最終更新日:2024/06/11

彼女は野原で走ったり遊んだりするのが大好きです。

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She loves to run and play in the field.

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元となった辞書の項目

field

名詞

〈C〉『野原』;田野,田畑 / 〈C〉(鉱物などの)産出地,埋蔵地 / 〈C〉『戦場』(battlefield) / 〈C〉(スポーツの)『競技場』 / 〈C〉(ある用途の)場,地面 / 〈C〉(研究・活動などの)『分野』,領域

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: field

品詞: 名詞 (noun)


  • 意味(英語): An area of open land, a specific subject or area of study, or a place where a particular activity happens.

  • 意味(日本語): 「野原」「畑」「分野」「(活動の)現場」という意味を持つ単語です。たとえば、サッカーや野球をする広い「フィールド」、学問の「分野」、実際の「現場」などを指すことができます。ちょっと広い場所や専門領域を指すときに使われる、比較的よく目にする単語です。


  • 主な活用形:


    • 単数形: field

    • 複数形: fields


  • 他の品詞としての例:


    • 動詞 (to field): 「(質問などに)対処する」「(チームを)出場させる」「(ボールを)受ける」などの意味で使われます

    • 例: The manager fielded questions from the press. (監督が報道陣からの質問に対応した)

    • 名詞形から派生した形容詞は特にはありませんが、「fieldwork」「field trip」のように複合語を作ることが多いです。


  • CEFRレベル: B1 (中級)


    • 日常会話や学習でよく使われる単語であり、「分野」「畑」「フィールド」など複数の意味・用法があるため、中級レベルに相当すると考えられます。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • field は接頭語・接尾語が付随しない単独の語幹です。

  • 派生語や複合語として、以下のようなものがあります。


    • fieldwork: 現地調査、実地作業

    • field trip: 校外学習、現地学習

    • outfield/infield: 野球での外野/内野

    • battlefield: 戦場


主要な意味


  1. 空き地・野原・畑


    • 例: a wheat field (小麦畑)


  2. 分野・領域


    • 例: the field of medicine (医学の分野)


  3. 競技場・フィールド


    • 例: soccer field (サッカー場)


  4. 現場


    • 例: working in the field (現場で働く)


よく使われるコロケーションや関連フレーズ10選


  1. field of study(研究分野)

  2. magnetic field(磁場)

  3. field trip(現地学習、校外学習)

  4. playing field((主にスポーツの)競技場)

  5. field day(運動会、野外活動の日;比喩的に「活躍できる日」)

  6. field research(現地調査)

  7. open field(ひらけた野原)

  8. field agent(現地担当者、捜査官)

  9. work in the field of ~(~の分野で働く)

  10. field sports(野外スポーツ)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の「feld」に由来し、「森や木がなく、開けた土地」を意味していました。

  • 歴史的背景: 当初は「開けた空間」を表す語として使われていました。その後、農地やさまざまな活動や専門領域を指す意味へと広がりました。

  • ニュアンスと使用時の注意:


    • 「畑」や「野原」のように具体的な土地を指す場合と、「学問分野」「専門領域」など抽象的な分野を指す場合があります。文脈からどの意味で使われているかを判断します。

    • ビジネスや学術など、フォーマルな文脈では「分野」として用いられることが多い一方、日常会話やカジュアルな場面ではスポーツフィールドや畑など、具体的な場所としてよく使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算: 通常は可算名詞 (a field / several fields) として使います。

  • 用法・構文:


    • “in the field” = 「現場で」「実地で」

    • “in the field of X” = 「Xの分野で」

    • イディオム例:

    • “have a field day”: 思う存分に楽しむ、大いに活躍する

    • “play the field”: (恋愛で) いろいろな人と付き合ってみる、特定の人に限定しないで幅広く行動する


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマル: “in the field of astrophysics” (天体物理学の分野で)

    • カジュアル: “Let’s go to the soccer field.” (サッカー場に行こう)



5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “Could you grab the ball from the field?”


