最終更新日:2025/11/28

These books are easier than those books.

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こっちの本はあっちの本よりやさしい。

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元となった文法の項目
42
A1.2-A1.3

these/those+名詞

これらの/あれらの+名詞

こっちの本はあっちの本よりやさしい。

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説明

以下では、「these/those+名詞」の文法的役割や用法を、より詳しく、わかりやすく解説します。


1. 「these/those」の基本的な意味と役割


  • these は「これら」「これらの」という意味で、話し手が近くにある複数のものや人を指すときに使います。

  • those は「あれら」「あれらの」という意味で、話し手から離れた、または文脈上で遠く感じる複数のものや人を指すときに使います。

いずれも、話し手と対象物の距離感(物理的な距離・心理的な距離)によって使い分けられます。


2. 「these/those + 名詞」の文法ルール

英語のデモンストレイティブ(指示語)としての these / those は、以下の特徴を持ちます。


  1. 「these / those」は形容詞のように、後ろに名詞を伴う形で使われることがあります。


    • 例)


      • these books (これらの本)

      • those houses (あれらの家)



  2. 「these / those」に続く名詞は、必ず複数形を取ります。


    • 「this / that」の場合は名詞が単数形なのに対し、these / those では名詞が複数形となる点に注意しましょう。

    • 例)


      • this book → these books

      • that house → those houses




3. 例文と使い分け

3-1. theseを使った例文


  • These flowers smell nice.

    (これらの花は良い香りがする)

    → 花が話し手の近くにある、あるいは手元で見られる複数のものを指す。


  • I bought these shoes yesterday.

    (私は昨日これらの靴を買いました)

    → 靴が話し手の近くにある、または手元にあって実際に見たり触れたりできる状況を想定。


3-2. thoseを使った例文


  • Those mountains look beautiful from here.

    (あれらの山々はここから見ると美しい)

    → 遠くに見える山々を指し、話し手との距離がある。


  • Are those your keys on the table?

    (テーブルの上にあるあれらの鍵はあなたのものですか?)

    → 鍵が少し離れた所にあり、話し手から距離があることを示唆。



4. ポイントまとめ


  1. these / those は単に「これら」「あれら」だけでなく、「これらの」「あれらの」という形容詞的意味を持つ。

  2. 必ず複数形の名詞と一緒に使う。

  3. these = 話し手の近くにある複数のものthose = 話し手から離れた複数のもの という距離感の違いに注意。

このように、these / those は「指示語(デモンストレイティブ)」として用いられ、その後ろに続く名詞を複数形にする必要があります。文脈によっては心理的な“近い/遠い”感覚で使い分けられることもあるため、英作文や会話では場面をイメージしながら正しく使えるように意識してみましょう。

入門英文法問題(CEFR-J A1)

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