最終更新日
:2025/01/28
wink
IPA(発音記号)
解説
以下では、名詞 “wink” をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: wink
品詞: 名詞 (可算名詞)
活用形: (複数形) winks
- 英語での意味: A quick closing and opening of one eye as a signal or hint.
- 日本語での意味: 片目をサッと閉じて開くしぐさ(合図や冗談、親しみを示すときなどに使われる動作)。
「ウィンク」は、誰かに合図を送ったり、冗談めかして気軽な雰囲気を伝えたりするときに使われる単語です。ここでは名詞として、「ウィンク」という動作自体を指します。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
(→軽い合図やコミュニケーションに関する単語であり、日常表現としてよく使われるため、このレベルとしています。)
他の品詞としての形
- 動詞: to wink (瞬きをする、片目をつぶる)
例: She winked at me.(彼女は私にウィンクした) - 形容詞的表現や派生語: “winking” や “winked” は主に動詞の変化形として使われますが、形容詞的に使うのは稀です。慣用的な表現として「wink-friendly」というような造語的表現はあるかもしれませんが、一般的ではありません。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“wink” は短い単語で、はっきりとした接頭語や接尾語はありません。
- 語幹: “wink”
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- give someone a wink(誰かにウィンクする)
- a sly wink(いたずらっぽいウィンク)
- a friendly wink(親しみをこめたウィンク)
- a playful wink(遊び心のあるウィンク)
- in the wink of an eye(瞬く間に)
- a quick wink(素早いウィンク)
- exchange winks(ウィンクを交わす)
- a conspiratorial wink(共謀めいたウィンク)
- a teasing wink(からかうようなウィンク)
- wink at someone(誰かに向けてウィンクする/見て見ぬふりをする という動詞フレーズにもなる)
3. 語源とニュアンス
語源
- “wink” は古英語の “wincian” に由来し、「素早く目を閉じる」という意味を持っていました。中英語にかけて “wink” の形になり、片目だけを閉じたり開いたりする動作として使われるようになりました。
ニュアンスや使用上の注意
- カジュアルさ: 「ウィンク」はフランクな親しみを表す時に使われることが多いです。フォーマルな文章や正式な場ではあまり使いません。
- 状況や感情: 冗談や軽い合図、親しみ、時には陰謀めいた合図としても使われることがあります。
- 注意点: 国や文化圏によっては、ウィンクが好意的にも否定的にも捉えられる場合があるため、コミュニケーション上気をつける必要があります。
4. 文法的な特徴と構文
名詞として:
- 可算名詞なので、不定冠詞 “a wink” や複数形 “winks” として扱います。
- 例: He gave me a wink. (彼は私にウィンクをした)
- 可算名詞なので、不定冠詞 “a wink” や複数形 “winks” として扱います。
動詞として:
- “to wink” は自動詞または他動詞的に使われ、「ウィンクする」「合図を送る」の意味を表します。
- 自動詞用法: He winked when he saw me. (彼は私を見たときウィンクした)
- 他動詞用法: He winked his left eye at me. (彼は私に向かって左目でウィンクした)
- “to wink” は自動詞または他動詞的に使われ、「ウィンクする」「合図を送る」の意味を表します。
イディオム/構文例:
- “in the wink of an eye” → 「瞬く間に」
- “wink at something” → 「見て見ぬふりをする」または「(冗談めかして)見逃す」
- “in the wink of an eye” → 「瞬く間に」
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “He gave me a wink when the teacher wasn’t looking.”
(先生が見ていないときに、彼は私にウィンクした。) - “She responded with a playful wink to my joke.”
(彼女は私の冗談に対して遊び心のあるウィンクで返してきた。) - “We exchanged winks during the movie scene.”
(映画のシーンの間に、私たちはウィンクを交わした。)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “The manager gave me a subtle wink to indicate approval.”
(マネージャーは承認のサインとしてこっそりウィンクを送った。) - “He closed the presentation with a light-hearted wink at the investors.”
(彼は投資家たちに軽いウィンクをしてプレゼンを締めくくった。) - “Sometimes a friendly wink can ease tension in negotiations.”
(ときには親しみのあるウィンクが交渉の緊張を和らげることもある。)
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
- “In nonverbal communication studies, a wink may signify shared understanding.”
(非言語コミュニケーション研究において、ウィンクは共通の理解を示すことがある。) - “The historical context of the wink as a signal dates back to Old English practices.”
(合図としてのウィンクの歴史的背景は古英語の慣習に遡る。) - “A wink can be considered a culturally specific gesture requiring context for correct interpretation.”
(ウィンクは文化によって特定の意味を持つしぐさであり、正しく解釈するには文脈が必要となる。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- blink(瞬きする)
→ 両目をぱちぱちと瞬きする動作。合図や意図的な示唆ではなく、生理的・自然的な行為である場合が多い。 - nod(うなずく)
→ ウィンクと同じく合図や承認を示すしぐさだが、目ではなく頭を上下に動かす。
反意語
- ウィンクは特定の動作を指す言葉であり、明確な反意語はありませんが、 “ignore” や “overlook” などは「見過ごす」という点で対照的な意味を持ちうる場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /wɪŋk/
- アメリカ英語: [ウィンク] /wɪŋk/ (音の響きは同じ)
- イギリス英語: [ウィンク] /wɪŋk/ (大きな違いはありません)
- アメリカ英語: [ウィンク] /wɪŋk/ (音の響きは同じ)
強勢(アクセント): 1音節の単語なので、特にアクセントの移動はありません。「ウィ(ン)ク」のように明瞭に発音します。
よくある発音ミス:
- /ɪ/ の音を /iː/ と長くしてしまう。短い “i” で発音するのが正しいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- “wink” と “blink” の混同:
- “blink” は両目を瞬きする動作、 “wink” は通常片目だけで合図や意味を含む動作を示す。
- “blink” は両目を瞬きする動作、 “wink” は通常片目だけで合図や意味を含む動作を示す。
- スペルミス: “winck” “whink” などと綴り間違いが起こりやすい。正しくは “wink”。
- 試験対策:
- TOEICや英検などでは、日常会話の表現として出題される可能性があります。特にルーティーンの表現と絡めて出題されやすい単語の一つです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: ハートマークの “;)” 絵文字(絵文字やスタンプでのウィンク)を思い浮かべると、単語と意味が結びつきやすいです。
- スペリングのポイント: “win” の後に子音 “k” をつけるだけ、と覚えることで綴りのミスを減らせます。
- 勉強テクニック: ビデオ通話などで “wink” の動作を実際にしてみると記憶に残りやすいです。
以上が、名詞 “wink” の詳細な解説です。日常的にもビジネスシーンや学術的な文脈でも使われることのある単語ですので、ぜひ活用してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
〈C〉ウインク,目くばせ
意味(2)
〈C〉まばたき,またたき;(光の)きらめき
意味(3)
〈U〉《しばしば a wink》《通例否定文で》またたく間,一瞬間(の…)《+of+名》
復習用の問題
英語 - 日本語
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