tour guide
以下では、名詞「tour guide」について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
単語: tour guide
品詞: 名詞 (可算名詞)
英語での意味: A person who shows and explains the interesting places to visitors, usually during trips or tours.
日本語での意味: 観光地を案内し、説明を行う人。旅行者などに対して、行先や名所の情報をわかりやすく案内する役割を担います。「どこを見ればいいか、どう楽しむか」を教えてくれる、旅行や観光の心強いサポーターというニュアンスです。
- 「tour guide」は、観光客や旅行者に対して、歴史・文化・地理などを解説しながら名所を案内する場面で使用されます。
- 旅行会社や観光地など、フォーマルな団体ツアーだけでなく、個人旅行でもガイドをお願いすることがあります。
- 「guide」単体(ガイド)でも意味は通じますが、「tour guide」と言った方が「観光案内人」というニュアンスが明確に伝わります。
活用形
英語の名詞としては、単数形は“tour guide”、複数形は“tour guides”となります。
- 単数: a tour guide (例: She is a tour guide in Kyoto.)
- 複数: tour guides (例: We hired two tour guides for our company trip.)
他の品詞への派生
- tour (名詞/動詞): 旅行、または旅行する
- 例: to go on a tour (旅行に行く)
- 例: to go on a tour (旅行に行く)
- guide (名詞/動詞): ガイド、案内する
- 例: to guide someone around the city (町を案内する)
CEFRレベル
- 推定レベル: A2〜B1 (初級〜中級)
- A2 (初級): 旅行や観光に関する基礎的な語彙として学ぶ
- B1 (中級): 日常的な話題や観光体験の説明に広く利用可能
- A2 (初級): 旅行や観光に関する基礎的な語彙として学ぶ
2. 語構成と詳細な意味
tour guide は、以下の語からなる複合語です。
- tour: 旅行、観光旅行、見学(名詞)/旅行する(動詞)
- guide: 案内人、指導者、指針、案内する人(名詞・動詞)
この2つの名詞を組み合わせて「観光を案内する人」という明確な意味を持ちます。
関連・派生語
- tourist (名詞): 観光客
- guided tour (名詞): ガイド付きツアー
- tour operator (名詞): 旅行会社、ツアーオペレーター
- guidebook (名詞): ガイドブック
よく使われるコロケーション(10個)
- guided tour (ガイド付きツアー)
- local tour guide (地元のツアーガイド)
- professional guide (プロのガイド)
- hire a tour guide (ツアーガイドを雇う)
- independent tour guide (個人経営のガイド)
- sightseeing tour (観光ツアー)
- virtual tour guide (バーチャルツアーガイド)
- audio guide (オーディオガイド)
- certified guide (資格を持つガイド)
- museum guide (美術館/博物館のガイド)
3. 語源とニュアンス
- tour: フランス語の “tour” (回る、巡る) に由来し、「一周する」「巡回する」という意味が転じて「旅をする」を表すようになりました。
- guide: 古フランス語の “guider” (導く、案内する) に由来し、方向性や方法を示す意味があります。
こうした背景から、「tour guide」は「巡りながら導いてくれる人」というニュアンスをもともと持っています。旅行や観光でのカジュアルな場面から、歴史的建造物の見学や美術館でのフォーマルな場面まで幅広く使われます。
- カジュアル: 友人同士の旅行で、現地のツアーガイドを探すときなど
- フォーマル: 大学や会社の公式ツアーでも、正式に「tour guide」として依頼する
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: “a tour guide” / “tour guides” という形で数えられます。
- 一般的な構文:
- “to hire a tour guide (ツアーガイドを雇う)”
- “to work as a tour guide (ツアーガイドとして働く)”
- “to become a licensed tour guide (免許を持つツアーガイドになる)”
- “to hire a tour guide (ツアーガイドを雇う)”
イディオムは特になし
“tour guide” そのものが、慣用的なイディオムというよりは職業名や役割を表す複合語です。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
“I’m looking for a local tour guide to show me around the city.”
