最終更新日:2025/11/24
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accessory

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元となった辞書の項目

accessory

名詞

〈C〉《通例複数形で》《...への》付属品, アクセサリー 《for ...》 / (法律用語で) 従犯者,犯人隠匿者

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その店では女性用の高価なアクセサリーを売っている。

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解説

以下では、英単語 “accessory” をできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: accessory

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語):

• Something extra or additional that is not essential but adds to convenience or attractiveness.

• In legal contexts, a person who helps another in committing a crime.

意味(日本語):

• 「付属品」「装飾品」「アクセサリー」など、必須ではないが便利さや見た目をより良くするためのものを指します。ファッション小物(ネックレス、イヤリングなど)をはじめ、車や携帯電話のオプションパーツなど、それ自体がなくても成立はするけれど、あると便利・素敵になるものをイメージしてください。

• 法律上では「共犯者」「幇助者」を指すこともあります。こちらは日常会話よりも、法律や刑事事件の文脈で登場します。

“accessory” は、ファッションや道具などの付属品というイメージで日常的に使われる単語です。必ずしも必要不可欠ではないが、持っていると役立つ・魅力を高めるものを表現する際に用いられます。

CEFRレベル目安: B2 (中上級)

日常会話でも出てくる単語ですが、法律用語としても使われるので、少しレベルが上な場面にも登場します。

活用形

名詞なので、数によって “accessory” (単数) / “accessories” (複数) という形になります。

他の品詞形


  • 形容詞: “accessory” そのまま形容詞としても使われることがあります(法律文脈など、「補助的な」「付属の」などの意味)。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: 「ac-」(ad- が変化した形) には “~の方へ” というニュアンスがあります。

  • 語幹: 「cess」 は “go”, “yield”(行く・進む)を意味し、ラテン語の “cedere” からきています。

  • 接尾語: 「-ory」 は “~の性質があるもの” を表す英語の名詞・形容詞を作る接尾語です。

派生語や関連語


  • access (動詞・名詞): 「アクセスする」「アクセス」

  • accessible (形容詞): 「アクセス可能な」「近づきやすい」

  • accessary (同義的な古語表現またはスペル違いとして扱われることもある)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. fashion accessory → ファッションアクセサリー

  2. accessory pack → 付属品のセット

  3. hair accessory → ヘアアクセサリー

  4. car accessory → 車のオプション・アクセサリー

  5. electronic accessories → 電子機器の付属品

  6. accessory to the crime → 犯罪の幇助者 / 共犯

  7. music accessory → 音楽関連の付属品(楽器のアクセサリーetc.)

  8. kitchen accessories → キッチン用品(追加の道具や小物)

  9. accessory equipment → 追加的な装置・道具

  10. legal accessory → 法律上の付属的立場、または共犯


3. 語源とニュアンス

“accessory” は、中世ラテン語の “accessorius”(付随するもの)を語源とし、その元は “accessus”(増加、追加、近づく)に由来しています。

歴史的には「付け加えられるもの」や「追加的存在」という意味合いから、ファッションや道具の付属品、法律上の「付随的な役割を果たす人物」へと意味が広がりました。

使用時の注意点・ニュアンス


  • 日常会話では、ファッションや道具の「アクセサリー」としてカジュアルに使われます。

  • 法律文脈では「共犯者」という厳しいイメージがあり、フォーマルかつ専門的です。不用意に使うと誤解を生む可能性があるので注意が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞 (an accessory / accessories)

  • 法律の表現として “be an accessory to [crime]” という言い回しがよく使われます。

  • “accessory” が「付属品」を意味する場合は複数形が使われることが多いです (e.g., “She loves wearing accessories”).

一般的な構文・イディオム


  • “He was charged as an accessory to murder.” → 法律文脈

  • “This phone comes with several accessories.” → 製品の付属品

  • “Accessory after the fact” → 犯罪後に幇助した者(法律用語)

使用シーンとしては、カジュアルに「アクセサリー」の意味合いでも使われますし、法的文書ではフォーマルに「共犯者」という意味で使われます。


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)での例文


  1. “I love your new phone accessory. Where did you get it?”

