英和辞書

travel

/ˈtɹævəl/

名詞

〈U〉旅行すること,旅行 / 《複数形で》(特に外国への)旅行

I prefer domestic travel over international travel.

私は国内旅行の方が海外旅行よりも好きです。

解説

名詞 “travel” の詳細解説

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1. 基本情報と概要

英語: travel

日本語: 旅行、旅

品詞: 名詞 (旅行、旅という行為や概念を指す)

• 「travel」という単語はもともと動詞としても使われますが、ここでは名詞として「旅行」「旅程」という意味を持っています。
  


• 「旅をする行為・状態」を大まかに表します。「旅」の対象は海外旅行でも国内旅行でも、公共交通機関を使ったものでもバックパック旅行でもかまいません。
  


• 「travel」という名詞は日常会話からビジネスシーン、観光関連の文脈まで幅広く使われます。カジュアルにもフォーマルにも使われる汎用的な単語です。
  

活用形:

• 名詞としては、通常「travel」のまま使います。複数形にするときは「travels」を使う場合もあります(例: “my travels in Europe”)。

他の品詞形

• 動詞： to travel (旅行する)
  


• 形容詞： traveling (米) / travelling (英) の形で、「旅行の〜」「旅行中の〜」といった意味合いの形容詞としても用いられる場合があります。
  


• 名詞： traveler (米) / traveller (英) (旅行者)

CEFRレベルの目安: B1 (中級)

• B1 (中級): 日常生活や旅行関連の話題であれば、ある程度スムーズに理解して使えるレベル

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2. 語構成と詳細な意味

語構成

• 語源的に明確な接頭語・接尾語は含まれていません。 ラテン語・フランス語を経由して現在の形に至った経緯があります（詳しくは後述の語源をご参照ください）。

派生語や類縁語

• traveler / traveller: 旅行者
  


• traveling (travelling): 旅行中(の)、移動(中)の
  


• travelogue: 旅行記、旅の記録

よく使われるコロケーション（共起表現）や関連フレーズ（10個）

1. business travel（出張）
   


2. space travel（宇宙旅行）
   


3. travel agency（旅行代理店）
   


4. travel insurance（旅行保険）
   


5. travel arrangements（旅行の手配）
   


6. travel destination（旅行先）
   


7. travel itinerary（旅行日程）
   


8. travel guide（旅行ガイド）
   


9. world travel（世界旅行）
   


10. solo travel（一人旅）

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3. 語源とニュアンス

語源:

• 「travel」は、古フランス語の “travailler” (苦労する、骨折る) という意味の動詞に由来するといわれています。昔は「旅をすること」＝「苦労を伴う遠出」というニュアンスが強かった、とされます。

ニュアンス・使用時の注意点:

• 名詞としての “travel” は、単に「観光」だけでなく「移動・移動形態」といった広い意味を持ちます。
  


• 「travel」(名詞) は不可算名詞として使われることが多いのですが、複数形の “travels” で「(各地を) 旅した経験、旅のあれこれ」というニュアンスを出すこともあります。
  


• フォーマルにもカジュアルにも広く使われます。

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4. 文法的な特徴と構文

1. 不可算名詞としての用法

   
   
   • “Travel is my passion.” (旅行は私の情熱です)
     
   
   
   • 不可算名詞として扱われる場合、冠詞 (a, an) は不要です。
   
   



2. 可算名詞としての用法 (travels)

   
   
   • “I wrote a book about my travels in Asia.” (アジアを旅した経験について本を書きました)
   
   



3. 形容詞的用法 (travel + 名詞)

   
   
   • “travel expenses” (旅費、出張費)
     
   
   
   • “travel documents” (旅行書類)
   
   

一般的な構文例・イディオム

• “to broaden one’s horizons through travel” (旅行を通じて視野を広げる)
  


• “travel broadens the mind” (旅は視野を広げる)

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5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文

1. “Travel helps me relax and recharge.”
   
   (旅行は私をリラックスさせ、元気を取り戻させてくれるんだ。)




2. “My favorite type of travel is backpacking through different countries.”
   
