最終更新日
:2025/01/28
feature
解説
1. 基本情報と概要
英単語: feature
品詞: 動詞 (他にも名詞としての用法あり)
- 英語の意味: to include or show something/someone as an important part, to give special prominence to
- 日本語の意味: 「~を特集する」「~を重要な役割で取り上げる」「目立たせる」というニュアンスです。
例えば、「This movie features a famous actor.」と言うと「この映画は有名俳優をフィーチャー(特集)している」という意味になります。
特に何かを強調して扱うときに使う動詞で、「特別な位置づけや注目を与える」ニュアンスがあります。
活用形
- 原形: feature
- 三人称単数現在形: features
- 現在分詞・動名詞: featuring
- 過去形・過去分詞: featured
他の品詞例
- 名詞: a feature(特徴、機能、特集記事、作品など)
- ※「feature」という単語には形容詞形はなく、副詞形もありません。
CEFRレベルの目安
- B2(中上級): 日常でもビジネスでも使われる少し専門的な動詞です。映画・雑誌・イベントなどを語る時に使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 接頭語: 特になし
- 語幹: feature (もともとラテン語やフランス語から変化してきた形)
- 接尾語: 特になし
派生語や類縁語
- feature (noun): 特徴、特集記事、機能
- feature film: (長編)映画
10個のよく使われるコロケーション(共起表現)
- feature prominently(顕著に取り上げる)
- feature heavily(大きく扱う/多用する)
- feature an interview(インタビューを特集する)
- feature film(長編映画)
- feature article(特集記事)
- feature story(特集ストーリー)
- feature in a magazine(雑誌で特集される)
- feature on the cover(表紙で特集される)
- feature a guest speaker(ゲストスピーカーを招いて特集する)
- feature-length(長編の)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中英語の “feature” は古フランス語 faiture(「形作られたもの」)やラテン語 factura(作る)に由来するとされます。
- 歴史的な用法: もともと「外見や形状」を意味する名詞として使われましたが、後に「重要な部分として登場させる」という動詞としての意味が確立しました。
使用時のニュアンス
- カジュアルかフォーマルか: ビジネス記事や映画評論などフォーマルな文脈でもよく使われますが、日常会話でもカジュアルに使われることがあります。
- 注意点: 誰かや何かを「目立たせる、リードとして扱う」ニュアンスが含まれるため、メインの注目点を示す表現として使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 他動詞として使われ、「feature + 目的語」の形をとります。
例) The magazine features an exclusive interview. - 受動態で「be featured (in/at/with)」のようにも使われます。
例) He was featured on the cover of Time magazine.
構文・イディオム例
- feature in: ~に登場する/特集される
- Her work will feature in the next exhibition.
- Her work will feature in the next exhibition.
- feature as: ~として登場する・描かれる
- He features as the lead singer in the new band.
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “This TV program features local restaurants every week.”
- 「このテレビ番組は毎週地元のレストランを特集しているんだ。」
- “My mom’s recipe was featured on a popular cooking show!”
- 「お母さんのレシピが人気の料理番組で紹介されたんだよ!」
- “They’re featuring a new dessert menu at the café now.”
- 「あのカフェでは新しいデザートメニューを特集しているらしいよ。」
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Our presentation will feature the latest market data and trends.”
- 「私たちのプレゼンでは、最新の市場データとトレンドを特集する予定です。」
- “The company’s website features client testimonials on the homepage.”
- 「その企業のサイトはホームページで顧客の声を特集しています。」
- “We plan to feature our new product line at the trade show next month.”
- 「来月の展示会では私たちの新製品ラインを特集する予定です。」
学術的・専門的な文脈での例文(3つ)
- “The conference will feature presentations by leading researchers in the field.”
- 「その学会では、この分野のトップ研究者による発表が特集されます。」
- “Her article features advanced statistical methods for data analysis.”
- 「彼女の論文では、高度な統計手法によるデータ分析が特集されています。」
- “This journal features cutting-edge technology developments every quarter.”
- 「このジャーナルは四半期ごとに最先端の技術開発を特集しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- highlight(強調する)
- 「目立たせる」点は似ていますが、「特に大事な部分に光を当てる」ニュアンスが強いです。
- showcase(見せびらかす、披露する)
- 「魅力的に見せる」ニュアンスがあり、展示などの文脈でよく使われます。
- present(提示する)
- 「提示する」というより広い意味で、フォーマルな紹介に使いやすいです。
反意語
- omit(省く)
- exclude(除外する)
これらは「特集する/取り上げる」の対極的な意味になります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA(国際音声記号): /ˈfiː.tʃər/ (イギリス英語), /ˈfiː.tʃɚ/ (アメリカ英語)
- アクセント(強勢)は第1音節 “fi” に置かれます。
- よくある誤りは /ˈfjuː.tʃər/ (future 未来)と混同してしまうことです。
- 「フューチャー(未来)」 /ˈfjuː.tʃɚ/ とは異なり、「フィーチャー(特集する)」は /ˈfiː.tʃɚ/ です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: 「future」と書き間違えてしまうケースが多いです。スペルは fea なので注意。
- 同音異義語: future と feature は似ていますが、発音と意味は全く違います。
- 試験対策: TOEICなどのビジネス英語テストでは、新製品やサービスを「特集する」といった文脈でよく出ます。文中で「feature」の使い方を問う問題があるかもしれません。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “Feature = Fi(メインになる) + ture(形)” とイメージすると、「その姿をメインとして形作る=目立たせる」ように覚えられます。
- スペリングは “fea-” から始まるので、「フェア(fair)と似てるけどaeが逆」というように記憶のフックを作るのもおすすめ。
- 映画好きなら “feature film”(長編映画)を連想することで「メインとして扱う」というニュアンスを思い出せます。
以上が “feature” (動詞) の詳細解説です。ぜひ会話や文章で「〜を特集する/主体にする」と表現したいときに使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
…‘の'特色をなす
意味(2)
…‘を'特種にする,呼び物にする,目玉商品にする
意味(3)
〈俳優〉‘を'主演させる
意味(4)
重要な役割を演ずる
復習用の問題
英語 - 日本語
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