splash
(水などを)はね散らすこと;(泥などの)はね《of ...》 / はね散らす音,バシャン(ザブン,ザブザブ)という音 / (はねてついた泥などの)しみ; (黒・白などの)斑点(はんてん)《of ...》 / 《話》(新聞などの)はでな扱い
1. 基本情報と概要
英単語: splash
品詞: 名詞 (英語では可算名詞として扱われることが多い)
意味(英語): a small amount of liquid that falls onto a surface or makes a noise when hitting a surface.
意味(日本語): 水や液体がパシャッと跳ねたり、飛び散ったりする時の飛沫(しぶき)、またはその音や様子を指します。
「水がはねた時のあの“バシャッ”という感じ」を表す言葉です。例えば、小石を水たまりに投げ込んだ時に起きる“バシャッ”という音や、そのときのしぶきを示します。
活用形の例
- (名詞形)splash: しぶき、飛沫
- (動詞形)to splash: (水などを)はねかける、はね散らす
他の品詞になった時の例
- 動詞: “to splash water on someone”(誰かに水をかける)
- 形容詞的表現: 直接はありませんが “splashed with color” (色が飛び散った) などの使い方はあります。
CEFRレベル: B1 (中級)
→ 日常生活でもよく使われる単語ですが、状況描写などでやや具体的なイメージが必要なため、中級レベルと考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: splash
- 接頭語・接尾語は特にありませんが、「-ish」は動詞を作ることも多く、この場合も「splash」は音を表すオノマトペ的要素が強いです。
関連語
- splatter (動詞・名詞): 飛び散る、飛び散らす
- splashy (形容詞): 派手な、目を引くような
- make a splash (イディオム): 世間の注目を集める、大きな話題を呼ぶ
よく使われるコロケーション・フレーズ(10個)
- “water splash” → 「水のしぶき」
- “a splash of paint” → 「ペンキの飛沫」
- “make a splash” → 「大きな話題になる、注目を集める」
- “splash around” → 「水辺でバシャバシャとはしゃぐ」
- “splashes of color” → 「色の飛び散り(鮮やかな色の斑点)」
- “with a splash” → 「バシャッという音を立てて」
- “loud splash” → 「大きなしぶきの音」
- “tiny splash” → 「小さなしぶき」
- “rain splashes” → 「雨粒のしぶき」
- “splash effect” → 「しぶきの効果(デザインや映像などでの表現)」
3. 語源とニュアンス
- 語源: 擬音語がルーツとされており、水や液体が音を立てて飛び散るイメージから生まれました。英語圏の中でも古い時代に使われ始め、“splatter”や“spatter”とも近い音感をもつ言葉です。
- 微妙なニュアンス:
- 「小さなしぶき」の場合には「a small splash」、大きいときは「a big splash」と修飾して区別します。
- 感情的な響きは少なく、視覚的または聴覚的な動きを伝える際に使う、比較的カジュアルな言葉です。
- 「小さなしぶき」の場合には「a small splash」、大きいときは「a big splash」と修飾して区別します。
- 使用時の注意点: カジュアルなシーンで個人的にもよく使われますが、文章中でも動きや状況を生き生きと描写するときに用いられます。一方、ビジネス文書などフォーマルな場面では「make a splash」が比喩的に「大きな成功を収める」という意味で用いられることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞としての使い方: 具体的に「しぶき」「飛沫」を数えるときに用いられます。
- 例: “There was a loud splash.” (大きなしぶきが上がった)
- 例: “There was a loud splash.” (大きなしぶきが上がった)
- 動詞として: “to splash” は他動詞にも自動詞にもなり得ます。
- 自動詞: “The water splashed when the rock fell in.”
- 他動詞: “He splashed water on his friend.”
- 自動詞: “The water splashed when the rock fell in.”
- イディオム: “make a splash” は「大いに注目を集める」という比喩的表現です。フォーマルな文章やニュースでもよく使われます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話
- “I heard a splash when the cat fell into the bathtub.”
