最終更新日:2024/06/17

太陽系は太陽、惑星、その他の天体から成り立っています。

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The solar system consists of the sun, planets, and other celestial bodies.

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元となった辞書の項目

system

名詞

〈C〉(関連した部分から成る)体系,系統,組織[網],装置 / 〈C〉(教育・政治などの)制度,機構;《the~》体制 / 〈C〉(思想・学問などの)体系,学説 / 〈C〉(…の)方法,方式,やり方《+of doing》 / 〈U〉正しい方針(筋道,順序) / 〈U〉《the~》(身体の)組織,系統 / 〈U〉《the~,one's~》身体,全身

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解説

1. 基本情報と概要

単語: system

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): a set of connected things or parts forming a complex whole

意味(日本語): いくつかの要素やパーツが集まって、ひとつのまとまりや仕組みを作り上げているもの。

「system」は、コンピューターシステムや生態系、人間の身体の各器官など、それぞれが連動して動く仕組みを指すときに使われます。複数の要素が連携して機能しているというニュアンスです。


  • 活用形: 名詞なので、複数形 “systems” が主な形になります。

  • 他の品詞の例:


    • 形容詞 “systematic” (体系的な)

    • 動詞 “systematize” (体系化する)


CEFRレベル目安: B2 (中上級)

複雑な仕組みを説明する語彙として、ある程度文書や会話で扱える中上級レベルの単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹(system): 「仕組み」や「体系」の意味を持つ

  • 接尾語: なし

派生語や類縁語


  • systematic: 体系的な、組織的な

  • systematically: 体系的に、組織的に

  • systemic: 全身的な、全体に及ぶ(医学的・生物学的な文脈で使われることが多い)

  • systematize: 体系化する

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. “operating system” → (オペレーティングシステム)

  2. “immune system” → (免疫システム)

  3. “education system” → (教育制度)

  4. “solar system” → (太陽系)

  5. “transportation system” → (交通網)

  6. “economic system” → (経済体系)

  7. “computer system” → (コンピューターシステム)

  8. “nervous system” → (神経系)

  9. “filing system” → (ファイリングシステム、書類整理の仕組み)

  10. “measurement system” → (計量方法、測定システム)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語の「systēma」、さらにギリシャ語の「σύστημα (sústēma)」が由来とされ、「組み合わさったもの」「全体として構成されているもの」という意味を持ちます。

ニュアンス:


  • いくつかの要素が連動して機能する「仕組み」や「体系」を強調する際に用いられます。

  • ビジネスや学術、日常の会話でも幅広く使われます。

  • フォーマル、カジュアルどちらでも使用できますが、論理的な文書・説明には特に頻繁に登場する単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としてのみ使われ、可算名詞(countable noun)として扱います。


    • “a system” / “the system” / “many systems” のように冠詞や複数形で使えます。


  • よくある構文・イディオム:


    • “set up a system” (仕組みを作り上げる)

    • “break down the system” (システムを崩壊させる/故障させる)

    • “system is down” (システムがダウンしている)


フォーマルな文書から口語表現まで幅広く使われますが、より専門的・技術的な文脈では使われる頻度や対象が具体的になる傾向があります。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “We need a better recycling system in our neighborhood.”

    (私たちの地域では、より良いリサイクルの仕組みが必要ですね。)

  2. “My immune system is weak when I don’t get enough sleep.”

    (十分に寝ないと免疫力が落ちちゃうんです。)

  3. “I set up a new filing system to organize all my documents.”

    (書類を整理するために、新しいファイリングシステムを作ったんです。)

ビジネスでの例文


  1. “The company’s management system needs an overhaul.”

    (その会社の経営システムは全面的に見直しが必要です。)

  2. “We implemented a time-tracking system to monitor employees’ productivity.”

    (従業員の生産性を記録するために、タイムトラッキングシステムを導入しました。)

  3. “Our new training system will help employees improve their skills faster.”

    (新しい研修システムで、従業員はもっと早くスキルを伸ばせるようになります。)

学術的な文脈での例文


  1. “In this study, we analyze the nervous system of certain marine organisms.”

    (この研究では、特定の海洋生物の神経系を分析します。)

  2. “The solar system consists of the Sun and all objects orbiting around it.”

    (太陽系とは、太陽とその周囲を公転するすべての天体のまとまりです。)

  3. “He proposed a new classification system for plant species.”

    (彼は植物種のための新しい分類システムを提案しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  • structure (構造): 部分がどのように組み合わさっているか、構造自体に注目するときに使われる。

  • framework (枠組み・骨組み): 大枠だけを示す場合に使用。具体的な細部よりも、大まかな仕組みや設計思想に近い。

  • organization (組織・構成): 人や要素がどのようにまとまっているか強調するときに使う。

反意語 (Antonyms)

英語で “system” の直接的な反意語はやや限定的ですが、単に「無秩序」であることを指すときは:


  • chaos (カオス、混沌)


    • 秩序だった “system” の対極として「混沌」「無秩序」という意味になります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈsɪs.təm/

  • アメリカ英語: [シス-təm] のように “シ” の母音が比較的はっきり。

  • イギリス英語: アメリカ英語とほぼ同じ発音だが、後半の母音がややあいまいになる場合が多い。

  • アクセント: 最初の音節 “sys-” にアクセントがあります。

  • よくある間違い: 「システム」とカタカナでいう発音をそのまま英語発音にしてしまい、/siː/ のように伸ばしすぎることがあります。正しくは /ˈsɪs.təm/(イ短音に近い発音)です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “system” を “sistem” や “systum” と間違える場合があります。

  • 同音異義語: とくに紛らわしい同音異義語はありませんが、同じ /ˈsɪs-/ で始まる “sister” などの単語と混同しないように注意しましょう。

  • TOEIC・英検などの試験対策: 技術系・科学系の文章で “system” は頻出単語です。読解問題で「体系」「仕組み」という意味の理解は必須です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペリングのポイント: “sys” + “tem” の2パーツに分けて覚えると良いです。

  • イメージ: “system” は「つながっているものの集合」というイメージ。「星と軌道がつながっている太陽系」「臓器が連動している身体」などの絵で覚えると理解しやすいです。

  • テクニック: “sys” という響きを聞くと “assist(アシスト)” の “sis” と似ているので、「一緒に動く仕組み」と捉えるのもいいかもしれません。

以上が名詞 “system” の詳細な解説です。複雑な概念をまとめる際や、複数の要素が協力して動くイメージを伝えたいときに、多用される基本的かつ重要な単語です。ぜひ活用してみましょう。

意味のイメージ
system
意味(1)

〈C〉(教育・政治などの)制度,機構;《the~》体制

意味(2)

〈C〉(思想・学問などの)体系,学説

意味(3)

〈C〉(…の)方法,方式,やり方《+of doing》

意味(4)

〈U〉正しい方針(筋道,順序)

意味(5)

〈U〉《the~》(身体の)組織,系統

意味(6)

〈U〉《the~,one's~》身体,全身

意味(7)

〈C〉(関連した部分から成る)体系,系統,組織[網],装置

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