最終更新日:2025/10/05

〈U〉(一般に)年齢,寿命;〈C〉(個々の)年齢,年 / 〈U〉成年(おとなとしての資格・権利を得る年齢;通例18または21歳) / 〈U〉老齢,《集合的に》老人たち / 〈U〉(人生の)一時期 / 〈C〉世代(generation) / 〈U〉〈C〉《しばしばA-》(歴史上の)時代 / 〈C〉《話》長い間

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元となった辞書の項目

age

名詞

〈U〉(一般に)年齢,寿命;〈C〉(個々の)年齢,年 / 〈U〉成年(おとなとしての資格・権利を得る年齢;通例18または21歳) / 〈U〉老齢,《集合的に》老人たち / 〈U〉(人生の)一時期 / 〈C〉世代(generation) / 〈U〉〈C〉《しばしばA-》(歴史上の)時代 / 〈C〉《話》長い間

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解説

1. 基本情報と概要

単語: age

品詞: 名詞 (countable noun)

意味 (英語): The length of time that someone or something has existed; a distinct period of life or history.

意味 (日本語): 「人や物が存在してきた年数・期間」「時代や年代」という意味です。日常会話で「年齢」を表すときによく使われます。また「○○時代」など、特定の時代・年代を指す際にも使われます。とても基本的な単語なので、やさしい英語の会話にも頻出します。


  • 活用形:


    • 単数形: age

    • 複数形: ages


  • 他の品詞形: 動詞 (to age)「年をとる・古くなる」、形容詞形は一般的ではありませんが、複合的に“age-old”という形容詞(「昔からの」)として使われることがあります。

  • CEFRレベル: A2(初級レベル: 日常会話で年齢を尋ねたり言ったりするなど、基礎的な表現としてよく使われるため)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “age”


    • フランス語の“âge”やラテン語の“aetas”に由来するとされています。


  • 接頭語・接尾語: この単語自体は非常に短く、特別な接頭語や接尾語は含まれていません。ただし、先頭や後ろに他の単語がついて派生語や表現が生まれることはあります(例: “new age”, “come of age” など)。

他の単語との関連性(派生語・類縁語など)


  • to age (動詞): 年をとる、古びる。

  • aged (形容詞): 高齢の。

  • age-old (形容詞): 昔からの、長年の。

コロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. “at the age of X” → 「X歳の時に」

  2. “legal age” → 「法的年齢」

  3. “middle age” → 「中年期」

  4. “old age” → 「老年期」

  5. “average age” → 「平均年齢」

  6. “come of age” → 「成人に達する、真価を発揮する」

  7. “digital age” → 「デジタル時代」

  8. “bronze age” → 「青銅器時代」

  9. “age group” → 「年齢層」

  10. “for ages” → 「長い間[口語]」


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の“aetas(人生の時期、時代)”が古フランス語“âge”を経由して英語になったと考えられています。

  • 歴史的な使われ方: 古英語の時代には異なる表記で存在していましたが、フランス語起源の形になってから、「人や物の年齢」「時代や年代」を表す語として広まりました。

  • ニュアンスや使用上の注意:


    • 「年齢」を尋ねる場合、カジュアルに“What’s your age?”よりは“How old are you?”のほうが一般的です。

    • “age”そのものには特に失礼な響きはありませんが、年齢の話題はデリケートな場合があるため、ビジネスやフォーマルな場では配慮が必要です。

    • 口語・文章ともに幅広く使われますが、年齢や時代の説明など幅広いシーンで登場します。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun)


    • 例: “He is 25 years of age.”(25歳です)

    • 具体的な数字とともに使う場合や、複数形“ages”で「とても長い期間」という意味で使う場合などあります。


  • 一般的な構文やイディオム:


    1. “Age before beauty.” → 年長者を尊重する意のちょっとしたジョーク・ことわざ。

    2. “It’s been ages since…” → 「…してからずいぶん経った」カジュアル表現。


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマルな文章では「成人年齢を満たす」などの法律関連文脈や歴史上の「○○時代」を指すときに使われます。

    • カジュアルな会話では単純に「年齢」や「長い時間」の強調に用いられます。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I can’t believe how quickly my kids are growing. My son’s age is already 10!”


