early
1. 基本情報と概要
単語: early
品詞: 形容詞 (時に副詞としても使われる)
■ 意味(英語)
“Early” means happening or done before the usual or expected time.
■ 意味(日本語)
「early」は、「普段より早い時期に行われる/いつもより早い時間である」という意味です。
「早い段階で起こる」「始まりの時間やタイミングが早い」といったニュアンスを持ちます。日常会話では朝が早い、予定より前倒しなど「早さ」を強調するときに便利な単語です。
■ 活用形(比較級・最上級)
- 原級: early
- 比較級: earlier
- 最上級: earliest
■ 他の品詞になるときの例
- 副詞: “She arrived early.”(彼女は早く到着した)
- この場合は形容詞ではなく「早く」にあたる副詞的な用法です。
■ CEFR レベル
- A1(超初心者)または A2(初級)レベル
- 日常生活でよく使う「早い時間」「始まりの時期が早い」などの表現に使われるため、基本的かつ初級者向けの単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語・接尾語: 特になし
- 語幹: early (古英語 ær + -ly から派生した形)
“early” は “ear”(古英語の「ær」=「前に」「早く」)と形容詞化の -ly が結びついた語。それぞれが「早さ」「時期」を表します。
よく使われるコロケーション(共起表現)や 関連フレーズ(10個)
- early morning(早朝)
- early bird(早起きの人、または早期に申し込む人などの比喩)
- early riser(早起きする人)
- early start(早い開始)
- early stage(初期段階)
- early retirement(早期退職)
- early signs(初期症状・初期の兆候)
- early access(早期アクセス・先行アクセス)
- early childhood(幼少期)
- early warning(早期警戒)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語の “ærlic” (ær = 早く + -lic = 〜的な) が “early” へと変化したとされています。
- 「時間的に前」という発想から、「早い」という意味で用いられてきました。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 日常的には「早い」「早く」のニュアンスで幅広く使います。
- フォーマル・カジュアル両方で問題なく使えますが、会話では特に「早起き・早めの時期」などカジュアルに使われることが多いです。
- 「early」を使うときは、単に時間が早いだけでなく、「予定よりも前倒しのニュアンス」で使われることもあります。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞 (adjective) としての用法:
- This is an early train.(これは早い時間の電車です。)
- “early” が電車を修飾しています。
- “early” が電車を修飾しています。
- 可算・不可算の区別はなく、どの名詞も修飾できます。
- This is an early train.(これは早い時間の電車です。)
副詞 (adverb) としての用法:
- He woke up early.(彼は早起きした。)
- 動詞 “woke up” を修飾し、「早く」の意味を表しています。
- He woke up early.(彼は早起きした。)
構文上の注意:
- 形容詞として使うときは名詞を修飾し、副詞として使うときは動詞や形容詞を修飾します。
- 形式は同じでも文中での働きによって品詞が変わるため、文脈や語順で使い分けましょう。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文(3つ)
- “I always try to go to bed early to get enough sleep.”
(十分な睡眠を取るために、いつも早めに寝るようにしています。) - “Let’s meet a bit early so we can grab coffee before the movie.”
(映画の前にコーヒーを買いたいから、少し早めに会おうよ。) - “I arrived too early and had to wait outside.”
(早く着きすぎて、外で待たないといけなかった。)
5.2 ビジネスでの例文(3つ)
- “We should start the meeting early to cover all the agenda items.”
(議題をすべてカバーするために、できるだけ早めにミーティングを始めましょう。) - “Early submissions of project reports are highly appreciated.”
(プロジェクト報告書を早めに提出していただけると非常に助かります。) - “The early phase of the project is crucial for planning and resource allocation.”
(プロジェクトの初期段階は、計画やリソース配分にとって重要です。)
5.3 学術的な文脈での例文(3つ)
- “Early theories in physics often paved the way for modern scientific discoveries.”
(物理学の初期理論は、しばしば現代の科学的発見への道を切り開きました。) - “An early diagnosis is critical for effective treatment of many diseases.”
(多くの病気では、初期診断が効果的な治療のために非常に重要です。) - “Early intervention in childhood education can significantly improve future outcomes.”
(幼少期の早期介入教育は、将来の結果を大幅に向上させる可能性があります。)
6. 類義語・反意語と比較
■ 類義語 (Synonyms)
- “premature”(時期尚早な)
- 意味は「通常より早い/時期尚早な」で、当事者がまだその段階に達していないニュアンス。
- 意味は「通常より早い/時期尚早な」で、当事者がまだその段階に達していないニュアンス。
- “initial”(初期の)
- 「最初の」「初めの」として、「序盤の段階」に焦点を当てる表現。
- 「最初の」「初めの」として、「序盤の段階」に焦点を当てる表現。
- “in advance”(事前に/前もって)
- 副詞的用法で「早めに/前もって」というニュアンス。形容詞ではない点が違う。
- 副詞的用法で「早めに/前もって」というニュアンス。形容詞ではない点が違う。
■ 反意語 (Antonyms)
- “late”(遅い)
- 予定より遅い場合や夜遅くなど、「通常の時間枠から外れて遅れている」ニュアンス。
7. 発音とアクセントの特徴
■ 発音記号 (IPA)
- アメリカ英語 (US): /ˈɝːli/
- イギリス英語 (UK): /ˈɜːli/
いずれも 前半の “er” の発音に注意が必要です。アクセントは 最初の “ear” の部分にあります。
■ よくある発音の間違い
- “ear” を「イアー」のように伸ばしすぎたり、「アーリィ」のような平坦な発音になったりする。
- 実際は “ɜː(r)” と母音を1音でしっかりまとめるイメージ。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペル間違い
- × ealry → ○ early(al の順番を間違えやすい)
- × ealry → ○ early(al の順番を間違えやすい)
- 副詞か形容詞かの混同
- 文脈により品詞が変わるので要確認。
- 文脈により品詞が変わるので要確認。
- 類似表現との混同
- “earlier” (比較級) / “earliest” (最上級) を使い分ける際に「er 」「est」のつづりを混同しないように注意。
- “earlier” (比較級) / “earliest” (最上級) を使い分ける際に「er 」「est」のつづりを混同しないように注意。
試験対策や資格試験(TOEIC・英検など)での出題傾向
- 文法問題で副詞・形容詞の見分けを問われたり、比較級・最上級を問われることが多いです。
- 語彙問題やリスニング問題でも「early」の正確な意味を問われる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “earlier” と “earliest” は 指を 2本 → 3本 と折るイメージで、「より早い」「最も早い」を覚えましょう。
- スペリングで「ar」があるため、「ear(耳)」と「ly(形容詞・副詞を作る語尾)」が合わさっていると連想すると書きやすいです。
- 「Early bird(一番乗りの人)」のイメージと一緒に覚えると、「早い・早く」の意味を自然に思い出しやすいでしょう。
これらを踏まえて「early」を使いこなせるようになれば、時間表現がぐっと便利になります。ぜひ、例文やコロケーションを声に出して練習し、「早いタイミング」を表す際に活用してみてください。
(時間・時期が)早い,初期の
昔の
(普通より,予定より)早い
近い将来の
復習用の問題
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