最終更新日
:2025/01/28
coziness
解説
1. 基本情報と概要
単語: coziness
品詞: 名詞 (noun)
活用形: 名詞のため、特別な活用変化はありません。
(※イギリス英語では “cosiness” とつづられることがあります。)
意味(英語・日本語)
- 英語: The quality or state of being cozy, warm, comfortable, and inviting.
- 日本語: 暖かくて、心地よく、ほっとするような雰囲気や状態のこと。
「coziness」は、部屋の中が暖かかったり、雰囲気が和やかだったりするときに、「ああ、なんだか落ち着くなあ」というニュアンスで使われる単語です。
派生品詞・関連形
- cozy (形容詞): 心地よい、居心地の良い
- cozily (副詞): 心地よく、居心地よく
- cozy up (動詞フレーズ): 居心地よくなる、あるいは親しくなる
CEFR レベルの目安: B2 (中上級)
日常会話でも使われますが、少し抽象的な感覚表現なので、中上級レベルの単語と言えます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹: “cozy” (居心地の良い)
- 接尾語: “-ness” (名詞化のための接尾語)
“cozy” は「暖かくて心地の良い」「くつろげる」という意味を持ち、そこに名詞化を表す “-ness” がついて「心地よさ」や「温かみのある雰囲気」といった意味の名詞になっています。
関連語や派生語
- cozy up to~: 親しくなる/取り入る
- cozy little place: こぢんまり居心地の良い場所
- (イギリス英語綴り)cosiness
よく使われるコロケーション(10個)
- “a sense of coziness” – 「心地よさの感覚」
- “the coziness of home” – 「家のあたたかみ」
- “coziness and warmth” – 「心地よさと温かみ」
- “holiday coziness” – 「(クリスマスなど)休日のほっこりした雰囲気」
- “coziness factor” – 「居心地の良さの要素」
- “indoor coziness” – 「室内の居心地の良さ」
- “embrace coziness” – 「居心地の良さを存分に味わう」
- “coziness of a fireplace” – 「暖炉のもたらす心地よさ」
- “coziness of small cafés” – 「小さなカフェの居心地の良さ」
- “winter coziness” – 「冬特有のほっこり感」
3. 語源とニュアンス
- 語源:
「cozy」は17世紀頃から使われ始めたとされ、語源ははっきりしないものの、スコットランド語の “cozie” (安心できる、暖かい) から来ているという説があります。 - ニュアンス・歴史的背景:
主に暖かい毛布や温かな部屋をイメージするような、身体的だけでなく精神的にもほっとする雰囲気を指す言葉として発展してきました。
使用時の注意点
- 感情的な響き: 「心地よさ」「ほっとする」というポジティブな感覚を表す。
- 場面と文体: 日常会話でも文章でも、わりとカジュアル/フォーマル両方で使えますが、多くの場合、家庭的・個人的なシーンやインテリアについて語る際などに好まれます。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (不可算名詞): “coziness” は抽象概念であり、基本的には不可算名詞として扱われます。
- 構文例:
- “the coziness of + 場所や状況”
- “a sense of coziness”
- “the coziness of + 場所や状況”
- フォーマル / カジュアル:
- カジュアルな会話で “I love the coziness of this cafe.” のように使われます。
- フォーマルなエッセイなどでも “The coziness of rural homes can enhance one’s sense of well-being.” のように書くことが可能です。
- カジュアルな会話で “I love the coziness of this cafe.” のように使われます。
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(3つ)
- “I just love the coziness of this little coffee shop; it makes me feel at home.”
- (「この小さなコーヒーショップの居心地の良さ、本当に好き。まるで家にいるみたい。」)
- (「この小さなコーヒーショップの居心地の良さ、本当に好き。まるで家にいるみたい。」)
- “Nothing beats the coziness of snuggling under a warm blanket on a cold day.”
- (「寒い日には、暖かい毛布にくるまっているときの居心地の良さに勝るものはないよね。」)
- (「寒い日には、暖かい毛布にくるまっているときの居心地の良さに勝るものはないよね。」)
- “The coziness of our living room is perfect for movie nights.”
