slap
以下では、名詞としての「slap」について、学習者向けに詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英語の意味: “A quick, sharp hit made by the palm of the hand or a flat object.”
(手のひらや平らなものを相手や物などに当てる、素早くて鋭い動きの打撃、またはその音のこと)
日本語の意味: 「ピシャリと叩くこと」「(手のひらで叩く)平手打ち」「ピシャッという音」など。
「slap」は、「パッと勢いよく手を相手またはものに当てて出る音や行為」を表す単語です。カジュアルな日常会話で頻繁に使われますが、場合によっては暴力的なニュアンスを含むこともあるので気をつけましょう。
- 品詞: 名詞 (noun)
- 活用形: 通常、名詞としては複数形 “slaps” があります。
他の品詞: 「slap」は動詞(to slap)としても使われ、また副詞的表現 “slap-bang” (「ばったり」「突然に」などの意) も存在します。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- B1: 日常会話で使われる単語を理解して会話に取り入れられるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 「slap」は短い語で、はっきりした接頭語や接尾語は含みません。
- 語幹は “slap” そのもので、擬音に由来していると考えられています(叩くときの「パシッ」「ピシャッ」という音を模したもの)。
関連語・派生語
- slap (v.): 「〜をピシャリと叩く」
- slapstick (n.): 喜劇の一種、もしくはコメディで使う道具
- slapping (adj.): 口語で「素晴らしい」「イケてる」などを意味する場合がある(スラング的用法)
コロケーション(共起表現)10選
- give someone a slap – (誰かを平手打ちする)
- a slap on the face – (顔への平手打ち)
- a slap on the wrist – (手首をちょっと叩く程度の軽い処罰)
- a slap sound – (ピシャっとする音)
- slap of water – (水がピシャッと当たる音)
- loud slap – (大きなピシャリとした音)
- slap a fine on someone – ((比喩的に)罰金を科す)
- slap in the face (figurative) – (侮辱/侮蔑行為の比喩)
- slapstick comedy – (ドタバタコメディ)
- take a slap – (平手打ちを受ける)
3. 語源とニュアンス
語源
- 多くの説によると、打ったときの音を模倣した擬音語 (onomatopoeia) が由来とされます。中期英語・スカンジナビア言語由来とも言われ、英語圏では古くから「叩く音」を示す擬音として定着しました。
ニュアンスと使用上の注意
- 「slap」には「ピシャリと叩く」という物理的な動作が包含されるため、暴力的な響きがある場合もあります。状況によっては冗談交じりに「ぽんと叩く」程度の軽い意味合いで使うこともあります。
- フォーマルな文脈ではあまり使われず、主にカジュアルな会話や口語表現で登場します。ただし、比喩的な用法(“a slap in the face” = 「侮辱」「冷遇」)などはビジネス文書などでも見かけることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun): 「a slap」「two slaps」のように数えられます。
- 動詞用法: “to slap someone/something” は他動詞として目的語を取ります。
- 決まり文句やイディオム
- “a slap in the face”: 字面どおりの「顔への平手打ち」のほか、比喩的に「侮辱」「冷遇」を意味する。
- “hit someone with a slap”: 相手を平手で叩く、という意味。
- “slap on the wrist”: 直訳は「手首への平手打ち」で、「軽いおとがめ」「軽い処罰」の比喩。
- “a slap in the face”: 字面どおりの「顔への平手打ち」のほか、比喩的に「侮辱」「冷遇」を意味する。
フォーマルな文章というよりは、口語的・インフォーマルな文章でよく使われます。一部の比喩表現はビジネス上や新聞記事等でも目にすることがあります。
5. 実例と例文
A) 日常会話での例文
“I heard a loud slap coming from the next room.”
(隣の部屋から大きなピシャリという音が聞こえたよ。)“That was just a friendly slap on the back to say ‘Good job.’”
(あれは「よくやったね」っていう意味の軽い背中への平手打ちだったんだ。)“I gave the mosquito a slap, but it got away.”
(蚊をパチンと叩いたけど、逃げられちゃった。)
B) ビジネスでの例文
“His sarcastic comment felt like a slap in the face to the entire team.”
(彼の皮肉的なコメントは、チーム全体に対する侮辱のように感じられた。)“The new regulations came as a slap on the wrist for companies ignoring safety.”
(新しい規制は、安全を無視している企業への軽い処罰として導入された。)“We can’t just slap a fine on our partners without thorough investigation.”
(入念な調査なしで、パートナー企業にいきなり罰金を課すわけにはいかない。)
C) 学術的な文脈での例文
“The study examined the effect of a sudden slap on the reflex response of test subjects.”
(その研究では、被験者の反射反応に対して突然の平手打ちが与える影響を調べた。)“In behavioral experiments, a light slap is sometimes used as a negative stimulus.”
(行動実験では、軽い平手打ちが負の刺激として使用されることがある。)“Researchers recorded the distinct ‘slap’ sound produced by certain wave patterns.”
(研究者たちは、特定の波のパターンによって生じるはっきりとした「ピシャッ」という音を記録した。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
smack (スマック) – 「ピシャッと打つ」、「軽くたたく」
- “smack” は音のイメージが強調されます。口に「チュッ」とキスするときの擬音にも使われることがあります。
hit (ヒット) – 「打つ」
- より一般的かつ広義。「slap」は平手打ちを示すのに対して、「hit」は何かで殴る・叩くなど多様な場面に使えます。
spank (スパンク) – 「お尻を叩く」
- 特定の対象(子供のしつけなど)に使われることが多い。動作は似ているが、部位に特化した叩き方を示す。
反意語 (Antonyms)
- 直接的な反意語としては存在しにくいですが、「慰める」「なでる」などが対照的なイメージを持ちます。
- caress (優しく撫でる) などがイメージとしては正反対と言えます。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA表記: /slæp/
- アメリカ英語 (US): [スラァプ](/slæp/ で “æ” は「ア」と「エ」の中間位の音)
- イギリス英語 (UK): [スラップ](ほぼ同じ発音ですが、地域により若干異なる場合があります)
よくある発音ミス
- “sl” の部分を「シュル」や「スル」と不明瞭に発音してしまうことがあるので注意。
- 母音 “æ” の音を「エイ」 (/eɪ/) や「アー」 (/ɑː/) と混同しないように気をつけましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “slap” を “slup” “slap” “slab” などに間違えることがあります。
- 同音異義語との混同は少ない: ただし “slap” と “snap” は見た目や語感が似ているため取り違えないようにしましょう。
- 使う場面による敬意表現: 平手打ちという暴力的なニュアンスを伴うことがあるため、丁寧な場面での使用は避けるのが無難です。
- 試験対策: TOEICや英検など、日常会話を扱う問題で出てくる可能性がありますが、よく出る単語というわけではありません。比喩表現 “a slap in the face” はリーディングやリスニングで見かける場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「slap」は、叩いたときに出る「パチン」「ピシャッ」という音をイメージすると覚えやすいでしょう。
- 視覚的には、手のひらが相手や物に触れて音を出す様子を脳内再生すると定着しやすくなります。
- 「擬音語 (onomatopoeia)」が由来の単語は、「音」を軸にイメージすると記憶に残りやすいです。
以上が、名詞「slap」についての詳細な解説です。
平手でピシャッと叩く感じを音ごとイメージすると覚えやすいでしょう。カジュアルなシーンで使われることが多いですが、比喩表現としてビジネスなどでも見かけるため、場面に応じた使い方に注意してみてください。
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