元となった辞書の項目
weekday
解説
以下では、英単語 weekday
をできるだけ詳細に解説していきます。ぜひ学習にお役立てください!
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
- 英語: “weekday”
- 日本語: 「平日」
→ 月曜日から金曜日までを指す表現です。週末(weekend)を除いた日をまとめて表す言葉です。「平日に仕事へ行く」「平日にお店が空いている」など、土日以外の日を表すときによく使います。
品詞
- 名詞 (noun)
活用形
- 単数形: weekday
- 複数形: weekdays
ただし「平日」を1日単位でいうときも複数形でいうときも中身は同じ概念を表現し、「平日には~」というときなどは “on weekdays” という表現がよく使われます。
他の品詞例
“weekday” は主に名詞として使われます。形容詞や動詞などの派生形は一般的に存在しません。ただし、ほかの名詞と組み合わせた複合語(weekday timetable などの名詞句)や、形容詞的に weekday bus schedule のように使うことはあります。
CEFR レベルの目安
- A2 (初級)
→ 基本語彙として、「日常の日時や曜日」を表現するときに必須の単語です。英会話や教科書、テキストの早期段階で登場します。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 接頭語 (prefix): なし
- 語幹 (root): “week”
- 接尾語 (suffix): “-day”
“week”(週)と “day”(日)が組み合わさった合成語です。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- on weekdays → (平日には)
- weekday schedule → (平日のスケジュール)
- weekday routine → (平日の習慣)
- weekday morning → (平日の朝)
- weekday traffic → (平日の交通状況)
- weekday shift → (平日のシフト)
- weekday rates → (平日の料金設定)
- weekday lunch special → (平日のランチ特別メニュー)
- weekday commute → (平日の通勤)
- weekday activities → (平日の活動)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「week(週)」+「day(日)」が一緒になり、土日以外の「平日」を表すようになった言葉です。
- 元々
week
はゲルマン語由来で、day
は古英語dæg
に由来する言葉です。
ニュアンス・使用時の注意
- 「土日を除く」ニュアンスが大前提にあります。文脈により、祝日や特別休暇を含むかどうかは国や業界で異なる場合もあります。
- カジュアル・フォーマル問わず使われる一般的な単語です。日常会話からビジネス文書まで幅広く登場します。
4. 文法的な特徴と構文
- “weekday” は可算名詞 (countable noun) です。1日、2日など数量を明確にするときは “a weekday” / “weekdays” として使えます。
- “on weekdays” という前置詞 + 複数形の形で、「平日には~」という意味でよく用いられます。
よく使う構文・イディオム例
- “He only works on weekdays.” → 彼は平日にしか働かない。
- “Weekday vs. weekend hours” → 平日と週末の営業時間の違い
- “It’s hard to get up early on a weekday morning.” → 平日の朝は早起きが大変だ。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I usually go to the gym on weekdays.”
→ 普段は平日にジムへ行きます。 - “Let’s meet for lunch on a weekday to avoid the weekend rush.”
→ 週末の混雑を避けるために、平日にランチをしよう。 - “Weekday mornings are always busy for me.”
→ 平日の朝はいつも忙しいです。
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Our office hours on weekdays are from 9 AM to 6 PM.”
→ 平日のオフィスの営業時間は午前9時から午後6時までです。 - “We offer a special discount for conference room bookings on weekdays.”
→ 平日の会議室予約には特別割引をご用意しております。 - “Most of our clients schedule meetings on weekdays rather than weekends.”
→ クライアントのほとんどは週末よりも平日にミーティングを入れます。
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
- “Data collection was conducted on weekdays to ensure consistent sample conditions.”
→ 一貫したサンプル条件を保つために、データ収集は平日に実施された。 - “The weekdays data set differs significantly from weekend data in terms of traffic volume.”
→ 平日のデータセットは、交通量の点で週末のデータと大きく異なる。 - “Weekday scheduling has been shown to optimize resource allocation in many organizations.”
→ 平日のスケジューリングは、多くの組織でリソース配分を最適化することが示されている。
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- “workday” (ワークデー): 特に「仕事日」というニュアンス。アメリカでは “weekday” とほぼ同じ意味で使われることもあります。
- “business day” (営業日): ビジネスが行われる日。土日のほか、祝日を含まない意味になる場合が多い。
反意語(Antonyms)
- “weekend” (週末): 土日などの週末。
- “holiday” (休日・祝日): 休暇日や特定の祝祭日。
ニュアンスの違い
- “weekday” は平日全体を指すもっとも一般的な言葉です。
- “business day” はビジネス上の取り引きや手続きが可能な日の意味合いが強いので、銀行や役所などの場合、「平日かつ祝日を除く」日を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: [ˈwiːk.deɪ]
- アメリカ英語: [ˈwiːk.deɪ] (ウィーク・デイ)
- イギリス英語: [ˈwiːk.deɪ] (ウィーク・デイ)
- アメリカ英語: [ˈwiːk.deɪ] (ウィーク・デイ)
- アクセント位置: “week” の部分に強勢があります。(WEEK-day)
- よくある間違い: “weekdays” の最後の「s」を発音せずに単数形のようになってしまうことがあるので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- “weekday” と “weekend” のつづり・発音の取り違えに注意。特に “end” と “day” は意味が真逆になります。
- “weekdays” を使う場合に、「on weekdays」と前置詞をセットで使う用法が多いです。前置詞が抜けたり間違えたりしないように気をつけましょう。
- 試験対策(TOEIC・英検など)でも、曜日や日付に関する問題は頻出です。“weekday” は「土日を除く日曜日の扱い」に関する問題(例えば日曜日を比較するときなど)で注意が必要になる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “weekend” の反対が “weekday” と覚えると簡単です。
- week (週) + day (日) で構成されるので、「週(日)」と覚えればパーツでつかめるはずです。
- 「on weekdays」は「平日に~」と使う頻出パターンなので、セットで覚えると便利です。
たとえば、「週末は “weekend”、平日は “weekday”」と対比させながらイメージを作るとスムーズに学習できます。
以上が、名詞 “weekday” の詳細な解説になります。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使う単語ですので、ぜひしっかり身につけてください。平日と週末の違いを英語でスムーズに説明できると会話の幅も広がります。頑張って学習を続けてくださいね!
意味のイメージ
意味(1)
〈C〉(日曜日,時に weekend 以外の)平日