最終更新日 :2025/01/27

optional

形容詞

選択の,任意の,随意の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: optional

品詞: 形容詞 (adjective)

活用形: 原形 “optional” のみ(比較級や最上級は通常ありません)

他の品詞形: 名詞 “option” (選択肢)、副詞 “optionally” (任意に)

意味 (英語): not required; left to personal choice

意味 (日本語): 必須ではなく、個人の自由に任せられた、選択可能な

「optional」は「それをしてもしなくてもよい」「強制ではない」という場面で使われる表現です。日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われ、主に「任意の」「選択制の」「自由意思にゆだねられた」というニュアンスを持ちます。

CEFRレベル目安: B2(中上級)

・日常会話以上に、ビジネスやアカデミックな文章でも見かける単語です。

・B2レベルは、ある程度複雑な文や内容を理解できる人向けです。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “opt”


    • 「選ぶ」「選択する」という意味を持ちます。


  • 接尾語: “-ional”


    • 「~に関する」「~としての」など、形容詞を作る機能を持ちます。


派生語や関連語


  • option (名詞): 選択・選択肢

  • optionally (副詞): 任意に

  • opt (動詞): 選択する

よく使われるコロケーション(共起表現)


  1. optional extra ─ 追加オプション

  2. optional subject ─ 選択科目

  3. entirely optional ─ 完全に任意で

  4. optional feature ─ 任意機能/任意の特長

  5. optional requirement ─ 任意要件

  6. make something optional ─ 何かを任意にする

  7. optional assignment ─ 任意の課題

  8. optional add-on ─ 任意の追加オプション

  9. optional module ─ 選択式モジュール

  10. optional upgrade ─ 任意のアップグレード


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “optare”(選ぶ)に由来し、そこからフランス語を経て英語の “option” が生まれ、「選択権」「選択肢」を表すようになりました。

  • 歴史的に: 「選択肢を与える」、「自由意思で決める」といった意味合いで使われてきた言葉です。

  • ニュアンス: 「必須ではないが、やってもいい」という「柔らかい選択の自由」があるニュアンスを持ちます。

  • 使用時の注意点:


    • 「optional」はフォーマル・カジュアルどちらでも使えます。

    • ただし「必須」と対比させる文脈で用いられることが多いため、「強制力がない」場合に使用されます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 位置: 形容詞のため、名詞を修飾する位置に置かれることが多いです。


    • 例) “This course is optional.”(このコースは任意です)

    • 例) “An optional seminar can be taken anytime.”(任意のセミナーはいつでも受講できます)


  • 可算/不可算: 形容詞のため、名詞の可算・不可算の概念は直接ありません。

  • フォーマル/カジュアル: 両方の文脈で使えますが、書面や規則を示すフォーマルな場面で頻度が高いです。

一般的な構文やイディオム


  • “It is optional to …” = 「~するのは任意です」

  • “(Something) is optional.” = 「(何か)は選択制です」


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “You can join us for dinner, but it’s completely optional.”


    • (夕食に参加してもいいけど、完全に任意だよ)


  2. “Wearing a tie is optional at this party.”


    • (このパーティーではネクタイは任意だよ)


  3. “Going to the gym on Sunday is optional, so you can take a rest if you want.”


    • (日曜日にジムに行くのは任意だから、休みたければそうしていいよ)


(2) ビジネスでの例文


  1. “Attending the meeting is optional if you’ve already read the report.”


    • (報告書をすでに読んでいるなら、会議への参加は任意です)


  2. “This training session is optional, but highly recommended.”


    • (この研修は任意参加ですが、強く推奨されています)


  3. “The client requested optional features for the software upgrade.”


    • (クライアントはソフトウェアのアップグレードに任意の機能を求めました)


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Some chapters in the textbook are optional reading.”


    • (教科書の一部の章は任意の読み物です)


  2. “The laboratory session is optional, but it provides valuable hands-on experience.”


    • (実験のセッションは任意ですが、有益な実践経験が得られます)


  3. “Participation in this online forum is optional for the course credit.”


    • (コース単位に関しては、このオンラインフォーラムへの参加は任意です)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. voluntary (自発的な)


    • 「本人の意思による」という意味で類似。社会活動や慈善活動などでよく使われる。


  2. elective (選択制の)


    • 大学の科目など、コース名で「選択科目」として頻出。academicな場面で使う。


  3. discretionary (裁量のある)


    • 金銭関連やビジネス文書などで使われ、「判断の余地がある」というニュアンスが強い。


反意語


  1. mandatory (必須の)

  2. compulsory (義務的な)

  3. required (必要とされる/必修の)

これらの反意語は「やらなければならない」ニュアンスが明確に込められています。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA


  • イギリス英語: /ˈɒp.ʃən.əl/

  • アメリカ英語: /ˈɑːp.ʃən.əl/

強勢: 「op-」の部分(最初の音節)にアクセントがきます。

よくある発音ミス:


  • /ɒ/ と /ɑː/ の違いを混同。

  • “op” の子音 + 母音がはっきり発音されずに「オプチョナル」と曖昧になってしまうこと。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “option*al*” の “al” を “ol” や “el” にしてしまうケース。

  • 同音異義語との混同: 類似する語はあまりありませんが、“often” などと誤って聞き間違えることはあるかもしれません。

  • 試験対策: TOEICや英検などで、「必須か任意か」を問う設問や説明文に出てきたり、契約書・ガイドラインの読解問題で出題される場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “option” を思い出そう: 「選択肢」を意味する “option” がベースにある → “optional” は「選択権がある」「任意」というイメージ。

  • 「オプション」という日本語外来語があるので、そこから「任意」「選択制」という意味を思い出しやすい。

  • 「mandatory」とペアで覚える: 「mandatory(必須)かoptional(任意)か」でセットで覚えると使い分けがしやすい。

  • スペル上のポイント: -tion (発音 /ʃən/) から –al になるときに “opt + ion + al” の並びを意識。

以上が “optional” の詳細な解説です。ぜひ、いろいろな文脈で「オプション(任意)」と対比させながら活用してみてください。

意味のイメージ
optional
意味(1)

選択の,任意の,随意の

復習用の問題

選択の,任意の,随意の

An air conditioner is available as an optional extra.

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