    (その新しい携帯アクセサリーいいね。どこで買ったの?)


  2. “She never goes out without her favorite hair accessories.”

    (彼女はお気に入りのヘアアクセサリーを付けずに外出することはないよ。)


  3. “Do you think these earrings would make a nice accessory for the party?”

    (このイヤリング、パーティのアクセサリーとしていいと思う?)


ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company specializes in providing high-quality electronic accessories.”

    (当社は高品質の電子機器用アクセサリーを提供することを専門としています。)


  2. “Could you prepare a comprehensive list of all the necessary accessories for the presentation?”

    (プレゼンに必要な付属品をすべてリストアップしてもらえますか?)


  3. “We plan to launch a new line of car accessories next quarter.”

    (来期に車のアクセサリーの新ラインを発売する予定です。)


学術的・専門的な文脈


  1. “The lab equipment includes several accessories that are essential for the experiments.”

    (実験室の装置には、実験を行う上で欠かせないいくつかの付属品が含まれています。)


  2. “An accessory to the crime can be legally liable even if they did not commit the primary offense.”

    (主要な犯罪を犯していなくても、犯罪の共犯者は法的責任を負う可能性があります。)


  3. “Historians note that certain royal garments had elaborate accessories symbolizing power.”

    (歴史家によれば、一部の王族の衣服には力を象徴する手の込んだ装飾品が付属していたそうです。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “supplement” (サプリメント、補助)


    • 必須ではないがさらに補助するもの。ファッションというよりは「補助」というニュアンス。


  2. “attachment” (付属物)


    • 機械や道具の付属品という場合に用いられる。


  3. “add-on” (追加アイテム)


    • ソフトウェアやゲームなどデジタル分野でよく使われる。カジュアル。


反意語 (Antonyms)


  • “essential” (必需品)


    • “accessory” は必須ではないものなので、反意語は「必需品」という意味合いになります。



7. 発音とアクセントの特徴

IPA(米音): /əkˈsɛs.ər.i/

IPA(英音): /əkˈses.ər.i/ (米英で大きな違いはありませんが、母音の微妙な違いがあります)

アクセント・発音のポイント


  • アクセント(強勢)は “-ces-” の部分に置かれます。

  • 「アク・セッ・サリー」のように区切ってしまいがちですが、英語では [ək-SÉSS-uh-ree] と流れるように発音します。

  • スペルが「c」が2つ続いているため、日本語の発音でも「アクセッサリー」を意識するとよいでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “accessary” とスペルミスをする人がいますが、一般的には “accessory” が正しい綴りです。

  • “excessary” という単語は存在しませんが、「エクセッサリー」という間違った発音や表記をしてしまう学習者がいるので注意しましょう。

  • “access” (アクセス) と混同することがあります。意味も品詞も異なることを意識しましょう。

  • 資格試験や英語の文章で「共犯者」の意味で出題されることがあるので、法律用語も頭に入れておくと役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「access(アクセス) + ory(オーリー)」と覚えると、目に入りやすいかもしれません。

  • 「あくまでも付け加えられるもの」というイメージを持つと、服や小物などの装飾品だけでなく、法律でも「補助的立場として犯罪に加わった人」というイメージがしやすくなります。

  • ファッション雑誌やオンラインショップなどでもよく見かける単語なので、日常の中でみつけて、その都度声に出して覚えると定着しやすいでしょう。


「accessory」は、ファッションや道具の付属品としても、法律文脈における共犯者としても使われる、多面的な単語です。ぜひ覚えておくと便利ですよ。

意味のイメージ
accessory
意味(1)

《通例複数形で》(…への)付属品,アクセサリー《+for+

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意味(2)

(法律用語で)従犯者,犯人隠匿(いんとく)者

彼はその強盗事件の従犯者として逮捕された。

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TOEIC英単語(TSL) / 発音問題

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