最終更新日:2025/08/28

His dedication to his work is truly admirable.

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彼の仕事への献身は本当に賞賛に値する。

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元となった辞書の項目

admirable

形容詞

賞賛に値する,感心する,りっぱな

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解説

以下では、形容詞 “admirable” をできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語表記: admirable

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): “worthy of admiration; deserving praise and respect”

意味(日本語): 「称賛に値する、立派な、見事な」


これは、何か(人や物事など)が非常に優れているときに、「立派だ」「称賛されるに値する」と伝えるための表現です。


活用形について

形容詞のため、基本的に比較級・最上級の形は下記のように表せます。


  • 比較級: more admirable (あるいは「less admirable」)

  • 最上級: most admirable (あるいは「least admirable」)

ただし “admirable” は音節が4つ (ad-mir-a-ble) ある比較的長めの形容詞なので、比較級・最上級は “more” や “most” をつけて作るのが自然です。

他の品詞形


  • admire (動詞) : 称賛する

  • admiration (名詞) : 称賛、感嘆

  • admirably (副詞) : 称賛に値するほど見事に

CEFRレベル目安: B2 (中上級)


“admirable” は日常会話でも使いますが、少しフォーマルにも聞こえる単語です。英語学習者にとっては中上級レベルといえるでしょう。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 (prefix): なし

  • 語幹 (stem): “admir” → “admire” に通じる部分

  • 接尾語 (suffix): “-able” → “...する価値がある” や “...できる” といった意味を加える

“admirable” は「admire + able」で、「称賛するに値する」「立派な」という意味をもつ形容詞となっています。

関連語・派生語


  • admire: 動詞「称賛する」

  • admiration: 名詞「称賛、感嘆」

  • admirer: 名詞「称賛者、ファン」

  • admirable → admirably (副詞)

    (例) He performed admirably. (彼は見事にやり遂げた)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. admirable achievement → 称賛に値する業績

  2. admirable quality → 称賛される特質

  3. show admirable restraint → 称賛に値する自制心を示す

  4. demonstrate admirable courage → 称賛に値する勇気を発揮する

  5. admirable dedication → 称賛すべき献身

  6. admirable patience → 称賛するべき忍耐(力)

  7. admirable performance → 見事な性能・実演

  8. admirable character → 称賛に値する人格(人柄)

  9. admirable efforts → 素晴らしい努力

  10. admirable leadership → 立派なリーダーシップ


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 “admirabilis” (すばらしい、感嘆すべき) に由来します。

  • “ad” (~に向かって) + “mirari” (驚嘆する) が組み合わさった形といわれています。

歴史的にも、「拍手喝采や賞賛を受けるに値する行為や人物」を指すときに使われてきました。

使用時のニュアンス


  • 人物・行為・成果などをとても高く評価するときに使われます。

  • ややフォーマルな響きがあり、日常会話でも使えますが、ビジネスや堅めの文章など、敬意を表すときに好んで使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞 (adjective) のため、名詞を修飾したり、補語として用いられます。

  • 一般的には「admirable + [名詞]」の形で「称賛に値する[名詞]」という構文が多いです。

  • フォーマル度合い: 日常会話からビジネス、学術文書まで幅広く使えますが、少し硬めの印象を与えるときがあります。

使用例 (形容詞の位置)


  • Attributive (名詞の前) : “He has an admirable sense of responsibility.”

  • Predicative (補語) : “His sense of responsibility is admirable.”


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “It’s admirable how you manage to stay positive all the time.”

    → 「あなたがいつも前向きでいるのは本当に素晴らしいね。」

  2. “Her dedication to her hobbies is quite admirable.”

    → 「彼女の趣味に対する打ち込み方はすごく立派だね。」

  3. “I find it admirable that he helps his neighbors every weekend.”

    → 「彼が毎週末に近所の人たちを手伝っているのは素晴らしいと思う。」

ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “Your leadership in the project was truly admirable, resulting in a successful launch.”

    → 「プロジェクトにおけるあなたのリーダーシップは本当に見事で、成功につながりました。」

  2. “She showed admirable patience when dealing with difficult clients.”

    → 「彼女は困難な顧客に対して称賛に値する忍耐力を発揮しました。」

  3. “His admirable work ethic improves team morale significantly.”

    → 「彼の称賛に値する仕事ぶりは、チームの士気を大幅に高めます。」

学術的・フォーマルな文脈での例文 (3つ)


  1. “Dr. Smith’s research on renewable energy is regarded as particularly admirable in the scientific community.”

    → 「スミス博士の再生可能エネルギー研究は、科学界で特に高く評価されています。」

  2. “Her comprehensive analysis of the data was admirable and served as a model for other researchers.”

    → 「彼女のデータに対する包括的な分析は称賛に値し、他の研究者のお手本となりました。」

  3. “It is admirable that the institution continues to invest in sustainable initiatives.”

    → 「その機関が持続可能な取り組みに投資し続けているのは、評価すべきことです。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. praiseworthy (称賛に値する)


    • “admirable” よりも少し固い印象。行為や成果を高く評価するときに使われます。


  2. commendable (立派な、ほめるに値する)


    • ビジネス文書などでもよく使われるフォーマルな語。


  3. laudable (称賛すべき)


    • より文語的、学術や公的文書で使われることが多い。


反意語 (Antonyms)


  1. despicable (卑劣な)


    • “admirable” の対極的な言葉。


  2. contemptible (軽蔑すべき)


    • こちらも “admirable” とは正反対のニュアンス。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈæd.mər.ə.bəl/

    (アメリカ英語・イギリス英語でおおむね同じ発音です)

強勢 (アクセント)


  • 第1音節 “ad” にストレスが置かれます。

  • 音節分け: ad / mir / a / ble

  • しばしば “ad-mi-ra-ble” のように3音節めを母音弱化して [əd] のように発音することもあります。

よくある発音ミス


  • “admirable” を “admire” + “ble” で区切ってしまい、「アドマイアブル」と発音して、ストレスを “mi” に置く間違いが起こることがあります。

    → 正しくは “ad” に強勢を置き、「アドゥ-mer-ə-bəl」と意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “admirable” の “i” の位置をまちがえ「admErable」とする失敗など。

  2. 同音異義語との混同: “admirable” は特に同音異義語はあまりありませんが、形が似ている “admirable” と “admiring” や “admirable” と “adorable” を混同しやすいです。


    • “adorable” → 「とてもかわいらしい、愛らしい」

    • “admirable” → 「立派な、感心すべき」

      それぞれ意味が異なるので注意しましょう。


  3. TOEICや英検などの試験対策: 読解問題や語彙テストで “admirable” の意味を問われることがあります。文脈から「称賛されるべき要素がある」と判断できるようにしておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “admirable” = “admire (称賛する)” + “able (できる)” →「称賛できる → 称賛に値する」と覚えましょう。

  • “admirable” と “adorable” は綴りが似ていますが、前者は「称賛に値する」、後者は「愛らしい」という違いがあるとイメージすると忘れにくいです。

  • 日本語の「憧れ(admire) + できる(able)」をイメージすると記憶に焼きつきやすいです。


以上が形容詞 “admirable” の詳細な解説です。何かや誰かが心から「素晴らしい」「称賛に値する」と感じたときに使うのにぴったりの単語です。ぜひ例文を活用して、自然な文脈で使いこなしてみてください。

意味のイメージ
admirable
意味(1)

賞賛に値する,感心する,りっぱな

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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