hairdresser
以下では、英単語“hairdresser”を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: hairdresser
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): a person whose job is to cut, color, and style hair
意味(日本語): 髪を切ったり、染めたり、スタイリングしたりする職業の人(美容師、理容師に相当)
「hairdresser」は、美容院や理容室でお客様の髪をカットしたり、カラーリング、パーマ、スタイリングを行ったりする人を指す単語です。日常会話では主に、髪のスタイリングを担当する美容師・理容師さん全般をイメージします。ややフォーマルから日常まで広範囲に使われ、とくに女性の髪を扱う美容師さんを指すイメージが強い場合が多いです。
活用形:
- 単数形: hairdresser
- 複数形: hairdressers
- 単数形: hairdresser
関連する他の形:
- hairdressing (名詞): 美容師の仕事、または美容術そのもの
- hairdress (動詞)※あまり一般的ではありませんが、髪をスタイリングする行為を示すこともあり
- hairdressing (名詞): 美容師の仕事、または美容術そのもの
CEFR難易度目安: B1(中級)
- B1(中級): 日常会話での単語のやりとりがある程度でき、身近な職業に関する単語として把握しておくレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- hair(髪) + dresser(ドレスを着せる人、世話をする人)
- dresserは「身支度を手伝う人」「そういった作業をする人」を指す英単語で、hairdresserとは「髪の身支度をする人」というニュアンスになります。
- hair(髪) + dresser(ドレスを着せる人、世話をする人)
派生語・類縁語:
- hairdressing (名詞)
- hairstylist (類義語)
- barber (類義語、より男性向けの理髪師)
- hairdressing (名詞)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10例)
- book an appointment with a hairdresser(美容師に予約をする)
- visit the hairdresser’s salon(美容師のサロンを訪れる)
- hairdresser for men and women(男性女性兼用の理美容師)
- hairdresser's chair(美容師の椅子)
- regular hairdresser(行きつけの美容師)
- experienced hairdresser(経験豊富な美容師)
- celebrity hairdresser(有名人を担当する美容師)
- mobile hairdresser(自宅など出張してくれる美容師)
- friendly hairdresser(親しみやすい美容師)
- hairdresser’s license(美容師の免許)
- book an appointment with a hairdresser(美容師に予約をする)
3. 語源とニュアンス
語源:
- “hair” + “dresser”という組み合わせで、「髪を整える人」という意味を持ちます。
- dresser自体は古くは「着付けをする人」などを意味していましたが、hairdresserとしてセットで18世紀頃から使われてきたといわれます。
- “hair” + “dresser”という組み合わせで、「髪を整える人」という意味を持ちます。
ニュアンス・使用時の注意:
- 一般的に「美容師」としてよく使われ、口語・フォーマルどちらでも自然な単語です。
- イギリス英語やオーストラリア英語など、多くの地域で共通して使われます。アメリカでも通じますが、アメリカでは“hairstylist”を使うことも多いです。
- 「barber」はどちらかというと、男性の髭や男性向けカットをする理容師を指すニュアンスが強く、“hairdresser”はより広範囲の髪のスタイリングを含みます。
- 一般的に「美容師」としてよく使われ、口語・フォーマルどちらでも自然な単語です。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント:
- 可算名詞なので、a hairdresser / the hairdresser / hairdressersのように冠詞や複数形の扱いが必要です。
- 使い方: 通常、職業として“my hairdresser”「私の美容師さん」のように所有格とともによく使用されます。
- 可算名詞なので、a hairdresser / the hairdresser / hairdressersのように冠詞や複数形の扱いが必要です。
一般的な構文例:
- “I went to the hairdresser yesterday.”
- (昨日、美容院へ行った)
- “She’s been working as a hairdresser for over ten years.”
- (彼女は10年以上、美容師として働いている)
- “I went to the hairdresser yesterday.”
イディオムや関連表現:
- 特に決まったイディオムはありませんが、“hairdresser’s”と所有格を使って場所(美容院)を表す場合が多いです。
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文
“I need to book an appointment with my hairdresser before the wedding.”
