最終更新日
:2025/01/28
bold
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: bold
品詞: 名詞 (ただし形容詞としての用法が主流で、「大胆な」「はっきりした」などの意味がある。名詞としては「太字」「ボールド体」を指す)
意味(英語):
• (noun) bold face/type; bold print
意味(日本語):
• (名詞) 「太字」「ボールド体」という意味で、文章を強調したいときに使う文字のスタイルを指します。英語では「in bold」と表現し、「太字で」というニュアンスです。
→ 例えば、見出しや重要な語句の強調のために使用されることが多い単語です。
活用形:
名詞としての “bold” は数えられない概念として使われることが多いので、基本的に複数形にはしません。また動詞ではないため、時制による活用はありません。
他の品詞形:
- 形容詞: bold (大胆な、力強い)
- 副詞: boldly (大胆に)
- 名詞: boldness (大胆さ)
CEFRレベルの目安:
- B1(中級)
- 「形容詞としての“bold”は比較的よく出てきますが、名詞としてはやや専門的な場面(デザインや文書作成など)で使われます。振り仮名的に“太字”を指す語として覚えておけば実用的です。」
2. 語構成と詳細な意味
“bold” は接頭語や接尾語を含まない、単独の語です。古英語由来の「大胆な」を意味する形容詞から派生して、印刷や文書形式を表す名詞用法が定着しました。
関連する派生語や類縁語
- boldface (名詞): 太字の書体
- boldness (名詞): 大胆さ
- boldly (副詞): 大胆に
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- “in bold” → 太字で
- “type in bold” → 太字で文字を入力する
- “bold font” → 太字フォント
- “put emphasis in bold” → 太字で強調する
- “highlight in bold” → 太字でハイライトする
- “print in bold” → 太字で印刷する
- “switch to bold” → 太字に切り替える
- “bold heading” → 太字の見出し
- “bold formatting” → 太字の書式設定
- “use bold for clarity” → 分かりやすさのために太字を使う
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語の “beald” (大胆な) に由来し、中英語を経て “bold” となりました。もともとは「大胆さ」「勇敢さ」を意味していましたが、印刷技術が普及した後に“bold type/face”という専門用語として使われ始め、現在のように「太字」を指す名詞用法が定着しました。
ニュアンスや使用上の注意:
- 文章や印刷物での「強調」を視覚的に示すためのフォントスタイルです。書き手が何かを際立たせたいときに使われます。カジュアルな文章でもビジネス文書でも広く用いられますが、やりすぎると逆に読みづらくなるため注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞として使う場合は、主に「in bold」「in bold type」のように前置詞 “in” とセットで使われることが多いです。
- 「ボールド体」を示す際、可算・不可算の区別よりも「太字スタイル」という概念として扱われることが多いため、冠詞(a/the)を付けずに “in bold” と表現します。
- 形容詞 “bold” は文章・口語ともに幅広く使われ、大胆さや目立つ性質を示します。
一般的な構文例
- “This section is written in bold.” (この部分は太字で書かれている)
- “Please use bold for the title.” (タイトルに太字を使ってください)
5. 実例と例文
日常会話
- “Can you read the sentence in bold for me?”
(太字で書かれた文を読んでくれる?) - “I usually highlight important points in bold when I take notes.”
(ノートを取るときは、重要な点を太字で強調するの。) - “I prefer headings in bold so they stand out.”
(見出しは太字にする方が目立っていいと思う。)
ビジネス
- “The report title should appear in bold on the first page.”
(レポートのタイトルは1ページ目に太字で載せるべきです。) - “Please format all key terms in bold for clarity.”
(わかりやすくするために、すべての重要用語を太字にしてください。) - “We use bold font for section headings to maintain consistency.”
(節見出しを統一するために太字フォントを使っています。)
学術的な文脈
- “In this paper, all hypotheses are presented in bold for emphasis.”
(本稿では、仮説を強調するためにすべて太字で示します。) - “Refer to items in bold in the bibliography.”
(参考文献リストの太字の項目を参照してください。) - “Key mathematical terms appear in bold throughout the text.”
(本文を通して、主要な数学用語は太字になっています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“boldface” (ボールド体)
- 意味: 「太字」「ボールド体」をやや専門用語的に表す際に使う。
- “bold” よりも印刷や出版の専門用語感が強い。
- 意味: 「太字」「ボールド体」をやや専門用語的に表す際に使う。
“heavy type” (ヘビーフォント)
- 意味: 「太い文字」を表す。
- “bold” とほぼ同意だが、フォントがさらに太い文字を指すことが多い。
- 意味: 「太い文字」を表す。
“emphasis” (強調)
- 意味: 必ずしも太字だけではなく、斜体や下線など他の強調方法を指す。
- “bold” よりも視覚的強調以外も含む広い概念。
- 意味: 必ずしも太字だけではなく、斜体や下線など他の強調方法を指す。
反意語
- “regular type” (標準の文字)
- 意味: 特に強調していない通常の書体
- 意味: 特に強調していない通常の書体
- “light type” (ライトな文字)
- 意味: 「細字」、太字と逆のイメージ
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA):
- 米: /boʊld/
- 英: /bəʊld/
- 米: /boʊld/
- 強勢(アクセント):
- 単音節のため、全体をはっきり発音します。
- 単音節のため、全体をはっきり発音します。
- よくある間違い:
- “bald”(ハゲた)/bɔːld/ との混同や、 “bawled”(泣き叫んだ)/bɔːld/ と混同する可能性があるので注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルの誤り: “bold” を “bould” や “bolld” と書いてしまうミスがある。
- 形容詞 “bold” と名詞 “bold” の混同: 前後の文脈が「太字」を意味しているか「大胆な」を意味しているかで訳が変わる。
- TOEICやIELTSなどの試験では、レイアウトや強調表現の指示文などで“bold”が出題されることがあるが、頻度は高くない。覚えておくと文書作成の問題などで役立つ。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「B(ビッグ)なスタイル」→ “B” で始まる “bold” は、文字が太く大きく見えるイメージから覚えやすい。
- “bold” と形容詞の「大胆な」という意味を関連づけて、「主張が強い文字=太字」と覚えるとイメージしやすい。
- 文書作成ソフトでは “Ctrl + B” (Windows) や “Command + B” (Mac) で“bold”にできることも、覚えやすいネタ。
以上が名詞としての “bold” の詳細な解説です。文書やデザインの場面での「太字」をわかりやすく示すために、日常的にもビジネスでもしばしば使われます。形容詞の「大胆な」と関連づけて覚えておくと、使い分けがスムーズです。
意味のイメージ
復習用の問題
英語 - 日本語
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