最終更新日:2025/10/31

〈U〉活気,生気,活発 / 〈U〉漫画(動画)製作 / 〈C〉漫画映画,動画(cartoon)

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元となった辞書の項目

animation

名詞

〈U〉活気,生気,活発 / 〈U〉漫画(動画)製作 / 〈C〉漫画映画,動画(cartoon)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: animation

品詞: 名詞 (countable: animations / uncountable の文脈でも使われることがある)

意味(英語): the process or technique of making inanimate objects or drawings appear to move in film or video.

意味(日本語): アニメーション、動画制作の技術、または静止画などに動きを与える手法。

「静止した絵やオブジェクトに“命”を吹き込むように動きをつけるプロセス」というニュアンスがあります。映画やテレビで使われるほか、ゲームやウェブコンテンツでも頻繁に使われる単語です。

CEFRレベルの目安:


  • B2(中上級): 日常会話や専門的な話題でも活用される語彙

活用形


  • 単数形: animation

  • 複数形: animations

他の品詞形


  • animate (動詞): “〜に生命を吹き込む、活気づける”

  • animated (形容詞): “活気のある、生き生きとした、アニメ化された”


2. 語構成と詳細な意味

語源構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: “anim” (ラテン語の “anima”: “魂”や“生命”に由来)

  • 接尾語: “-ation” (動作や状態を表す名詞化の要素)

もともと “anim” は“生命”や“精神”を意味し、そこから “-ation” をつけて「動きを与える行為」を指すようになりました。

派生語・類縁語など


  • animate

  • animator

  • animated

  • inanimate (形容詞: 生命のない)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(計10個)


  1. computer animation → コンピューターアニメーション

  2. 3D animation → 3次元アニメーション

  3. animation industry → アニメーション業界

  4. animation studio → アニメーション制作スタジオ

  5. animation software → アニメーションソフトウェア

  6. animation technique → アニメーション技術

  7. traditional animation → 伝統的なアニメーション(セル画など)

  8. stop-motion animation → ストップモーションアニメーション

  9. animation process → アニメーション制作プロセス

  10. animation department → アニメーション部門


3. 語源とニュアンス

語源

“animation” はラテン語の “anima(魂)” を語源とし、「生命を与える/活気を吹き込む」という意味を持つ “animare” の派生語です。歴史的には映画産業が発展する中で、漫画や人形に動きをもたせる技術として用いられてきました。

ニュアンス


  • 現在は主に「動きを作り出す」という意味で使われ、2D・3D・CG など幅広い映像技術を指します。

  • ディズニー作品や日本のアニメのように、エンターテインメントの領域で非常に重要な概念です。

  • ニュアンスとしては “さまざまな技術や手法を用いて作られた映像作品” や “クリエイティブなプロセス” を強調するときに使われます。

使用時の注意点


  • “animation” はカジュアルな会話からフォーマルな学術・ビジネスシーンまで幅広く使えます。

  • ただし「日本のアニメ文化」と区別して言う場合は “Japanese animation” とすることもありますし、そのまま “anime” と呼ぶこともあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算・不可算どちらでも使われるケースがあります。


    • 「アニメ作品(数えられる具体的作品)」として複数形の “animations” を使うこともあれば、

    • 「アニメーション技術(抽象概念)」として不可算扱いする場合もあります。


  • 主な構文・イディオム


    1. “to create animation” (アニメーションを作り出す)

    2. “to work in animation” (アニメーション業界で働く)

    3. “an animation sequence” (アニメーションのシーケンス)

    4. “the animation was done by …” (そのアニメーションは〜によって制作された)



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I love watching animation movies on the weekend.”


    • 週末はアニメーション映画を見るのが大好きなんだ。


  2. “My younger sister wants to study animation in college.”


    • 妹は大学でアニメーションを勉強したいと思っているんだ。


  3. “Have you seen the animation she made for her project?”


    • 彼女が課題で作ったアニメーションを見たことある?


ビジネスシーンでの例文


  1. “We’re looking to hire someone with experience in 3D animation for our new project.”


    • 新しいプロジェクトのために、3Dアニメーションの経験がある人を採用したいと考えています。


  2. “The marketing team is planning to use an animation to showcase our product features.”


    • マーケティングチームは、製品の特徴を示すためにアニメーションを使う予定です。


  3. “Could you review the animation storyboard before we send it to the director?”


    • ディレクターに送る前に、このアニメーションの絵コンテを確認してもらえますか?


学術的・専門的な文脈での例文


  1. “Recent studies have shown the psychological impact of animation on children's behavior.”


    • 最近の研究では、アニメーションが子どもの行動に与える心理的影響が示されている。


  2. “The course covers the fundamental principles of animation, including movement, timing, and storytelling.”


    • この講座では、動きやタイミング、ストーリーテリングなど、アニメーションの基礎原則を扱います。


  3. “Historically, traditional cel animation played a significant role in the development of cinematic techniques.”


    • 歴史的に、伝統的なセルアニメーションは映画技術の発展に重要な役割を果たしてきました。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. cartoon (カートゥーン)


    • どちらかというと「漫画風のアニメ」を指すことが多い。短編の風刺漫画などにも使う。


  2. anime (アニメ)


    • 通常は「日本のアニメ」を指す。日本のスタイルのアニメーションという文化的意味合いが強い。


  3. motion picture (映画、動画)


    • 映像作品全般を指すこともあるが、アニメーションに限らず実写映画も含む。


  4. animated film (アニメーション映画)


    • “animation film” とも呼ぶが、映画全般で特殊効果などを含む場合に用いる。


反意語


  • 実写映画(live-action film):人間や実物を直接撮影した映像作品。アニメーションの反対位置づけとして引用されることがある。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /ˌænɪˈmeɪʃən/

  • イギリス英語: /ˌænɪˈmeɪʃən/

“ani-MA-tion” のように、第二音節 “ma” にアクセントがきます。

よくある間違い


  • “animaition” と誤って “i” を二重にしてしまうスペルミス。

  • アクセントを最初の音節に置いてしまう発音ミス。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “animation” の途中に “t” と “i” の順番を入れ替えてしまったり、複数形 “animations” の “s” を落としたりすること。

  • “anime” と混同してしまう: 日本の「アニメ」文化のみを指す場合は “anime” と言うが、英語話者に “animation” と言うと必ずしも日本のアニメだけではなく、包括的なアニメーション全般を指す。

  • 資格試験では、文章中で “animation industry” や “the animation of characters” のような使われ方を問う問題が出たり、文脈判断を問われる場合もある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “魂 (anima) + 〜する行為 (-tion)” → 「魂を吹き込む」というイメージで覚えると印象が強まります。

  • スペリング: “ani + ma + tion” という音節ごとに分けて覚えるとミスが減ります。

  • 好きなアニメーション作品を思い浮かべながら学ぶと、記憶が定着しやすいでしょう。


上記のポイントを意識すると、“animation” が持つ豊かな意味合いや使い分けを理解しやすくなります。

意味のイメージ
animation
意味(1)

〈U〉活気,生気,活発

意味(2)

〈U〉漫画(動画)製作

意味(3)

〈C〉漫画映画,動画(cartoon)

そのアニメは外国でも放送されています。

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和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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