   (私が一番好きな旅行スタイルは、いろいろな国をバックパックで巡ることなんだ。)




3. “I love hearing about your travel experiences—tell me more!”
   
   (あなたの旅行体験を聞くのが大好き。もっと聞かせてよ！)

(B) ビジネスシーンでの例文

1. “Our company spends a lot on business travel each year.”
   
   (当社は毎年、出張費にかなりの費用をかけています。)




2. “Please submit your travel expenses within three days of returning.”
   
   (帰社後3日以内に出張費を提出してください。)




3. “We should finalize the travel itinerary for the conference soon.”
   
   (近々、その会議のための旅程を確定させるべきですね。)

(C) 学術的・フォーマルな文脈での例文

1. “Recent studies indicate that international travel can significantly contribute to cultural understanding.”
   
   (最近の研究によると、海外旅行は文化理解に大きく貢献する可能性があるとされています。)




2. “The phenomenon of modern travel has reshaped global connectivity in the 21st century.”
   
   (現代における旅行現象は21世紀の世界的なつながりを再形成してきました。)




3. “Historical records suggest that travel was once considered a hazardous undertaking.”
   
   (歴史的記録から、かつて旅行は危険を伴う行為と考えられていたことがわかります。)

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6. 類義語・反意語と比較

類義語

1. “journey” (旅、長旅)
   
   
   
   • 距離や時間が長い旅を連想させる。よりドラマチックなニュアンスを持つことが多い。
     
   
   


2. “trip” (小旅行、旅)
   
   
   
   • より短い旅や具体的な往復の旅行を指すことが多い。
     
   
   


3. “tour” (観光旅行、巡回)
   
   
   
   • 観光目的、もしくは複数の場所を巡るプランがある旅行の意。
     
   
   


4. “voyage” (航海、空の長旅)
   
   
   
   • 船や飛行機などで長時間移動するニュアンス。
     
   
   

反意語

• 明確な反意語はありませんが、動かない状態を示す “stay” (滞在する) や “remain” (留まる) が対になるイメージとして挙げられます。
  

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7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):

• アメリカ英語: /ˈtrævəl/
  


• イギリス英語: /ˈtrævəl/

アクセント:

• 最初の “tra” の部分に強勢があります (TRA-vel)。
  

アメリカ英語とイギリス英語の違い:

• 名詞・動詞ともに発音・アクセントの違いはほぼありません。
  


• スペリングで動詞や形容詞の -ing 形を表す際に、米: “traveling”、英: “travelling” と綴りが異なることが多いです。
  

よくある発音ミス:

• “tra” の部分で「トラ」というカタカナ発音になりやすい。/æ/ の発音を意識して「ア」と「エ」の中間的な口の開きに注意しましょう。

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8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: traveling/travelling, traveler/traveller の綴りの違いに注意が必要。アメリカ英語かイギリス英語かで異なります。
  


• 不可算名詞としての “travel” に冠詞 (a/an) をつけてしまう: “I love a travel.” は誤用。正しくは “I love travel.”
  


• TOEIC・英検などの試験対策: “business travel,” “travel arrangements,” “travel expenses” などはビジネス文脈でよく出る表現ですので覚えておくと便利です。

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9. 記憶に残るヒントやイメージ

• 「travel」は「トラベル」とカタカナで馴染みがありますが、実際の発音は /ˈtrævəl/ という「トラァヴル」に近いイメージ。
  


• 「旅＝気分を変えるきっかけ」とイメージすれば、様々な関連表現 (business travel, space travel, etc.) を思い出しやすくなります。
  


• 「travel」は不可算として扱われる場合が多いと覚え、具体的な旅の経験などは複数形の “travels” で言い表す、という使い分けを頭に入れておくと便利です。
  

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以上が名詞 “travel” の詳細解説です。旅行や出張、さまざまな文脈で幅広く使われる基本的な単語ですので、ぜひ多くの例文やコロケーションとあわせて覚えてみてください。

意味のイメージ

意味（1）

〈U〉旅行すること,旅行

意味（2）

《複数形で》(特に外国への)旅行