(結婚式の前に美容師さんに予約を取らなきゃ。)“Do you have a good hairdresser you can recommend?”
(おすすめの美容師はいる?)“I love how my hairdresser styled my hair this time.”
(今回、美容師さんが私の髪をスタイリングしてくれたの、すごく気に入ってる。)
(B) ビジネスシーンでの例文
“Our company is collaborating with a famous hairdresser for our fashion show.”
(当社はファッションショーのために有名美容師とコラボしている。)“The salon decided to hire an additional hairdresser due to high demand.”
(サロンは需要が高いため、美容師をもう一人雇うことにした。)“He worked as a hairdresser before switching to a corporate position.”
(彼は企業勤務に転身する前、美容師として働いていた。)
(C) 学術的・専門的文脈での例文
“A study on ergonomic issues faced by professional hairdressers suggests adjustable chairs are essential.”
(プロの美容師が直面する人間工学上の問題に関する研究によれば、調節可能な椅子が不可欠だという。)“Vocational training programs for aspiring hairdressers focus on both technical skills and customer service.”
(美容師志望の職業訓練プログラムでは、技術的スキルと接客の両方に焦点が当てられる。)“Hairdressers must understand chemical reactions involved in hair coloring treatments.”
(美容師は、ヘアカラー処理に関わる化学反応を理解する必要がある。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- hairstylist(ヘアスタイリスト)
- barberやhairdresserよりも、特にファッショナブルなスタイリングに重きを置くニュアンス。
- barberやhairdresserよりも、特にファッショナブルなスタイリングに重きを置くニュアンス。
- barber(理容師)
- 男性客、髭剃りなどを専門とするイメージが強い単語。
- 男性客、髭剃りなどを専門とするイメージが強い単語。
- hairstylist(ヘアスタイリスト)
反意語:
- 厳密な反意語はありませんが、職業として対になる言葉は特にないため、必要に応じて“customer”や“client”が立場の反対となる程度です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈherˌdrɛsər/
- イギリス英語: /ˈheəˌdres.ər/
- アメリカ英語: /ˈherˌdrɛsər/
強勢(アクセント)の位置:
- hair の “hair”部分にやや強めのストレス → HAIR-dresser
- dresser の “dres”にも軽めのストレスが続くイメージです。
- hair の “hair”部分にやや強めのストレス → HAIR-dresser
よくある発音の間違い:
- hair の発音が “ヘアー” にならずに “ヘア” と短く流れたり、dresser を “ドレッサー” と強く伸ばしてしまうこと。
- アメリカ英語では /r/ の発音が明確に響き、イギリス英語ではやや後ろに引いた /r/ になります。
- hair の発音が “ヘアー” にならずに “ヘア” と短く流れたり、dresser を “ドレッサー” と強く伸ばしてしまうこと。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- × “hairdreser” (rが抜ける)
- × “hairdresserr” (rが多い)
- × “hairdreser” (rが抜ける)
- 同音異義語との混同:
- 特に同音異義語はありませんが、hair と hare(野うさぎ)の混同に注意。
- 特に同音異義語はありませんが、hair と hare(野うさぎ)の混同に注意。
- 試験での出題傾向:
- 実用英語検定(英検)やTOEICなどで「職業」に関する語彙問題、または日常業務を表す文章中に登場する可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のコツ:
- “hair” + “dresser”で「髪を整える人」。dresserは着せ替え人形“dresser”をイメージしてもよいかもしれません。
- “hair” + “dresser”で「髪を整える人」。dresserは着せ替え人形“dresser”をイメージしてもよいかもしれません。
- イメージ:
- 人形の髪を整えるように、髪をドレスアップするイメージを持つと覚えやすいでしょう。
- 勉強テクニック:
- 自分が「お気に入りの美容師」を想像し、その人の顔を思い浮かべながら“hairdresser”とセットで覚えると印象に残りやすいです。
- 自分が「お気に入りの美容師」を想像し、その人の顔を思い浮かべながら“hairdresser”とセットで覚えると印象に残りやすいです。
以上が“hairdresser”の詳細な解説です。ぜひ覚えて、日常会話やビジネスシーンなど幅広く活用してみてください。
=beautician