最終更新日:2025/09/09

Of early cyberspace, he posed a prescient riddle all the way back in 1992.

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サイバースペースの黎明期において、彼は1992年にすでに先見の明のある謎を提起していた。

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元となった辞書の項目

cyberspace

IPA(発音記号)
名詞

サーバースペース,サイバー空間

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サイバースペースの黎明期において、彼は1992年にすでに先見の明のある謎を提起していた。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: cyberspace

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): The virtual environment or realm where digital communication and interaction take place, primarily via the internet.

意味(日本語): インターネット上でのやり取りや活動が行われる「仮想空間」や「ネット上の空間」を指します。オンライン上全体をイメージする言葉で、現実空間ではなくコンピューターやネットワークを通じてやり取りされる領域を表します。

「サイバースペース」は、現代社会ではインターネットやSNSなどでのコミュニケーションや活動が広がっているため、ビジネス・プライベートを問わずよく使われる言葉です。少し未来的・技術的なニュアンスも含む、ややフォーマルで専門的な響きがあります。

CEFR レベル: B2(中上級)

– “cyberspace”は日常会話よりは、一段上の語彙として使われることが多いです。

活用形:

名詞は数えられる形 (countable) か数えられない形 (uncountable) かで記しますが、通常「cyberspace」は不可算名詞(uncountable)として扱います。複数形は一般的には用いません。

他の品詞形:


  • “cyber-”は形容詞の接頭辞的に使える場合があります(例: cyber-world, cyber-security)。

  • “cybersecurity”という単一の名詞も存在しますが、「cyberspace」の派生形ではなく別単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成: “cyberspace” は


  • “cyber-” (コンピューターやインターネット関連を意味する接頭辞)

  • “space” (空間)

これらが結び付いて「サイバースペース=コンピューターネットワーク上の空間」という意味になっています。

関連単語・派生語:


  • “cybersecurity” (サイバーセキュリティ)

  • “cybercrime” (サイバー犯罪)

  • “cyborg” (サイボーグ) [cybernetic organism から]

よく使われるコロケーション(10例)


  1. “enter cyberspace” – 「サイバースペースに入る」

  2. “navigate cyberspace” – 「サイバースペースを巡回する/ナビゲートする」

  3. “explore cyberspace” – 「サイバースペースを探検する」

  4. “in cyberspace” – 「サイバースペース上で」

  5. “virtual communities in cyberspace” – 「サイバースペース上の仮想コミュニティ」

  6. “threats in cyberspace” – 「サイバースペース上の脅威」

  7. “cyberspace security” – 「サイバースペースの安全/セキュリティ」

  8. “cyberspace governance” – 「サイバースペースの統治/管理」

  9. “cyberspace awareness” – 「サイバースペースの認識/意識」

  10. “cyberspace presence” – 「サイバースペース上での存在感」


3. 語源とニュアンス

語源:

“cyber-”はギリシャ語の “kybernetes”(操縦士や統制者)に由来する「制御・統制」的な意味合いの接頭辞で、現代では主に「コンピューターやインターネットに関連した~」という意味を持ちます。

“space”は本来「空間」を意味する一般語で、そこに「コンピューター/ネットワーク」という文脈の接頭辞を合わせて、「インターネットやネットワーク上の空間」として広まった言葉です。

ニュアンス:


  • 未来的でハイテクなイメージを与える語。

  • 現実の物理空間とは異なる、仮想的・抽象的な場を示す。

  • ヤングアダルト向けのSF小説や技術書、ニュース記事などでよく使われる。

  • フォーマルな文脈でも専門用語として広範囲に使われる。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算・不可算: 通常は不可算名詞 (uncountable) として扱い、「a cyberspace」とは言いません。ただし、機能上「the cyberspace」、「the realm of cyberspace」と限定して使うことはあり得ます。

  2. 使用シーン: テクノロジーやインターネット関連の話題でよく使われ、ビジネス文書や論文などでも頻繁に見かけます。普段の口語でも使うことがありますが、やや専門的・フォーマル寄りの響きがあります。

  3. 文法上は“in cyberspace”などの前置詞 “in” と併用されることが多いです。

一般的な構文・イディオム例:


  • “in cyberspace” (サイバースペース上で)

  • “across cyberspace” (サイバースペース全体にわたって)


5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “We spend a lot of time chatting in cyberspace these days.”


