最終更新日:2025/12/05
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元となった辞書の項目

additional

形容詞

付け加えた,追加の / 特別の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: additional

品詞: 形容詞 (Adjective)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 「additional」は「追加の」という意味です。既存のものや既にある状況に対して「さらに加える」「余分に付け足す」というニュアンスを表します。

  • 日常会話でもビジネスの場面でも「もっと欲しい」「追加の○○が必要」という状況でよく使われます。

活用・関連形


  • 形容詞: additional (追加の)

  • 副詞形: additionally (さらに、その上で)

  • 名詞形: addition (追加、付加)

名詞形である “addition” は「追加」という概念そのものを表します。一方、“additional” は「追加の」という形容詞として名詞を修飾します。

例:


  • addition (名詞) → an addition to the team (チームへの追加メンバー)

  • additional (形容詞) → additional information (追加情報)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • add + -ition + -al


    • add: 「加える」という語根

    • -ition: ラテン語由来の「~する行為や状態」を示す派生要素 (この場合は「加えられた状態」)

    • -al: 形容詞化する接尾辞


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10個


  1. additional information(追加情報)

  2. additional resources(追加のリソース)

  3. additional cost(追加費用)

  4. additional support(追加サポート)

  5. additional charge(追加料金)

  6. additional time(追加の時間)

  7. additional staff(追加スタッフ)

  8. additional evidence(追加証拠)

  9. additional features(追加機能)

  10. additional funding(追加資金)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「add」はラテン語の “addere” から来ており、「~へ(ad-)」+「加える(dare)」という意味を持ちます。

  • そこから “addition” (名詞) が生まれ、「additional」はその形容詞形です。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 「additional」は中立的かつフォーマル度の高い単語で、カジュアルな会話でも使えますが、ビジネスや公的文章でもよく使用されます。

  • 感情を強く込めるというよりは、事務的・説明的にも使える無難な単語として認識されます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として名詞を修飾する際に使われ、「追加の~」を表します。

  • フォーマル/カジュアルともに利用される頻度が高いです。

  • 「additional」は加算名詞・不可算名詞を問わず、名詞の前に置かれます。

    例: additional information (不可算名詞), additional delays (可算名詞)

よくある構文・フレーズ


  • There is an additional fee. (追加料金があります)

  • We need additional data to finalize the report. (報告書を仕上げるには追加データが必要です)

  • If you have any additional questions, feel free to ask. (追加の質問があれば、気軽に聞いてください)


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Do you have any additional blankets? It’s getting cold.”

    (追加の毛布はある? 寒くなってきたから。)

  2. “I think I need some additional help with this puzzle.”

    (このパズルを解くのに、もうちょっと助けが欲しいな。)

  3. “Could I get an additional plate for the appetizers?”

    (前菜用にもう一枚お皿をもらえますか?)

ビジネスでの例文


  1. “Please provide any additional details in the attached document.”

    (添付の書類に追加の詳細を記入してください。)

  2. “The project will require additional funds to continue.”

    (プロジェクトを継続するには追加の資金が必要になります。)

  3. “We plan to hire additional staff next quarter to handle the workload.”

    (業務量に対応するため、次の四半期に追加スタッフを雇う予定です。)

学術的な文脈での例文


  1. “Our research requires additional data to validate the hypothesis.”

    (私たちの研究では、仮説を検証するために追加のデータが必要です。)

  2. “Future studies may provide additional insights into this phenomenon.”

    (今後の研究によって、この現象についてさらなる知見が得られるかもしれません。)

  3. “The paper suggests additional experiments to confirm the results.”

    (その論文は、結果を確認するためにさらなる実験を提案しています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. extra(余分の, 追加の)


    • よりカジュアルで、日常会話で多用されます。


  2. further(さらなる, 追加の)


    • “further” は「さらに先へ」「より深い」というニュアンスが強いです。


  3. supplementary(補足の, 補充の)


    • “additional” よりも、サポート的に何かを補うニュアンスを強調します。


反意語 (Antonyms)


  • fewer(より少ない)


    • 数を減らす場合に用いられます。(可算名詞に使用)


  • less(より少ない)


    • 集合的・不可算名詞に使われます。


  • reduced(減らされた, 縮小の)


    • 「何かを減らす」というニュアンスを明確に表します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /əˈdɪʃ.ən.əl/

  • 強勢は「-dí-」の部分に置かれます: a-DI-shun-ul

  • アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、イギリス英語では「-əl」の末尾がよりはっきりした発音になる傾向があります。

  • よくある間違いとしては「additional」を「additonal」とスペルミスするなどが挙げられます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「addition」(名詞) と「additional」(形容詞) の混同に注意しましょう。文章内で「追加の〇〇」と言いたいときは「additional + 名詞」です。

  • スペルが長めなので、途中の “i” と “o” の順番を入れ替えたりするミスに注意してください(× “additonal” など)。

  • TOEICや英検などの試験では、「追加費用」「追加情報」など実務的・説明的な文脈で出題される可能性が高いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Add” (加える) から派生しているので、「+ (プラス)」のイメージと結びつけると覚えやすいです。

  • 「Add」から始まる形容詞は「さらに何かが足される」というイメージを持っておくと、暗記しやすくかつ使い分けもきちんとできます。

  • 音読練習:強勢を意識して「a-DI-shun-ul」と声に出すと自然に定着します。


以上が、形容詞 “additional” の詳細解説になります。ぜひ実際の会話や文書で、物事を「追加する」「さらに必要とする」文脈で活用してみてください。

意味のイメージ
additional
意味(1)

付け加えた,追加の;特別の

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 4択問題

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