these/those+名詞
これらの/あれらの+名詞
以下では、「these/those+名詞」の文法的役割や用法を、より詳しく、わかりやすく解説します。
1. 「these/those」の基本的な意味と役割
- these は「これら」「これらの」という意味で、話し手が近くにある複数のものや人を指すときに使います。
- those は「あれら」「あれらの」という意味で、話し手から離れた、または文脈上で遠く感じる複数のものや人を指すときに使います。
いずれも、話し手と対象物の距離感(物理的な距離・心理的な距離)によって使い分けられます。
2. 「these/those + 名詞」の文法ルール
英語のデモンストレイティブ(指示語)としての these / those は、以下の特徴を持ちます。
「these / those」は形容詞のように、後ろに名詞を伴う形で使われることがあります。
- 例)
- these books (これらの本)
- those houses (あれらの家)
- these books (これらの本)
- 例)
「these / those」に続く名詞は、必ず複数形を取ります。
- 「this / that」の場合は名詞が単数形なのに対し、these / those では名詞が複数形となる点に注意しましょう。
- 例)
- this book → these books
- that house → those houses
- this book → these books
- 「this / that」の場合は名詞が単数形なのに対し、these / those では名詞が複数形となる点に注意しましょう。
3. 例文と使い分け
3-1. theseを使った例文
These flowers smell nice.
(これらの花は良い香りがする)
→ 花が話し手の近くにある、あるいは手元で見られる複数のものを指す。I bought these shoes yesterday.
(私は昨日これらの靴を買いました)
→ 靴が話し手の近くにある、または手元にあって実際に見たり触れたりできる状況を想定。
3-2. thoseを使った例文
Those mountains look beautiful from here.
(あれらの山々はここから見ると美しい)
→ 遠くに見える山々を指し、話し手との距離がある。Are those your keys on the table?
(テーブルの上にあるあれらの鍵はあなたのものですか?)
→ 鍵が少し離れた所にあり、話し手から距離があることを示唆。
4. ポイントまとめ
- these / those は単に「これら」「あれら」だけでなく、「これらの」「あれらの」という形容詞的意味を持つ。
- 必ず複数形の名詞と一緒に使う。
- these = 話し手の近くにある複数のもの、those = 話し手から離れた複数のもの という距離感の違いに注意。
このように、these / those は「指示語(デモンストレイティブ)」として用いられ、その後ろに続く名詞を複数形にする必要があります。文脈によっては心理的な“近い/遠い”感覚で使い分けられることもあるため、英作文や会話では場面をイメージしながら正しく使えるように意識してみましょう。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
These/Those N