「猫がお風呂に落ちたとき、バシャッという音が聞こえたよ。」 - “Don’t splash water on the floor, please!”
「床に水を飛ばさないでね!」 - “There was a tiny splash as I dropped ice in my drink.”
「飲み物に氷を入れたら、小さなしぶきが上がった。」
(2) ビジネス
- “Our new product made a splash in the market.”
「私たちの新商品は市場で大きな話題を呼びました。」 - “We need to create an ad campaign that really makes a splash.”
「大きなインパクトを与える広告キャンペーンを作る必要があります。」 - “The media coverage created quite a splash around our brand.”
「メディアの報道のおかげで、私たちのブランドはかなり注目を集めました。」
(3) 学術的な文脈
- “The splash phenomenon can be analyzed through fluid dynamics.”
「しぶきの現象は流体力学を通して分析することができます。」 - “A single drop can create multiple splash rings on the water surface.”
「1滴の水滴でも、水面に複数のしぶきの輪を作り出すことができます。」 - “Researchers studied the impact of raindrops, focusing on the splash patterns.”
「研究者たちは雨粒の衝突に着目し、そのしぶきのパターンを研究しました。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “splatter” (飛び散らす、跳ねかける) → “It splattered mud everywhere.” (泥があちこちに飛び散った)
- “spatter” (液体の小さな飛沫をうまく表現) → “Grease began to spatter on the stove.” (コンロに油が飛びはじめた)
- “spray” (噴霧する、水や液体を細かく吹きかける) → “He sprayed water on the plants.” (彼は植物に水を吹きかけた)
- “splatter” (飛び散らす、跳ねかける) → “It splattered mud everywhere.” (泥があちこちに飛び散った)
反意語
- “soak” (しみ込む) → しぶきや飛散のイメージよりは、液体が染み込むという反対の動きを表します。
ニュアンスの違い:
- “splash” は比較的軽く水が散るイメージ。
- “splatter” や “spatter” は飛び散り方が激しい、または細かい滴が散るニュアンス。
- “spray” は意図的に噴射されるイメージが強い。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /splæʃ/
- 母音は “æ” (アメリカ英語で “cat” の音)
- 母音は “æ” (アメリカ英語で “cat” の音)
- アクセント: 最初の “spl-” に続いて母音 “æ” に強勢が置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語: 大きな差はありませんが、イギリス英語では “æ” の発音がやや口を開かない傾向があります。
- よくある間違い: “i” のように発音してしまう(/spliːʃ/ としてしまう)などが見受けられます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “splach” や “splsh” と母音を抜かしてしまう誤りなど。
- 同音異義語との混同: ほぼありませんが、“splash” と似たような音をもつ単語は少ないため、むしろ発音で「splish」「sploosh」と混同する程度です。
- 試験対策:
- TOEICや英検では大きな頻出単語ではありませんが、動詞としての用法や“make a splash”のイディオム表現がリーディングで登場することがあります。
- イラスト描写や図の説明などで“a loud splash”などが説明される問題が出る場合もあります。
- TOEICや英検では大きな頻出単語ではありませんが、動詞としての用法や“make a splash”のイディオム表現がリーディングで登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “splash”の発音は、まさに水が「バシャッ」とはねる擬音語をイメージすることで覚えやすくなります。
- “sp” で始まる単語 (spray, spill, splash, spinなど) は動作や液体の動きに関連するものがいくつかあり、まとめて覚えると効果的です。
- イメージとしては、小石を水たまりに落とすシーンを思い浮かべて「バシャッ(splash)」という音を頭に残すと記憶に残りやすいです。
以上が、“splash” (名詞) に関する詳細解説です。水がはねる様子や音をイメージしやすい言葉なので、場面を思い浮かべながら使ってみてください。
復習用の問題
(水などを)はね散らすこと;(泥などの)はね《of ...》 / はね散らす音,バシャン(ザブン,ザブザブ)という音 / (はねてついた泥などの)しみ; (黒・白などの)斑点(はんてん)《of ...》 / 《話》(新聞などの)はでな扱い
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