    • 私たちは最近、サイバースペースでたくさんの時間をチャットに費やしているよ。


  2. “Some people prefer socializing in cyberspace rather than meeting face-to-face.”


    • 顔を合わせるより、サイバースペースで交流するのが好きな人もいる。


  3. “I found an interesting discussion group in cyberspace about gardening.”


    • ガーデニングに関する面白いディスカッショングループをサイバースペースで見つけたよ。


(2) ビジネス


  1. “We need a strong strategy for expanding our brand presence in cyberspace.”


    • 我々のブランドをサイバースペース上で拡大するために、強固な戦略が必要だ。


  2. “Protecting customer data in cyberspace is crucial for our reputation.”


    • サイバースペース上で顧客データを保護することは、我々の評判において極めて重要だ。


  3. “Many businesses are moving their services to cyberspace to reach a global audience.”


    • 多くの企業が、世界中の顧客にリーチするため、サービスをサイバースペースに移行しつつある。


(3) 学術的


  1. “The concept of identity in cyberspace has been a subject of considerable scholarly debate.”


    • サイバースペース上でのアイデンティティの概念は、学術的に大きな議論の的となってきた。


  2. “Cybersecurity policies are essential to ensure stability in cyberspace.”


    • サイバースペースの安定を確保するためには、サイバーセキュリティ政策が不可欠である。


  3. “Researchers have been exploring the psychological effects of living in cyberspace.”


    • 研究者たちは、サイバースペースで過ごすことの心理的影響を調査している。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “the internet” – 「インターネット」


    • より直接的にコンピューターネットワークそのものを指す。やや技術的な側面が強い。


  2. “virtual world” – 「仮想世界」


    • オンラインゲームや3Dアバター空間などで使われやすい。より没入感のある“世界”を指す。


  3. “online realm” – 「オンラインの領域」


    • “realm”を使うことで「領域」というニュアンスが強調される。


反意語


  • “physical world” / “real world” – 「物理世界」「現実世界」


    • サイバースペースと対比させるときに用いられる。


ニュアンスの違い


  • “cyberspace”は、テクノロジー領域に関する文脈で幅広く使われ、少し専門性を帯びた印象を与える。

  • “the internet”は「ネットワークそのもの」「回線やプロバイダなどのインフラ」含む感じ。

  • “virtual world”はVRやゲームなど“疑似体験できる空間”にフォーカスが強い。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA): /ˈsaɪbərˌspeɪs/


  • アメリカ英語: サイバースペイス(第一音節 “cy-” に強勢、第二音節 “-berspace” の “ber” が弱くなる)

  • イギリス英語: サイバースペイス(概ね同じ発音だが、/r/ の発音がアメリカ英語より弱め)

発音のポイント


  • “cy-” は /saɪ/ で「サイ」

  • “-berspace” は子音 /b/ と /r/ が続くので、スムーズな発音が難しい場合があります。“ber” としっかり区切って発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “cyber-”を “siber-” や “cyber-space” と間違えるケースがあるので注意。基本的には一語で“cyberspace”。

  2. 品詞の混同: “cyber-” は接頭辞的に使われることが多く、独立した語としてまだ一般的ではない点に留意。

  3. 試験対策(TOEIC・英検など): 演説文や新聞記事などでテクノロジーやインターネットの話題が出るときに登場する可能性が高い。そこまで頻出ではありませんが、知っておくと高レベル語彙として評価されやすいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Cyber” = コントロール・技術系のニュアンス + “space” = 空間 とイメージすることで、「コンピューター上の空間」と覚えやすいでしょう。

  • SF映画や近未来的な都市空間をイメージすると記憶しやすいです。

  • スペリングは“cyber”と“space”の合体表記と覚えると間違いにくいです。

サイバースペースは、画面を通じて行き来できる仮想世界というイメージを持つと使いやすくなります。学習時には関連するテクノロジーの単語 (“cybersecurity”, “cyberwarfare”など) とまとめて覚えておくと便利です。

意味のイメージ
cyberspace

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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