nerve
1. 基本情報と概要
単語: nerve
品詞: 動詞 (ただし、名詞としての用法も非常に一般的です)
意味 (英語)
- to give courage or strength to oneself or someone else
- to brace oneself mentally; to summon courage
意味 (日本語)
- “勇気を奮い起こす” あるいは “気持ちを奮い立たせる” という意味です。
「困難な状況やプレッシャーの中で、自分を鼓舞して前進する」を表します。
たとえば「大事なプレゼンの前に、自分を奮い立たせる」ようなときに使われるイメージです。
活用形
- 原形: nerve
- 三人称単数現在形: nerves
- 現在分詞・動名詞: nerving
- 過去形: nerved
- 過去分詞: nerved
他の品詞での例
- 名詞: nerve(神経、または「度胸」「大胆さ」)
例: “He has a lot of nerve.”(彼は度胸がある) - 形容詞: nervy(神経質な、または図々しいニュアンスを含む)
例: “She made a nervy remark.”(彼女は図々しい発言をした)
CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
- 普段は名詞形をよく目にしますが、動詞形はそれほど頻出ではありません。B2レベル程度で文脈に応じてニュアンスを理解・運用できるとよいでしょう。
2. 語構成と詳細な意味
- 「nerve」は大きく “勇気づける” という意味を持つ動詞として使われます。語源の由来はラテン語の nervus(「筋」「腱」)ですが、のちにフランス語や英語で “神経” や “意志の力” として広がっていきました。
派生語・関連語
- nervous (形容詞): 神経質な、緊張している
- nervousness (名詞): 神経質、緊張
- nervy (形容詞): 勇気があるが図々しいイメージ、または神経質を強調する表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- nerve oneself for something
「何かに向けて自分を奮い立たせる」 - nerve oneself to do something
「何かをするように気持ちを奮い立たせる」 - find the nerve to 〜
「〜するだけの勇気を見いだす」 - gain the nerve to 〜
「〜する度胸を得る」 - bolster one’s nerve
「自分の勇気をさらに強める」 - steady one’s nerve
「心を落ち着かせる」 - summon the nerve (to do)
「(〜する)勇気を呼び起こす」 - muster up one’s nerve
「勇気を奮い起こす」 - nerve oneself against fear
「恐怖に対して気持ちを奮い立たせる」 - lose one's nerve
「怖気づく、腰が引ける」
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の nervus(筋、腱) → 古フランス語 nerf → 中英語 nerve
- もともとは「身体の筋・神経」「意志の力」「強さ」をイメージさせる言葉です。
- ニュアンス: 「自分に勇気を与える」「意志を固める」というポジティブな文脈で用いられますが、ややフォーマルで文語的・文学的な響きがあるため、日常会話で頻繁に使われるというよりは、小説や意識の高いスピーチなどで使われることが多いです。カジュアルに言う場合は “brace oneself,” “muster courage,” “psych oneself up” などが使われることも多いです。
4. 文法的な特徴と構文
文法上の特徴:
- 他動詞として使われ、目的語として「自分」や「相手」などをとる場合が多いです。(例: “He nerved himself to face the challenge.”)
- 「nerve oneself (to do something)」の形で、「〜するために気合いを入れる」という意味が表現されます。
- 他動詞として使われ、目的語として「自分」や「相手」などをとる場合が多いです。(例: “He nerved himself to face the challenge.”)
イディオム / 構文:
- “nerve oneself” + “to 〜”や “for 〜” は定型的な形です。
- フォーマルな文脈・文章で使われることが多いですが、カジュアルシーンでは「brace oneself」と言い換えることが多いです。
- “nerve oneself” + “to 〜”や “for 〜” は定型的な形です。
5. 実例と例文
日常会話
“I had to nerve myself to speak to my strict teacher.”
(厳しい先生に話しかけるために、自分を奮い立たせなければならなかった。)“She nerved herself before asking for a raise.”
(彼女は昇給をお願いする前に、自分を奮い立たせた。)“I need to nerve myself and jump into the cold water.”
