得るには、整理された方法論が不可欠である。)
- (信頼できる実験結果を得るには、整理された方法論が不可欠である。)
“The conference proceedings were organized according to topic and theme.”
- (学会の講演録はトピックとテーマに沿って整理されていた。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- systematic(体系的な)
- methodical(方法論的な、秩序だった)
- tidy(きちんと片付いた)
- neat(きちんと整った、こぎれいな)
- structured(構造化された)
- systematic(体系的な)
反意語 (Antonyms)
- disorganized(整理されていない)
- messy(散らかった)
- chaotic(混沌とした)
- disorganized(整理されていない)
使い方の違い:
- 「systematic」や「methodical」はより「方法論」や「仕組みがしっかりしている」イメージを強調します。
- 「tidy」や「neat」はより視覚的にきれいな印象を与え、「organized」よりも部屋の片付けなど限定的な状況で使われることが多いです。
- 反意語は「まったく整っていない」状態であり、整理整頓と正反対のイメージになります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈɔːrɡənaɪzd/ (アメリカ英語), /ˈɔːɡənaɪzd/ (イギリス英語)
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、アメリカ英語では /r/ の音が強めに発音されます。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、アメリカ英語では /r/ の音が強めに発音されます。
- 強勢 (アクセント): “or-GA-nized” の “GA” の部分に強勢があります。
- よくある発音ミス:
- 語末の “-d” が弱くなりすぎて聞こえないことがあります。はっきりと発音すると伝わりやすいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「organized」を「orginazed」のように間違えるケースがあります。元の動詞 “organize” のスペルをきちんと覚えておけばミスを防げます。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、「organization」と書くときに “s” と “z” の混同が起こりやすいので要注意です。
- 英国式/米国式の違い: イギリス英語では「organised」とつづることも一般的です。TOEICや英検では、とくにアメリカ式・イギリス式が混在していても問題にならないことが多いですが、書く場合は統一するよう意識しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「organize」の「organ」は「オルガン(楽器)」ともつながりがあり、パイプが整然と並んでいるイメージを思い浮かべると「秩序立って並んでいる」感じで覚えやすいかもしれません。
- 「organized」は「organize」が「-ed」で形容詞になった形、と把握しておけば、動詞から派生したものだとわかりやすいです。
- 勉強テクニックとして、机の上やデスクトップをこまめに‘organize’して常に‘organized’な状態に保つ、と日常で意識すると、単語も自然と身につきます。
以上が “organized” の詳細な解説です。物事を整理する・体系化するというポジティブなニュアンスを持つことが多く、日常からフォーマルまで幅広く使える便利な形容詞です。ぜひ、日常生活やビジネスシーンで活用してみてください。
(労働者が)組織化された
組織された
復習用の問題
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