experienced
以下では、形容詞 “experienced” を、学習者向けに詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英単語: experienced
品詞: 形容詞 (adjective)
意味 (英語): having knowledge or skill in a particular field, gained through practice or time
意味 (日本語): 経験を積んでいる、熟練した
「experienced」は「豊富な経験を持っていて、慣れている」というニュアンスを表す形容詞です。特定の分野での技術や知識があることを強調したいときに使います。
活用形
- 形容詞なので、動詞のように時制変化はありません。
- 比較級や最上級で用いる場合は、副詞 “more” や “most” をつけて “more experienced” / “most experienced” の形を使います。
他の品詞への派生
- 「experience」(名詞): 経験
- 「to experience」(動詞): 経験する、体験する
- 「inexperienced」(形容詞): 経験不足の
難易度 (CEFR レベル目安)
- B2: 中上級
- 日常的には頻出し、ビジネスや学問の文脈でもよく登場する表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 語幹: “experience” (経験)
- 接尾語: “-ed” (形容詞化、または動詞の過去形・過去分詞形を作る)
関連語・派生語
- experienced (形容詞)
- experience (動詞・名詞)
- inexperienced (形容詞)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- experienced teacher (経験豊富な教師)
- experienced professional (経験豊富な専門家)
- experienced driver (ベテランの運転手)
- experienced candidate (職務経験の豊富な候補者)
- highly experienced (非常に経験豊富な)
- become experienced in ~ (~で経験を積む / 熟練する)
- gain experienced staff (熟練スタッフを獲得する)
- experienced in handling challenges (課題への対処に慣れている)
- experienced workforce (経験豊富な労働力)
- experienced judgment (経験に基づいた判断)
3. 語源とニュアンス
“experienced” はラテン語の “experientia” (経験) に由来する “experience” に、「-ed」を付けて形容詞化したものです。
歴史的には「実際に経験を通して得た知識や技術を持つ」という意味合いがあり、現在でも「長年の実績や技能がある」というポジティブなイメージが強い単語です。
- ニュアンス・使用時の注意
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。
- ビジネスやアカデミックな場面では特にフォーマルな文脈でよく登場する単語です。
- 人物に対して使うと「信頼できる」「安心感がある」というプラスの評価を与える場合が多いです。
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞として使用するときは、人や物などを説明します。
例: “He is very experienced in software development.” - 「be experienced in / with / at + 名詞(または動名詞)」の構文が一般的です。
- 例: “She is experienced in data analysis.”
- 例: “She is experienced in data analysis.”
- 可算・不可算の区別は名詞 “experience” においてはありますが、形容詞 “experienced” そのものにはありません。
5. 実例と例文
日常会話
“My grandfather is experienced in fixing old cars.”
- (私のおじいちゃんは古い車を直すのに経験豊富だよ。)
“If you need advice, talk to Jane. She’s quite experienced in this area.”
- (アドバイスが必要ならジェーンに聞いてみて。彼女はこの分野にかなり詳しいよ。)
“I’d rather have an experienced guide when hiking in new places.”
- (見知らぬ場所でハイキングするなら、経験豊富なガイドがいいな。)
ビジネスシーン
“We are looking for an experienced project manager to lead the team.”
- (私たちはチームを率いる経験豊富なプロジェクトマネージャーを探しています。)
“Having an experienced mentor can significantly speed up your career growth.”
- (経験豊富なメンターがいると、キャリアの成長を大きく加速させてくれます。)
“He’s experienced in negotiating international contracts.”
- (彼は国際契約の交渉に慣れています。)
学術的な文脈
“The researcher is highly experienced in statistical modeling.”
- (その研究者は統計モデリングに非常に熟練している。)
“An experienced scholar can handle complex historical sources more effectively.”
- (経験豊富な学者は複雑な歴史資料をより効果的に扱うことができます。)
“Having an experienced supervisor is critical for conducting advanced studies.”
- (高度な研究を行うには、経験豊富な指導者の存在が不可欠です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- skilled (熟練した)
- 具体的なスキル面を強調する際に用いる。
- 具体的なスキル面を強調する際に用いる。
- proficient (堪能な)
- 習熟度が高いことを示すフォーマルな語。
- 習熟度が高いことを示すフォーマルな語。
- adept (熟達した)
- あることに優れた能力を持っているニュアンス。
- あることに優れた能力を持っているニュアンス。
- masterful (名人芸のような)
- 非常に高い技能を持つ印象。
- 非常に高い技能を持つ印象。
- expert (専門家のように熟練した)
- 特定の分野で高い専門知識や能力を持つ意味。
反意語 (Antonyms)
- inexperienced (経験不足の)
- unskilled (技能がない)
- novice (初心者)
- green (まだ未熟な)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- 米音: /ɪkˈspɪriənst/ または /ɪkˈspɪr.i.ənst/
- 英音: /ɪkˈspɪəriənst/
アクセント
- “ex-PEER-i-enced” のように、第2音節 “PEER” に強勢を置きます。
よくある発音の間違い
- “ex-PEAR-i-enced” のように /peər/ と伸ばしすぎたり、アクセントが最初の “ex” に来ることがありますが、正しくは第2音節 “PEER” を強く発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “experianced” のようなつづり間違いが起こりがちです。
- 同音異義語: “experience (名詞/動詞)” の形との混同に注意。形容詞形 “experienced” では “d” が入る。
- 試験対策:
- TOEICや英検などでは、ビジネス文脈や職務経験を表す文章で頻出します。
- 「be experienced in/with/at 〜」の形で、空所補充問題に出やすいです。
- TOEICや英検などでは、ビジネス文脈や職務経験を表す文章で頻出します。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “experienced” = “試して (ex) + 経験から学んで (peri) + 形容詞化 (-ed)” というイメージで覚えるとよいかもしれません。
- 「長い時間かけて積み重なった 経験 (experience) の形容詞形」を想像することで記憶しやすくなります。
- スペリングを覚える際は、“experience” + “d” とシンプルに考えるとわかりやすいです。
以上が、形容詞 “experienced” の詳細解説です。時間をかけて身につけた知識・スキルを指す、とても便利な単語です。ぜひ会話やビジネス文書などで活用してみてください。
(…の)経験を積んだ《+in+名(do*ing*)》
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