最終更新日:2025/11/29

I need to file for an extension on my taxes.

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私は税金の延長を申請する必要があります。

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元となった辞書の項目

extension

名詞

〈U〉〈C〉《...を》拡大(延長)すること, 拡大(延長)されること《of》 / 〈C〉拡大(延長)された部分 / (電話の)内線

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解説

以下では、名詞“extension”について、学習者の方にも理解しやすいように詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

・単語

extension(名詞)

・意味(英語と日本語)


  • (英) “extension” : the act of stretching something out, the addition of something that makes it bigger or longer, or an extra period of time.

  • (日) 「エクステンション」: 何かを拡張したり、時間を延長したり、長さや大きさを大きくすることなどを表す名詞です。例えば、建物の増築、提出期限の延長、電話の内線(電話機の増設)などでよく使われる言葉です。

「extension」という単語には、「長さや範囲を広げる」「時間を引き伸ばす」「付け足す」というニュアンスが含まれています。

・品詞

名詞 (noun)

・活用形

名詞なので人称や時制による変化はありませんが、英語では可算名詞として使う場合と不可算名詞として使う場合があります。複数形は “extensions” となります。


  • 単数形: extension

  • 複数形: extensions

・他の品詞の形


  • 動詞: extend(延ばす、広げる)

  • 形容詞: extended(広げられた、延長された)、extensive(広範囲にわたる)

  • 副詞はありませんが、動詞 + ly で “extensively” という関連表現があります。

・CEFRレベルの目安

B2(中上級)


  • 「extension」は日常会話だけでなく、ビジネスやアカデミックにも応用できる語彙です。やや抽象的な意味合いを伴うこともあるため、中上級レベル(B2)が目安といえます。


2. 語構成と詳細な意味

・語構成


  • ex-(ラテン語由来で「外へ」「〜から外へ」という意味の接頭語)

  • tens(語幹:「伸ばす」という意味のtendereに由来)

  • -ion(名詞化する接尾語)

それらが結びついて「外へ伸ばすこと」というイメージが生まれています。

・詳しい意味


  1. 物理的な拡張:

    建物の増築や髪のエクステなど、何かを物理的に長くしたり大きくしたりすること。

  2. 時間の延長:

    提出期限や契約期間、締め切りなどを延ばすこと。

  3. 電話の内線:

    大きなオフィスや家で、同一の電話番号から分岐している番号。

  4. コンピューティング関連:

    ファイル名の末尾につく「.doc」「.jpg」のような拡張子を指す場合。

  5. その他:

    概念や影響が広がることなども「extension」と表現します。

・よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. time extension(時間延長)

  2. hair extension(髪のエクステ)

  3. extension cord(延長コード)

  4. extension number(内線番号)

  5. deadline extension(締め切りの延長)

  6. file extension(ファイル拡張子)

  7. extension project(拡張プロジェクト・増築工事)

  8. extension of the building(建物の拡張)

  9. extension request(延長の申請)

  10. extension cable(延長ケーブル)


3. 語源とニュアンス

・語源

ラテン語の “ex” (外へ) + “tendere” (伸ばす) から派生した “extendere” が原形で、そこから“extension”が派生しました。「外へ伸ばす」というイメージが核となっています。

・ニュアンス・使用時の注意点


  • 「物理的に拡張する」「抽象的に範囲を広げる」「期間を延ばす」など、多義的に使われます。

  • 髪のエクステなどの「extension」は、日常会話でも使われるポピュラーな表現です。

  • ビジネスでの「提出期限の延長」や「電話の内線」など、フォーマルな場面でも使われます。

・口語・文章・カジュアル・フォーマル


  • カジュアル: 友人同士の会話で「hair extension」「extension cord」など。

  • フォーマル: ビジネス文書・学術的な文章でも「an extension of time」「extension of a concept」などと用いられます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「extension」は可算名詞としてあらゆる「拡張」「延長」を個別のものとして数えられます。

  • 文脈によっては不可算名詞として扱われることもありますが、一つの「延長・拡大」を個体として認識する場合が多いです。

・一般的な構文例


  1. “I applied for an extension of my contract.”

    (私は契約の延長を申し込みました。)

  2. “The building extension took six months to complete.”

