最終更新日:2025/02/25

あなたの結論は仮定に基づいており、証拠ではありません。

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Your conclusion is based on an assumption, not on evidence.

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元となった辞書の項目

assumption

名詞

〈C〉(証拠はないが正しいと考えている)仮定,想定, 仮説, 憶測 / 〈U〉(任務などを)引き受けること《of ...》 / (権力・権利などの)専有,横領《of ...》 / (態度などの)でしゃばり,おうへい, 厚かましさ / 《the A-》聖母マリアの被昇天;聖母被昇天祭(8月15日)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: assumption

品詞: 名詞 (countable)


  • 意味 (英語): Something that is accepted as true without proof; a belief or statement taken for granted.

  • 意味 (日本語): 証拠なしに受け入れられる前提や仮定のこと。

    「何かを仮定するときに使われる言葉です。漠然と“〜だろう”と見なすようなニュアンスがあり、話し手が確実に確認していない情報に対して用いられます。」


  • 活用形: 名詞なので厳密な活用はありませんが、複数形は assumptions となります。


  • 他の品詞例:


    • assume (動詞): “仮定する”、“思い込む”、あるいは “(責任を)引き受ける” の意味もあります。

    • assumptive (形容詞): “仮定に基づく” や “思い込みが激しい” というニュアンス。


  • CEFRレベルの目安: B2(中上級)

    「難しめの単語ですが、新聞やビジネス会話、学術的文章でもよく見かけます。」



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: 「assumption」はラテン語由来で、 “ad-” (〜へ) + “sumere” (取る) が変化してできたものが語源とされています。


    • 接頭語・接尾語という観点から見ると、英語では明確に分解しにくいですが、ラテン語ベースの “-tion” は「行為・状態」を示す名詞化の接尾辞です。


  • 派生語・類縁語:


    • assume (動詞): “〜を仮定する”、“責任を引き受ける”

    • assumptive (形容詞)


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10個:


    1. make an assumption 「仮定を立てる」

    2. challenge an assumption 「仮定に疑問を投げかける」

    3. underlying assumption 「根本的な仮定」

    4. basic assumption 「基本仮定」

    5. working assumption 「作業仮説」

    6. prove an assumption 「仮定を証明する」

    7. faulty assumption 「誤った仮定」

    8. validate an assumption 「仮定を立証する」

    9. question an assumption 「仮定を問い直す」

    10. operate under the assumption 「〜という前提で行動する」



3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の assumptio が元で、「取り上げる・引き受ける」を意味する assumere に由来します。古来から「何かを自分のものとして取り込む」というニュアンスで使われてきました。


  • ニュアンスや注意点:


    • 十分な証拠がないのに何かを仮定する、思い込む、あるいは前提として扱う際に使います。

    • カジュアルからフォーマルまで幅広く使われ、論文などの文章で扱われることも多いです。

    • 会話で使う場合は、「私の個人的な推測ですが……」といったニュアンスにも近いです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「an assumption」「several assumptions」のように可算名詞として扱います。

  • よく使われる構文・イディオム:


    1. “It’s a common assumption that 〜.”「〜というのはよくある前提です。」

    2. “We often work on the assumption that 〜.”「私たちはしばしば〜という仮定のもとで作業します。」


  • フォーマル / カジュアル表現:


    • ビジネスや学術的な文脈で多用されるため、フォーマル寄りの印象があります。

    • 口語でも “I assume that...” の形がよく使われ、この名詞形 “assumption” は少し硬めに響きます。



5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “That’s just my assumption, but I think he’ll arrive soon.”

    「ただ私の推測だけど、彼はもうすぐ到着すると思うよ。」


  2. “We shouldn’t make assumptions about her feelings without asking.”

    「彼女の気持ちを聞かずに勝手に決めつけるのはやめよう。」


  3. “My assumption was that he already knew the plan.”

    「私は彼がすでにその計画を知っていると思い込んでいたんだ。」


5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “Let’s not operate under the wrong assumption about the budget.”

    「予算に関して誤った前提で動くのはやめましょう。」


  2. “We need to challenge our assumptions to improve the product.”

    「製品を改良するには、自分たちの前提を疑う必要があります。」


  3. “A faulty assumption could lead to poor decision-making.”

    「誤った仮定は、悪い意思決定につながりかねません。」


5.3 学術・専門的文脈での例文


  1. “The research is based on the assumption that all variables remain constant.”

    「この研究はすべての変数が一定であるという仮定に基づいています。」


  2. “Our findings validate the assumption in the initial hypothesis.”

    「我々の研究結果は最初の仮説における仮定を立証しています。」


  3. “It’s crucial to test any assumption with empirical evidence.”

    「どんな仮定であっても、実証的な証拠で検証することが極めて重要です。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms):


    1. hypothesis (仮説)

    2. presupposition (前提)

    3. supposition (推測)

    4. belief (信念)


これらは “未確認だが仮にこうと置く” という意味合いを持ちますが、


  • hypothesis は主に学術的・科学的文脈で多用されます。

  • presupposition はより「前提として」というニュアンスが強いです。


    • 反意語 (Antonyms):


  • fact (事実)


  • truth (真実)


  • proof (証拠)


「事実や証拠とは違って、assumption には裏付けされた根拠がありません。」


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /əˈsʌmpʃən/

  • アクセントの位置: 「-sump-」の部分にアクセントがきます (a-SUMP-tion)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では /əˈsʌmpʃən/、イギリス英語でもほぼ同様です。一部の話者は “ʃn” をはっきり発音しやすい程度の差です。

  • よくある発音の間違い: “assu*mption” の “mp” の部分を抜かして “assumption*” と曖昧にしないように注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “assumption” の “p” と “tion” の位置を間違えて、 “assumtino” や “assumnption” などにしないように注意。

  • 同音異義語との混同: とくに “assume” (動詞) と “assumption” (名詞) をごちゃまぜにしないように。使い分けに注意してください。

  • 試験対策: TOEICや英検のリーディングで、設問に “under the assumption that 〜” という形が出題されることがあります。文脈上で仮定の程度や根拠を読み取る必要があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚えやすくするイメージ: “assume” は “引き受ける・思い込む” という動詞、その結果「引き受けられた前提」が “assumption” と考えるとつながりがわかりやすいです。

  • スペリングのコツ: “assume” + “-ption” という組み合わせと覚えるのも一案です。

  • 勉強テクニック: “assumption” に関連するフレーズ(challenge an assumption, make an assumptionなど)をイメージしながら文例で反復練習すると、自然に使えるようになります。


以上が名詞 「assumption」 の解説です。証拠のない仮定や前提を指すときに幅広く使われる単語ですので、ぜひ会話や文書作成の場面で応用してみてください。

意味のイメージ
assumption
意味(1)

(証拠はないが正しいと考えている)仮定,想定;仮説

意味(2)

(任務などを)引き受けること《+of+

意味(3)

(権力・権利などの)専有,横領《+of+

意味(4)

(態度などの)でしゃばり,おうへい

意味(5)

《the A-》聖母マリアの被昇天;聖母被昇天祭(8月15日)

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