cherished
1. 基本情報と概要
単語: cherished
品詞: 形容詞 (過去分詞由来)
意味(英語): greatly loved or valued, regarded as precious or dear
意味(日本語): とても大切にされている、愛されている、尊ばれている
「cherished」は「大切に思われている」「宝物のように扱われている」というニュアンスがあり、主に人や思い出、物に対して「とても大事な存在である」と形容するときに使われます。
活用形:
- 原形(動詞形は“cherish”)
- 現在形: cherish (I cherish, you cherish, he cherishes...)
- 過去形: cherished
- 過去分詞: cherished
- 現在分詞: cherishing
- 現在形: cherish (I cherish, you cherish, he cherishes...)
- 形容詞形: cherished (例: cherished memories)
CEFRレベル: B2(中上級)
・中上級くらいであればニュース記事やエッセイ、一般的な文書の中で見かける可能性が高い表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹: “cherish”
- 「大切にする」「大事に育む」を意味する動詞です。
- 「大切にする」「大事に育む」を意味する動詞です。
- 接尾語: “-ed”
- 過去形・過去分詞形を表すもので、形容詞としても機能します。
関連語:
- cherish (動詞): 大切にする
- cherishing (動名詞・現在分詞形): 大切にすること
- cherished (形容詞): 大切にされている
コロケーションや関連フレーズ(10選):
- cherished memory → 大切な思い出
- cherished possession → 大事にしている所有物
- cherished belief → 心から信じている信念
- cherished friend → 大切な友人
- cherished family photo → とても大事にしている家族写真
- long-cherished dream → 長年抱いてきた夢
- cherished value → 大切にしている価値観
- cherished tradition → 大事に受け継がれてきた伝統
- cherished relationship → 大切にしている関係性
- cherished goal → 大事にしている目標
3. 語源とニュアンス
語源:
- “cherish” は中英語(Middle English)の “cherisshen” に由来し、古フランス語の “cherir(愛する)” がその起源です。さらに遡るとラテン語の “carus(愛しい、価値ある)” に由来するとされています。
ニュアンスと使用時の注意点:
- 「cherished」は温かく、愛情が込められた表現で、人・物・思い出など「個人的に心から大事にしているもの」に対して使います。
- 文章・会話どちらでも使われますが、比較的フォーマルな文脈やエモーショナルな響きを持たせたいときに使われやすいです。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞としての「cherished」
- 「とても大切な、愛されている」という意味を付加します。
- 例: “These are my cherished memories.”
- 「とても大切な、愛されている」という意味を付加します。
動詞としては “cherish”
- 他動詞 (transitive verb) であり、目的語をとって「〜を大事にする、慈しむ」の意味を表します。
- 例: “I cherish our friendship.”
- 他動詞 (transitive verb) であり、目的語をとって「〜を大事にする、慈しむ」の意味を表します。
一般的な構文:
- “cherished + 名詞” → 形容詞的に修飾
- “名詞 + is cherished” → 受動(状態)を表す
- “cherished + 名詞” → 形容詞的に修飾
イディオムらしい表現:
- “hold (someone/something) dear” → 同様に「〜を大切にする」という意味
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3例)
“This old teddy bear is one of my cherished toys from childhood.”
(この古いテディベアは子供の頃からの大切なおもちゃなんだ。)“I keep a box of cherished letters from my grandparents in my desk.”
(祖父母からもらった大切な手紙を机の中に保管してるんだ。)“All those cherished memories make me smile even now.”
(そのすべての大切な思い出は、今でも私を笑顔にしてくれる。)
ビジネスシーンでの例文 (3例)
“We believe in preserving our company’s cherished traditions while innovating.”
(私たちはイノベーションを行いつつも、会社の大切な伝統を守ることを信条としています。)“Our brand’s most cherished values include integrity and trust.”
(当ブランドの最も大切にしている価値観としては、誠実さと信頼があります。)“She presented a proposal that aligned with the company’s cherished mission statement.”
(彼女は会社が大切にするミッションステートメントに沿った提案を行った。)
学術的・公的な文脈での例文 (3例)
“The research paper highlights the cherished cultural practices of indigenous communities.”
(この研究論文は先住民コミュニティが大切にしている文化的慣習を強調している。)“Historical documents are considered cherished artifacts and require careful preservation.”
(歴史的文書は大切に扱われるべき文物とみなされ、慎重な保存が必要とされる。)“In many societies, certain religious texts are cherished for their moral and spiritual guidance.”
(多くの社会で、特定の宗教的文献は道徳的・精神的指針として大切にされている。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- beloved (愛されている)
- treasured (大切にされている)
- precious (貴重な)
- valued (価値のある)
- dear (親愛なる)
これらはいずれも「大切に思われている」という意味ですが、
- “beloved” は「愛されている」「最愛の」という情緒的ニュアンスが強め。
- “treasured” はより「宝物」のイメージがある。
- “cherished” は「個人的な感情をこめて大切にしている」というニュアンスが強い。
反意語:
- neglected (無視されている、放置されている)
- forgotten (忘れ去られた)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈtʃer.ɪʃt/
- アクセント位置: 最初の “cher-” にアクセントが来ます。
- アメリカ英語 vs イギリス英語: 基本的に発音はほぼ同じですが、母音の微妙な響きに若干の地域差があります。
- よくある発音ミス: “ch” を /ʃ/ と混同しないように注意 (“cherished” の “ch” は /tʃ/ です)。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “cherished” の “sh” と “ch” を混同しないように注意してください。
- 同音異義語との混同: 「chair」や「share」など、似た音の単語と区別が必要です。
- 試験での出題傾向: TOEICや英検などでは、「大切にしている価値観」「 cherished memories 」など、感情表現や会社のミッションステートメントの一部として出る可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “cherish” は「chair + ish」に近い音ですが、イス(chair)とはまったく違う意味なので注意。
- 語源の “carus (ラテン語で「愛しい、価値ある」)” のイメージを思い出すと、「大切にする」という意味が覚えやすくなります。
- 何か“heart(ハート)”を“share(共有)”するようなイメージで「cher(sh)= ハートを共有して大事にする」くらいのこじつけで覚えると記憶定着しやすいかもしれません!
以上が、“cherished” の解説です。ぜひ大切なものや思い出を表現するときに活用してみてください。
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