    (建物の増築には6カ月かかった。)

・イディオムは少ないが、関連する熟語や表現例


  • “by extension” : さらに広げて言えば、さらに推し進めて言えば → “This applies to all employees and, by extension, their families.”


5. 実例と例文

① 日常会話(カジュアル)


  1. “Do you have an extension cord I could borrow?”

    (延長コードを借りてもいい?)

  2. “I got hair extensions for the summer.”

    (夏に向けて髪のエクステをつけたの。)

  3. “Is there an extension on the movie’s release date?”

    (映画の公開日って延びたのかな?)

② ビジネス(フォーマル)


  1. “We need an extension on our project deadline to ensure quality.”

    (質を確保するためにプロジェクトの締め切りを延長する必要があります。)

  2. “Could you please give me your extension number?”

    (あなたの内線番号を教えていただけますか?)

  3. “The company announced a new extension of the office building.”

    (その会社はオフィスビルの新たな増築を発表しました。)

③ 学術的な文脈(アカデミック)


  1. “The extension of this theory has significant implications for modern physics.”

    (この理論の拡張は現代物理学に大きな影響を及ぼす。)

  2. “An extension of the experimental period was necessary to obtain sufficient data.”

    (十分なデータを得るためには、実験期間の延長が必要だった。)

  3. “This concept is an extension of their previous work on social behavior.”

    (この概念は、彼らの以前の社会行動に関する研究を拡大したものです。)


6. 類義語・反意語と比較

・類義語(Synonyms)


  1. expansion(拡大)


    • “expansion” は範囲や規模を主に横方向や全体的に広げるニュアンス。


  2. enlargement(拡大、拡張)


    • “enlargement” は物理的に大きくすることにより焦点を当てる場合が多い。


  3. prolongation(引き延ばし)


    • “prolongation” は主に時間を長くすることを強調する表現。


・反意語(Antonyms)


  1. reduction(減少、縮小)

  2. contraction(収縮、短縮)

「extension」は「増やす・伸ばす」ニュアンスがあるのに対し、反意語は「縮める・減らす・狭める」ニュアンスがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

・発音記号(IPA)

米: /ɪkˈsten.ʃən/ または /ekˈsten.ʃən/

英: /ɪkˈsten.ʃən/ または /ekˈsten.ʃən/

・強勢(アクセント)の位置


  • “exTENsion” のように第2音節(-ten-)にアクセントが置かれます。

・アメリカ英語とイギリス英語


  • アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはありませんが、母音のわずかな差があることがあります。

  • いずれも中央母音 /ə/(シュワ)の使い方や /e/ の発音に気をつけるとよいです。

・よくある発音ミス


  • “ex” の部分を “eks” ではなく、なるべく短い [ɪk] もしくは [ek] の発音にする。

  • アクセントを第1音節に置いて “EX-tension” としないように注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “extension” を “extention” と書き間違えるケースが多い。

    • 真ん中が “s” になっていることに注目する。


  2. 類似単語との混同


    • “expansion” と混同しがち。 “expansion” は「膨張・拡大」、 “extension” は「延長・拡張」。


  3. TOEIC・英検などの出題傾向


    • ビジネス文書や契約関連、電話対応の問題などで “extension” は頻出。

    • “extension number” や “deadline extension” に注意しておくとよい。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ex(外へ)+tens(伸ばす)+ion(名詞化) → 「外へ伸ばすイメージ」。

  • “extend” とセットで覚えるとわかりやすい:“I extend something, and that is an extension.”

  • スペリングは “ex-ten-sion” と3つに分けて覚える。(ext + en + sion ではなく ex + ten + sion)

  • 期限の延長を頼むときには“extension”という単語を必ず使うイメージで覚えると実践的です。


以上が名詞“extension”の詳細解説です。物理的な拡張や時間の延長など、多くのシーンで耳にする単語ですので、ぜひ活用してください。

意味のイメージ
extension
意味(1)

〈U〉〈C〉(…を)拡大(延長)すること,(…が)拡大(延長)されること《+of+

意味(2)

〈C〉拡大(延長)された部分(物)

意味(3)

〈C〉(電話の)内線

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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