- (「リビングルームの居心地の良さは映画鑑賞の夜にぴったりなんだ。」)
(B) ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “We aim to create a sense of coziness in our office lounge to encourage informal discussions.”
- (「私たちは社内ラウンジで、気軽に話し合えるような居心地の良さを作ることを目指しています。」)
- (「私たちは社内ラウンジで、気軽に話し合えるような居心地の良さを作ることを目指しています。」)
- “The hotel brand emphasizes coziness as a key aspect of their guest experience.”
- (「そのホテルブランドは、ゲスト体験の重要な要素として居心地の良さを強調しています。」)
- (「そのホテルブランドは、ゲスト体験の重要な要素として居心地の良さを強調しています。」)
- “Improving coziness in the waiting area can enhance our customers’ satisfaction.”
- (「待合スペースの居心地を良くすることは、顧客満足度の向上につながります。」)
(C) 学術・アカデミックな文脈での例文(3つ)
- “Researchers examined the psychological impact of interior design factors such as coziness and openness.”
- (「研究者たちは、居心地の良さや開放感など、インテリアデザイン要因が心理に与える影響を調査した。」)
- (「研究者たちは、居心地の良さや開放感など、インテリアデザイン要因が心理に与える影響を調査した。」)
- “A high level of coziness in one’s living environment is often associated with reduced stress.”
- (「生活空間が高いレベルの居心地の良さを備えている場合、ストレスが軽減されることが多い。」)
- (「生活空間が高いレベルの居心地の良さを備えている場合、ストレスが軽減されることが多い。」)
- “Studies suggest that culturally, perceptions of coziness vary across different climates.”
- (「研究によると、文化的に見て、居心地の良さの認識は異なる気候の地域ごとに変わることが示唆されている。」)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- warmth (温かさ): 温度的な「暖かさ」だけでなく、気持ちの上での「温もり」を表すこともあり。
- comfort (快適さ): 身体的にも精神的にも「心地よい」状態を指すより広い概念。
- snugness (ぴったりした心地良さ): 「小さくてちょうどいい」「包まれるような」イメージが強い。
- hominess (家庭的な感じ): 家にいるような安心感や家庭的な雰囲気に焦点がある。
反意語 (Antonyms)
- coldness (寒さ、冷たさ): 温かみの真逆という点で「居心地の悪さ」「冷たい雰囲気」。
- sterility (殺風景、殺伐さ): 無機質で温かみのない状態。
- discomfort (不快感):「快適さ」の対極にある感覚。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈkoʊz.i.nəs/
- イギリス英語: /ˈkəʊz.i.nəs/
- アメリカ英語: /ˈkoʊz.i.nəs/
- アクセント位置: “co”-に強勢が置かれ、COZ-i-ness のように発音されます。
- よくある発音の間違い: 最初を /kɔː-/ のように発音してしまうケースがありますが、正しくは /koʊ/ (米) または /kəʊ/ (英) です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “coziness” の “z” を “s” にしてしまったり(イギリス英語では “cosiness” が正しいため、混同しないように注意)。
- 同音異義語との混同: とくに同音異義語はありませんが、“cozy” のつづりを “cozy” “cosy” と混在させてしまう人がいます。アメリカ英語とイギリス英語の違いを把握しておくとよいです。
- 試験対策: TOEICや英検などでも、「快適さ」や「居心地の良さ」を表す単語群として出題される可能性があります。とくにマイナーではありますが、文章中に登場したときにきちんと意味を掴めるようにしましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ単語: “cozy” → 「こぢんまりと暖かい部屋でくつろぐイメージ」
- ストーリー: “cozy” は “z” があるので、“zzz…” と眠気を誘うような心地良い雰囲気を想像すると覚えやすいかもしれません。
- 勉強テクニック: “coziness” は抽象名詞。「心地よさ」としてほかの抽象名詞 (happiness, sadness など) とセットで丸ごと覚えておくと便利です。
「coziness」を上手に使いこなすと、英語で「ほっとする感じ」や「暖かみ」をより自然に表現できるようになります。暖かい部屋や落ち着く雰囲気を思い浮かべながら、ぜひ使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
居心地のよさ
復習用の問題
英語 - 日本語
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