最終更新日:2025/10/19

John did even better than was expected.

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ジョンは期待以上によくやった。

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元となった文法の項目
158
B1.1

even/much/far+比較級

比較級を強調する副詞

ジョンは期待以上によくやった。

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説明

以下では、「even」「much」「far」などを使って比較級を強調する方法について、より詳しく解説します。


比較級を強調する副詞とは

英語では比較級(「〜er」や「more + 形容詞」など)をさらに強調したいときに、特定の副詞を用いることがあります。代表的なものには以下の例があります。


  • even (さらに、一段と)

  • much (ずっと、はるかに)

  • far (ずっと、はるかに)

これらの副詞を用いることで、「元々ある比較の違いをさらに大きく強調」できるのがポイントです。


具体例


  1. even + 比較級


    • “This problem is even more difficult than I expected.”

      (この問題は私が予想していたより、一段と難しい。)

    • 「予想していたより難しい」という比較をさらに強調するために“even”が使われています。


  2. much + 比較級


    • “He is much faster than I thought.”

      (彼は私が思っていたより、はるかに足が速い。)

    • “much”を使うことで「速さの差」を強調しています。


  3. far + 比較級


    • “That mountain is far higher than this one.”

      (あの山はこの山より、はるかに高い。)

    • “far”を使うことで、高さの違いを明確に大きく表現できます。



よくある誤り:very や so との違い


  • veryso は「形容詞の原級」を強めるときには使えますが、「比較級」を強調するときには通常使えません。


    • 原級例:“It’s very hot today.”(今日はとても暑い)

    • 比較級例:“It’s much hotter today than yesterday.”(今日は昨日よりずっと暑い)


  • 比較級を用いた文章で「very」や「so」をそのまま置き換えると不自然、または文法的に誤った表現になります。


    • 誤例:“It’s very hotter today than yesterday.”(誤り)

    • 正例:“It’s much hotter today than yesterday.”(正しい)



まとめ


  • even / much / far は比較級を強調するときに使われる代表的な副詞です。

  • 「さらに」「ずっと」「はるかに」などの意味で、比較がもたらす差を大きく見せたい場合に使います。

  • very / so はあくまで「形容詞の原級」を強調する際には有効ですが、「比較級」には使えないため注意が必要です。

「比較级」を使う際、「その差をどれだけ強調したいか」に応じて、even / much / far などを使い分けてみましょう。こうした副詞を上手に取り入れると、より自然で豊かな英語表現につながります。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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