最終更新日:2025/10/31
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元となった辞書の項目

hairdresser

IPA(発音記号)
名詞

美容院,理髪師,美容師

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解説

以下では、英単語“hairdresser”を、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: hairdresser

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味(英語): a person whose job is to cut, color, and style hair

意味(日本語): 髪を切ったり、染めたり、スタイリングしたりする職業の人(美容師、理容師に相当)

「hairdresser」は、美容院や理容室でお客様の髪をカットしたり、カラーリング、パーマ、スタイリングを行ったりする人を指す単語です。日常会話では主に、髪のスタイリングを担当する美容師・理容師さん全般をイメージします。ややフォーマルから日常まで広範囲に使われ、とくに女性の髪を扱う美容師さんを指すイメージが強い場合が多いです。


  • 活用形:


    • 単数形: hairdresser

    • 複数形: hairdressers


  • 関連する他の形:


    • hairdressing (名詞): 美容師の仕事、または美容術そのもの

    • hairdress (動詞)※あまり一般的ではありませんが、髪をスタイリングする行為を示すこともあり


  • CEFR難易度目安: B1(中級)


    • B1(中級): 日常会話での単語のやりとりがある程度でき、身近な職業に関する単語として把握しておくレベル



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • hair(髪) + dresser(ドレスを着せる人、世話をする人)

    • dresserは「身支度を手伝う人」「そういった作業をする人」を指す英単語で、hairdresserとは「髪の身支度をする人」というニュアンスになります。


  • 派生語・類縁語:


    • hairdressing (名詞)

    • hairstylist (類義語)

    • barber (類義語、より男性向けの理髪師)


  • よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10例)


    1. book an appointment with a hairdresser(美容師に予約をする)

    2. visit the hairdresser’s salon(美容師のサロンを訪れる)

    3. hairdresser for men and women(男性女性兼用の理美容師)

    4. hairdresser's chair(美容師の椅子)

    5. regular hairdresser(行きつけの美容師)

    6. experienced hairdresser(経験豊富な美容師)

    7. celebrity hairdresser(有名人を担当する美容師)

    8. mobile hairdresser(自宅など出張してくれる美容師)

    9. friendly hairdresser(親しみやすい美容師)

    10. hairdresser’s license(美容師の免許)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • “hair” + “dresser”という組み合わせで、「髪を整える人」という意味を持ちます。

    • dresser自体は古くは「着付けをする人」などを意味していましたが、hairdresserとしてセットで18世紀頃から使われてきたといわれます。


  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 一般的に「美容師」としてよく使われ、口語・フォーマルどちらでも自然な単語です。

    • イギリス英語やオーストラリア英語など、多くの地域で共通して使われます。アメリカでも通じますが、アメリカでは“hairstylist”を使うことも多いです。

    • 「barber」はどちらかというと、男性の髭や男性向けカットをする理容師を指すニュアンスが強く、“hairdresser”はより広範囲の髪のスタイリングを含みます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 可算名詞なので、a hairdresser / the hairdresser / hairdressersのように冠詞や複数形の扱いが必要です。

    • 使い方: 通常、職業として“my hairdresser”「私の美容師さん」のように所有格とともによく使用されます。


  • 一般的な構文例:


    • “I went to the hairdresser yesterday.”

    • (昨日、美容院へ行った)

    • “She’s been working as a hairdresser for over ten years.”

    • (彼女は10年以上、美容師として働いている)


  • イディオムや関連表現:


    • 特に決まったイディオムはありませんが、“hairdresser’s”と所有格を使って場所(美容院)を表す場合が多いです。



5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “I need to book an appointment with my hairdresser before the wedding.”

    (結婚式の前に美容師さんに予約を取らなきゃ。)


  2. “Do you have a good hairdresser you can recommend?”

    (おすすめの美容師はいる?)


  3. “I love how my hairdresser styled my hair this time.”

    (今回、美容師さんが私の髪をスタイリングしてくれたの、すごく気に入ってる。)


(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company is collaborating with a famous hairdresser for our fashion show.”

    (当社はファッションショーのために有名美容師とコラボしている。)


  2. “The salon decided to hire an additional hairdresser due to high demand.”

    (サロンは需要が高いため、美容師をもう一人雇うことにした。)


  3. “He worked as a hairdresser before switching to a corporate position.”

    (彼は企業勤務に転身する前、美容師として働いていた。)


(C) 学術的・専門的文脈での例文


  1. “A study on ergonomic issues faced by professional hairdressers suggests adjustable chairs are essential.”

    (プロの美容師が直面する人間工学上の問題に関する研究によれば、調節可能な椅子が不可欠だという。)


  2. “Vocational training programs for aspiring hairdressers focus on both technical skills and customer service.”

    (美容師志望の職業訓練プログラムでは、技術的スキルと接客の両方に焦点が当てられる。)


  3. “Hairdressers must understand chemical reactions involved in hair coloring treatments.”

    (美容師は、ヘアカラー処理に関わる化学反応を理解する必要がある。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. hairstylist(ヘアスタイリスト)


      • barberやhairdresserよりも、特にファッショナブルなスタイリングに重きを置くニュアンス。


    2. barber(理容師)


      • 男性客、髭剃りなどを専門とするイメージが強い単語。



  • 反意語:


    • 厳密な反意語はありませんが、職業として対になる言葉は特にないため、必要に応じて“customer”や“client”が立場の反対となる程度です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ˈherˌdrɛsər/

    • イギリス英語: /ˈheəˌdres.ər/


  • 強勢(アクセント)の位置:


    • hair の “hair”部分にやや強めのストレス → HAIR-dresser

    • dresser の “dres”にも軽めのストレスが続くイメージです。


  • よくある発音の間違い:


    • hair の発音が “ヘアー” にならずに “ヘア” と短く流れたり、dresser を “ドレッサー” と強く伸ばしてしまうこと。

    • アメリカ英語では /r/ の発音が明確に響き、イギリス英語ではやや後ろに引いた /r/ になります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • × “hairdreser” (rが抜ける)

    • × “hairdresserr” (rが多い)


  • 同音異義語との混同:


    • 特に同音異義語はありませんが、hair と hare(野うさぎ)の混同に注意。


  • 試験での出題傾向:


    • 実用英語検定(英検)やTOEICなどで「職業」に関する語彙問題、または日常業務を表す文章中に登場する可能性があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ:


    • “hair” + “dresser”で「髪を整える人」。dresserは着せ替え人形“dresser”をイメージしてもよいかもしれません。


  • イメージ:


    • 人形の髪を整えるように、髪をドレスアップするイメージを持つと覚えやすいでしょう。


  • 勉強テクニック:


    • 自分が「お気に入りの美容師」を想像し、その人の顔を思い浮かべながら“hairdresser”とセットで覚えると印象に残りやすいです。



以上が“hairdresser”の詳細な解説です。ぜひ覚えて、日常会話やビジネスシーンなど幅広く活用してみてください。

意味のイメージ
hairdresser
意味(1)

=beautician

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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