最終更新日:2024/06/17
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I saw a sign on the wall.

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元となった辞書の項目

sign

名詞

(ある事実・状態・感情などの)表れ,印,気配,徴侯(indication);(…の)こん跡,計跡《+of+名》・身ぶり,手まね,合図 / 標識,看板 / (数学・音楽などの)記号 / (…の)象徴,シンボル(symbol)《+of+名》 / 《文》(…の)前兆,きざし《+of+名》 / 宮(きゅう)(黄道12区分の一つ)

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壁に看板があるのを見た。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: sign

品詞: 名詞(英語では動詞としても使われます)

CEFRレベル: B1(中級)

英語での意味:


  1. A symbol or board that gives information or direction.

  2. An indication or evidence of something.

日本語での意味:


  1. 情報や方向を示す「看板」「標識」。

  2. 何かの存在や状況を示す「兆候」「合図」。

「sign」という単語は、道を案内する標識や、何かが起こる前触れ、または合図を指すときに用いられます。たとえば、「Stop sign(停止標識)」や「a sign of good fortune(幸運の兆し)」など、具体的・抽象的な指し示しの両方でよく使われる便利な単語です。

主な活用形(名詞)


  • 単数形: sign

  • 複数形: signs

他の品詞になった時の例


  • 動詞: “to sign” (署名する、合図する)


    • 例: I need to sign the contract.


  • 派生語: “signature” (署名)、“signify” (意味する)など


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: 「sign」


    • ラテン語の signum(印・印章・記号)に由来するとされています。


詳細な意味


  • 標識・サイン: 街中の看板や標識、案内板など、文字や記号で情報を示すもの

  • 合図・信号: 手振りや表情、音などで何かを伝えるサイン

  • 兆候・痕跡: ある状態が起きている、または起こりうることを示す兆し・しるし

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. stop sign(停止標識)

  2. warning sign(警告サイン)

  3. sign of life(生存の兆候)

  4. sign of trouble(問題の兆候)

  5. sign up(申し込む・登録する)※動詞句

  6. sign language(手話)

  7. sign off(終了の合図をする、契約を終える)※動詞句

  8. sign a contract(契約に署名する)※動詞+目的語として

  9. sign board(看板)

  10. sign in(サインインする、ログインする)※動詞句


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語 signum(印章、しるし)→古フランス語 signe(サイン)を経て英語に入ったとされています。

  • 古くは「兵士の合図」や「旗」などをも意味し、そこから「記号」「しるし」といった幅広い用法に広がりました。

ニュアンスと使用上の注意:


  • 「sign」は、具体物(看板など)から抽象的概念(兆しや象徴など)まで幅広くカバーする便利な単語です。

  • 口語・文語問わず使いやすい中立的な単語ですが、「契約書にサインする」など、フォーマルな場面でも動詞形がよく用いられます。

  • カジュアルな文脈では「It’s a sign!(それは何かの合図・暗示だよ)」のように、軽い驚きや直感を表すこともあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞: “sign” は可算名詞です。必要に応じて “a sign” や “signs” の形になります。


    • 例: “I saw a sign on the road.” / “I saw several signs on the road.”


  2. 動詞としての用法: “to sign” は他動詞(署名する)としての用法が代表的ですが、口語表現で「合図する」という意味でも使われます。


    • 例: “Please sign here.” / “He signed to me from across the room.”


  3. イディオム・構文:


    • sign up (for ~): ~に申し込む

    • sign off: 終了する・締めくくる

    • sign in/out: サインインする / サインアウトする



5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I saw a funny sign on my way home.”


    • (帰り道に面白い看板を見かけたよ)


  2. “That’s a sign that we should take a break.”


    • (それは一休みするべきだという合図だね)


  3. “Could you sign the guestbook before you leave?”


    • (帰る前にゲストブックに署名してくれる?)


(2) ビジネス


  1. “Please follow the sign to the conference room.”


    • (会議室への標識に従ってください)


  2. “We need to sign the contract by next week.”


    • (来週までに契約書に署名する必要があります)


  3. “A sign of good communication is clear feedback from your team.”


    • (チームから明確なフィードバックがあるのは、良好なコミュニケーションの兆しです)


(3) 学術・アカデミック


  1. “We look for a sign of chemical change in the experiment.”


    • (実験で化学変化の兆候を探します)


  2. “The sign on the lab door indicates restricted access.”


    • (実験室のドアの表示は、立ち入り制限があることを示しています)


  3. “A sign of progress in research can be found in peer-reviewed publications.”


    • (研究の進展の兆しは、査読付き論文に見られます)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. symbol(シンボル)


    • より抽象的で、概念的な表現を指す際に使われる。例: “A dove is a symbol of peace.”


  2. indicator(指標)


    • 何かを測ったり示したりする客観的指標の意味合いが強い。例: “GDP is an indicator of economic health.”


  3. signal(信号・合図)


    • 通常は動きや音、光などを通じて伝達される合図に焦点を当てる。例: “Waving a flag is often a signal of surrender.”


反意語

“sign” の直接的な反意語はあまりはっきりしませんが、「何もない」「合図がない」という意味では “no sign” や “lack of indication” が用いられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /saɪn/

  • 音節: sign(1音節)

  • アクセント: アクセントは単語全体にかかります(1音節のみのため)。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 発音に大きな違いはなく、どちらも /saɪn/ と発音されます。

  • よくある発音ミス: “sine” (サイン、数学のサイン波など) と同綴りのように間違えやすいですが、区別はスペルに注意すれば混同を避けられます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “sighn” や “signn” などとつづりを間違えないようにしましょう。

  • 動詞との混同: 名詞の “a sign” と動詞 “to sign” は意味が異なるので、区別できるようにしましょう。

  • 同音異義語との混同: “sine” は数学用語(正弦)で発音は同じですが、使われる文脈が全く異なります。

  • 試験対策: TOEIC・英検などでは、看板や標識、署名などのシチュエーションで “sign” が多用されます。リスニング問題でも道案内などの文脈で “sign” がよく登場します。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 関連ストーリー: 「看板(標識)を見るとき、そこにはサイン (sign) がある」をイメージすると、「指し示すもの」というニュアンスを思い出しやすいでしょう。

  • 音とスペル: “sign” は「サイン」とカタカナ表記すると分かりやすいですが、最後の “g” は発音しない点に注意しましょう。

  • 学習テクニック: 看板・標識を見るたびに “This is a sign” と頭の中でつぶやくと、自然に単語のイメージが定着します。


以上が、名詞 “sign” の詳細な解説です。道案内や合図、さまざまな「しるし」を表す便利な単語なので、日常会話からビジネスシーンまで積極的に使ってみましょう。

意味のイメージ
sign
意味(1)

(ある事実・状態・感情などの)表れ,印,気配,徴侯(indication);(…の)こん跡,計跡《+of+》・身ぶり,手まね,合図

意味(2)

標識,看板

意味(3)

(数学・音楽などの)記号

意味(4)

(…の)象徴,シンボル(symbol)《+of+》・《文》(…の)前兆,きざし《+of+》・宮(きゅう)(黄道12区分の一つ) ・〈手紙・書類・作品など〉‘に'署名する・(…に)〈名前など〉‘を'書く《++on(to)+

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