    • 「子どもの成長は本当に早いよね。息子はもう10歳だよ!」


  2. “What’s the average age in your class?”


    • 「君のクラスの平均年齢はどのくらい?」


  3. “It’s been ages since we last hung out!”


    • 「最後に遊んでからめちゃくちゃ久しぶりだね!」


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Our surveys show that the target age group is primarily people in their 20s.”


    • 「我々の調査では、主なターゲット年齢層は20代です。」


  2. “The board members discussed the retirement age for employees.”


    • 「取締役会は従業員の定年年齢について議論しました。」


  3. “We are entering a new age of technological innovation.”


    • 「私たちは新たな技術革新の時代に突入しています。」


学術的な文脈(3つ)


  1. “In the Bronze Age, toolmaking saw significant advancements.”


    • 「青銅器時代には、道具の製作が大きく進歩しました。」


  2. “Researchers analyzed the age of the fossils to determine the period they belong to.”


    • 「研究者たちは化石の年代を分析して、それらが属する時代を特定しました。」


  3. “Cognitive functions can vary depending on an individual’s age.”


    • 「認知機能は個人の年齢によって変化することがあります。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. era (時代)


      • 歴史区分などの長い時代を強調。例: “the Victorian era”


    2. period (期間)


      • ある特定の期間を指す一般的な単語。例: “for a short period of time”


    3. epoch (時代/新時代)


      • 歴史上で特に重要な転換点となる時代を指すことが多い。



  • 反意語:


    • “youth” → 「若さ」、ただし「年齢の反対語」ではなく、「若い時期」という点で対比関係にあるといえます。


“age”は広義に「年月・時代」を指すのに対し、“era”や“epoch”などは歴史的背景や特定の大きな区切りを強調する場合に使われる点が異なります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /eɪdʒ/

  • アクセント: 「eɪ」の部分をはっきり伸ばすイメージです。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらも大きな違いはなく、どちらも /eɪdʒ/ でほぼ同じ発音です。

  • よくある間違い:


    • “age”を /æg/ と発音してしまったり、最後の /dʒ/ の部分を母音化してしまう間違い。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “age” は短い単語なのでミスは少ないですが、“gage”などと混同しないように注意。

  • 同音異義語: 明確な同音異義語はありませんが、“jade”など似た発音の単語との混同が起きないように注意。

  • 試験対策・資格試験での出題傾向:


    • TOEICや英検などのリスニングパートで“How old are you?”の問いかけとセットで出る場合があります。

    • 読解や穴埋め問題で“average age,” “come of age,” “legal age”などの表現が出題されることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ヒント:


    • 「“階段を一段上がるごとに年齢(エイジ)が増える」イメージで“eɪ”の長い音をしっかり意識すると覚えやすいです。

    • “お誕生日に年が一つ増える(エイジの階段を上がる)”というストーリーを思い浮かべると印象に残りやすいでしょう。


  • 勉強テクニック:


    • 日常会話で年齢を言うときに“How old are you?”が使われることが多い点もあわせて覚えておくと、間違えて“What’s your age?”と言いにくくなります。

    • 「○○時代」を表す表現(Bronze Age, Digital Ageなど)を年代のキーワードとあわせて覚えると便利です。



以上が名詞“age”の詳細解説です。年齢の話題だけでなく、時代や年代を表す表現としても幅広く使われる、とても重要な単語です。気軽に会話にもビジネスにも登場し、英語の学習において早めに習得しておくと、多くの状況で生かせるでしょう。

意味のイメージ
age
意味(1)

〈U〉(一般に)年齢,寿命;〈C〉(個々の)年齢,年

意味(2)

〈U〉成年(おとなとしての資格・権利を得る年齢;通例18または21歳)

意味(3)

〈U〉老齢;《集合的に》老人たち

意味(4)

〈U〉(人生の)一時期;〈C〉世代(generation)

意味(5)

〈U〉〈C〉《しばしばA-》(歴史上の)時代

意味(6)

〈C〉《話》長い間

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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