    • (あそこのフィールドにあるボール取ってきてくれる?)


  2. “We had a picnic in the open field near my house.”


    • (家の近くの広い野原でピクニックをしたよ。)


  3. “Let’s meet at the soccer field around 10 a.m.”


    • (午前10時頃にサッカー場で会おう。)


(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “I specialize in the field of data science.”


    • (私はデータサイエンスの分野を専門としています。)


  2. “We need to conduct some field research before launching the new product.”


    • (新製品を発売する前に現地調査が必要です。)


  3. “Our company is leading in the field of renewable energy.”


    • (私たちの会社は再生可能エネルギーの分野でトップを走っています。)


(C) 学術的な文脈での例文


  1. “Her expertise in the field of psychology is well-known.”


    • (彼女の心理学分野での専門知識はよく知られています。)


  2. “Field studies are crucial for ecological research.”


    • (現地調査は生態学の研究にとって不可欠です。)


  3. “This publication has contributed significantly to the field of linguistics.”


    • (この出版物は言語学の分野に大きく貢献しました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. area(エリア、地域)


    • 「場所」という点では似ていますが、field は「広い空間」や「分野」を指すニュアンスが強いです。


  2. domain(領域)


    • 専門性の強い文脈でよく使われます。field よりややフォーマル。


  3. realm(領域、王国領土)


    • 抽象分野やファンタジー的な「王国の領土」なども含めたニュアンスがあります。


  4. discipline(学問分野)


    • 学問的な文脈に限って使われることが多いです。


反意語 (Antonyms)

明確な「反意語」は少ないですが、フィールド(開けた場所)と対になるイメージとしては“urban area”(都市部)や“indoor space”(屋内空間)などが挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /fiːld/

  • アメリカ英語/イギリス英語: どちらも大きな違いはなく、/fiːld/ と発音します。

  • 強勢 (アクセント): 単音節のため特に目立つアクセントの位置はありませんが、/iː/ をしっかり伸ばして「フィールド」と発音します。

  • よくある発音の間違い:


    • /fɪld/ のように /iː/ を短く発音しないように注意しましょう。

    • スペル通りに /feɪld/ と読まないことも重要です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “field” を “feild” と書いてしまうミスがよくあります。

  • 同音異義語: “feeled” (存在しない形) と混同しないように注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも、ビジネス分野の文章や視聴材料で “field” が “分野” や “現地調査” の意味で出題されることがあります。文脈判断をしっかり行いましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “field” を「フィール=広がる⇒広い場所・活動範囲」とイメージすると覚えやすいです。

  • スペリングを覚えるには “i” と “e” が並ぶ位置に注意して “fi-eld” の順番を思い出すと良いでしょう。

  • 「広い場所でフィールドワークをするイメージ」を思い浮かべると、分野=必ずしも屋外ではないですが、何か広がる専門領域という感覚で捉えられます。


以上が名詞「field」の詳細解説です。スポーツの「フィールド」から学問の「分野」まで幅広い意味を持ちますので、文脈に合わせて使い分けてみてください。

意味のイメージ
field
意味(1)

〈C〉野原,[牧]草地;田;畑;《the fields》田野,田畑

意味(2)

〈C〉(雪・氷などの)原,広がり

意味(3)

〈C〉(鉱物などの)産出地,埋蔵地

意味(4)

〈C〉戦場(battlefield);戦闘(battle)

意味(5)

〈C〉(スポーツの)競技場;(陸上のトラックに対して)フィールド

意味(6)

〈C〉(ある用途の)場,地面

意味(7)

〈C〉(研究・活動などの)分野,領域

意味(8)

《the~》現地

意味(9)

〈C〉(電気・磁気などの)場;(レンズの)視界

意味(10)

〈C〉(絵・旗などの)地,下地

意味(11)

《the~》《集合的に》(キツネ狩り・競技の)参加者;(競馬の)出走馬;(野球の)守備選手

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