(この街を案内してくれる地元のツアーガイドを探しています。)“My cousin works as a tour guide in Tokyo and loves meeting new people.”
(私のいとこは東京でツアーガイドをしていて、新しい人と出会うのが大好きなんです。)“We hired a tour guide to explore the national park safely.”
(国立公園を安全に探検するためにツアーガイドを雇いました。)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
“Our company requires an experienced tour guide for visiting clients.”
(私たちの会社は、訪問してくる顧客のために経験豊富なツアーガイドを必要としています。)“Hiring a professional tour guide can enhance the customer experience.”
(プロのツアーガイドを雇うことで顧客体験を向上させられます。)“We collaborated with a famous tour guide agency for our corporate event.”
(企業向けのイベントのために、有名なガイドエージェンシーと提携しました。)
学術的/フォーマルな文脈での例文(3つ)
“The museum employs certified tour guides to deliver informational tours to visitors.”
(その博物館は、訪問者に解説付きツアーを行うために資格を持つツアーガイドを雇っています。)“According to the study, effective tour guides significantly improve tourist satisfaction.”
(ある研究によれば、有能なツアーガイドは観光客の満足度を大幅に高めるとされています。)“At the historical site, tour guides must wear official badges at all times.”
(その史跡では、ツアーガイドは常に公式のバッジを着用しなければなりません。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “guide” (ガイド)
- 一般的に「案内人」を意味する単語。旅行以外でも「道案内をする人」など幅広い場面で使われます。
- 一般的に「案内人」を意味する単語。旅行以外でも「道案内をする人」など幅広い場面で使われます。
- “travel guide” (旅行ガイド)
- 「ツアーガイド」に近い意味ですが、印刷物や書籍の「旅行ガイドブック」と混同される場合があります。
- 「ツアーガイド」に近い意味ですが、印刷物や書籍の「旅行ガイドブック」と混同される場合があります。
- “tour escort” (ツアー・エスコート)
- 団体旅行に同行する責任者としてのニュアンスが強く、「旅程管理」のような業務も含むことがあります。
反意語
- 特に「対義語」として明確に言い表せる単語はありませんが、「tourist (観光客)」とは、立場として対になる存在です。ガイドする側とされる側という関係性です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈtʊr ˌɡaɪd/ (「トゥア ガイド」のように発音)
- イギリス英語: /ˈtʊə(r) ˌɡaɪd/ (第一音節の “tour” は「トゥア」あるいは「トゥアッ」というように若干長め)
- アメリカ英語: /ˈtʊr ˌɡaɪd/ (「トゥア ガイド」のように発音)
アクセントの位置:
- “TOUR guide” のように “tour” の方に軽いアクセントが来る場合が多いが、大きくずれることはあまりありません。
よくある発音の間違い: “tour” を「ター」や「トー」と単調に発音してしまいがちですが、実際は “tʊər” (アメリカ英語) / “tʊə(r)” (イギリス英語) と、やや二重母音になります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリング: “tour guide” のスペルミスとして “ture guide” などがあるため注意。
- 単語の切り方: 1つの単語 “tourguide” と書いてしまう学習者もいますが、正しくは “tour guide” と分けて書きます。
- 「guidebook」との混同: “guidebook” は案内書物であり、人ではありません。「ガイドブック」と混同しないようにしましょう。
- TOEICや英検などの試験対策: 旅行や観光の場面でよく出る単語です。ビジネスシーンでも「顧客サービス」や「海外顧客対応」に関連して登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “tour” は「遠回りする旅」 とイメージすると覚えやすいです。
- “guide” を「案内する、先に立って導く」 とイメージすることで、2つの単語を合わせて「旅を導く人」という記憶をしやすくなります。
- 旅行する際に、頭の中で「迷っている観光客に対して、先導する人」とイメージしておくと自然に頭に残ります。
以上が、名詞「tour guide」の詳細な解説となります。「tour guide」は旅行や観光において非常に身近な単語でありながら、日常会話からビジネスまで幅広く活用できる単語です。学習の参考にしてみてください!

復習用の問題
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