(冷たい水に飛び込むために、自分を奮い起こさないといけない。)
ビジネス
“He nerved himself to deliver the challenging presentation to the board.”
(彼は役員に対する難しいプレゼンを行うために、気持ちを奮い起こした。)“We must nerve ourselves for the upcoming negotiations.”
(私たちはこれからの交渉に向けて気持ちを固めなければならない。)“If you want to succeed in sales, you have to nerve yourself for rejection.”
(営業で成功したいなら、断られることに対して気持ちを奮い立たせる必要がある。)
学術的・フォーマル
“In challenging research endeavors, scientists often nerve themselves to endure repeated failures.”
(困難な研究において、科学者たちは度重なる失敗に耐えるために自分を奮い立たせることが多い。)“She nerved herself to present her controversial findings at the international conference.”
(彼女は国際会議で議論を呼ぶ研究成果を発表するために、気持ちを奮い立たせた。)“The team nerved itself to face the rigorous review by the academic committee.”
(そのチームは学術委員会による厳しい審査に立ち向かうために、自分たちを奮起させた。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
brace oneself (腹をくくる、覚悟する)
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使える。状況に備えるニュアンス。
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使える。状況に備えるニュアンス。
muster up courage (勇気を奮い起こす)
- 行動に移る前の心理的準備として使用。やや口語的。
- 行動に移る前の心理的準備として使用。やや口語的。
steel oneself (心を固める)
- やや文語やフォーマルなニュアンスが強く、「硬くなる」イメージ。
- やや文語やフォーマルなニュアンスが強く、「硬くなる」イメージ。
summon up courage (勇気を呼び起こす)
- 「勇気がどこかから湧き出す」イメージで、文学的な響きがある。
- 「勇気がどこかから湧き出す」イメージで、文学的な響きがある。
反意語
lose one’s nerve (怖気づく、気持ちが萎える)
- せっかく用意した勇気がなくなるニュアンス。
- せっかく用意した勇気がなくなるニュアンス。
chicken out (尻込みする、逃げる)
- よりカジュアルでスラング寄りの言い方。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- 米英共通: /nɜːrv/
- イギリス英語では [nɜːv]、アメリカ英語では [nɝv] のように母音の響きに若干差があります。
- 米英共通: /nɜːrv/
強勢 (アクセント):
- “nerve” 全体を一音節で発音するため、特に目立った強勢位置の変化はありません。
よくある発音の間違い:
- “ner-ve” と母音を曖昧にしてしまうと聞き取りにくくなります。
- 日本語の「ナーヴ」に近い発音を意識すると通じやすいです。
- “ner-ve” と母音を曖昧にしてしまうと聞き取りにくくなります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “nerve” を “nervee” などと書かないように注意。
- 同音異義語との混同: 特にありませんが、 “nerve” と “nerve-racking” など関連する表現を混同しやすいかもしれません。
- 試験対策: TOEICや英検では、動詞形としてはあまり出題されない傾向ですが、派生語として “nervous,” “nervousness” はよく登場するため合わせて覚えると良いでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “神経 (nerve) に活を入れ、自分や誰かに勇気 (nerve) を与える” というイメージ。
- 記憶法: 生物学で “nerve” が「神経」を指すのと同じで、心の“神経”を高めて“気を引き締める”イメージで覚えると分かりやすいです。
- 勉強テクニック: “brace,” “muster,” “summon,” “steel” など、似た表現とセットで覚えると表現の幅が広がります。
以上が動詞「nerve」の詳細な解説です。あまり頻繁に使われる動詞ではありませんが、文学的やフォーマルな表現で「勇気を奮い起こす」というニュアンスを表す際に便利な単語です。ぜひ関連する表現や類義語と合わせて覚えてみてください。
復習用の問題
The musician, despite her crippling stage fright, nerved herself up and delivered a stunning performance.
このミュージシャンは、ステージ恐怖症にもかかわらず、緊張を解きほぐし、見事なパフォーマンスを披露した。
The musician, despite her crippling stage fright, nerved herself up and delivered a stunning performance.
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