最終更新日
:2025/01/28
shake
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: shake
品詞: 名詞 (可算名詞)
CEFRレベル目安: B1(中級レベル)
- 日常会話や身近な状況での使用頻度が比較的高いため、中級の学習者が扱いやすい単語です。
意味(英語):
- A quick, short movement from side to side or up and down.
- A type of drink made by mixing milk, ice cream, and flavoring (milkshake) — 口語で単に「shake」と言うことがあります。
- (口語的に) A moment of trembling or trembling sensation.
意味(日本語):
- 左右または上下に短く素早く振る動作や、その揺れ。
- ミルク、アイスクリーム、フレーバーなどを混ぜ合わせた飲み物(ミルクシェイク)。カジュアルに「シェイク」とも呼ぶことがあります。
- (口語的表現として)震えや震動のことも指します。
「shake」は名詞としては「振ること」「揺れ」「震え」を表します。カジュアルな会話では「milkshake」を略して「shake」と言うことも多いです。「ちょっとした揺れ」をイメージするとわかりやすいでしょう。
活用形(名詞の場合):
- 単数形: shake
- 複数形: shakes
他の品詞になった形の例:
- 動詞(原形: shake → 過去形: shook, 過去分詞: shaken)
- 例: “Shake the bottle before opening it.”(開ける前にボトルを振ってください。)
- 例: “Shake the bottle before opening it.”(開ける前にボトルを振ってください。)
- 形容詞由来の形はありませんが、動詞由来の形容詞的用法として“shaken”が使われることはあります。
- 例: “He looked shaken after the accident.”(事故の後、彼は動揺しているように見えた。)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 「shake」は接頭語・接尾語を含まない、単独の語幹として使われる単語です。
派生語・関連語
- milkshake(ミルクシェイク)
- handshake(握手 ・ 名詞/動詞)
- shaky(形容詞・揺れている、不安定な)
- shake-up(組織の大改革、刷新)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例:名詞として)
- “a quick shake”(素早い振動)
- “give it a shake”(それをひと振りする / 振ってみる)
- “a little shake of salt” (塩をほんの少し振る動作)
- “feel a shake”(揺れを感じる)
- “a shake in one’s voice”(声の震え)
- “a minor shake”(軽い揺れ)
- “have a shake”(軽く振る動作をする;または “shake” を飲むという口語的・省略的表現)
- “earthquake shake”(地震の揺れ)
- “a shake of the head”(首を振る動作)
- “the shakes”(緊張や恐怖などで手足が震える状態を指す口語表現)
3. 語源とニュアンス
語源:
古英語の「sceacan」(to move quickly) に由来するとされます。もともとは「急速に動かす」「震えさせる」といった動作を表し、それが名詞として「揺れ」「震え」の意味に派生していきました。
使用時の注意点・ニュアンス:
- カジュアルな会話では「milkshake」を省略して「shake」と言うことがあります(例: “Let's get a shake!”)。
- 「揺れ」や「震え」のイメージがつきやすい単語なので、恐怖や驚き、寒さなど感情・状況に伴う震え(hourly shakes, nervous shakesなど)を表すときに使うことも。
- 口語・文章どちらでも使われますが、震え・揺れを表す場合は日常会話からビジネス文書まで幅広く利用されます。一方、飲み物としての「shake」はカジュアル寄りです。
4. 文法的な特徴と構文
名詞としての用法
- 可算名詞: “a shake,” “two shakes,” “several shakes.”
- 文中で形容詞的に使うことも: “shake table” (振動台), “shake feature” (揺れの特徴)など、専門分野で限定的に使う場合があります。
- 可算名詞: “a shake,” “two shakes,” “several shakes.”
一般的な構文・イディオム
- “give something a shake”
- 例: “Give the bottle a shake before pouring.”(注ぐ前にそのボトルを振ってください。)
- 例: “Give the bottle a shake before pouring.”(注ぐ前にそのボトルを振ってください。)
- “in two shakes” (非常に短い時間を表す口語表現)
- 例: “I’ll be back in two shakes.”(すぐに戻るよ。)
- “give something a shake”
フォーマル/カジュアルの差
- “shake”そのものは日常的に使われやすい言葉です。ビジネス文書で「震動」「振動試験」という意味で使う場合は、しっかりと文脈を示して使う必要があります。
- “milkshake”を「shake」と略す場合は、友人や家族とのカジュアルな会話が多いです。
- “shake”そのものは日常的に使われやすい言葉です。ビジネス文書で「震動」「振動試験」という意味で使う場合は、しっかりと文脈を示して使う必要があります。
5. 実例と例文
日常会話
- “Could you pass me the salt shaker? I just need a little shake.”
(塩の入れ物を取ってくれる?ちょっとだけかけたいの。) - “Try this chocolate shake; it’s really delicious!”
(このチョコシェイクを飲んでみて。すごくおいしいよ!) - “I felt a small shake just now. Do you think it was an earthquake?”
(今ちょっと揺れを感じたんだけど。地震かな?)
ビジネス
- “Our lab conducted a shake test on the new device to ensure durability.”
(我々の研究所は、新しい装置の耐久性を確認するための振動テストを行いました。) - “During the presentation, there was a slight shake caused by construction work outside.”
(プレゼンの最中に、外の工事のせいで少し揺れがありました。) - “We might need to give the product box a gentle shake to check if everything inside is secure.”
(製品の箱の中身がきちんと固定されているか確認するために、軽く振る必要があるかもしれません。)
学術・フォーマル
- “The seismograph recorded a mild shake earlier this morning.”
(今朝早く、地震計が軽い揺れを記録しました。) - “A shake table test was performed to simulate earthquake conditions for the new construction material.”
(新しい建築素材の地震条件を模擬するために振動台試験が行われました。) - “This study focuses on the psychological effects of a sudden shake in a confined environment.”
(この研究は、閉鎖的な環境での突然の揺れが及ぼす心理的影響に焦点を当てています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (synonyms)
- tremor (小さな地震や震え)
- 「shake」とほぼ同義で「震え」や「揺れ」を表すが、より専門的・医学的・地震学的に使われることが多い。
- 「shake」とほぼ同義で「震え」や「揺れ」を表すが、より専門的・医学的・地震学的に使われることが多い。
- vibration (振動)
- 機械的・物理的な「振動」を表し、「shake」よりもテクニカルなニュアンスが強い。
- 機械的・物理的な「振動」を表し、「shake」よりもテクニカルなニュアンスが強い。
- jerk (急にぐいっと動くこと)
- 急激で突発的な動きを表す。感情的なニュアンスや人の動作に言及することが多い。
- 急激で突発的な動きを表す。感情的なニュアンスや人の動作に言及することが多い。
反意語 (antonyms)
- stillness (静止, 静けさ)
- 「揺れ」や「振動」の反対は「まったく動きがない状態」。
- 「揺れ」や「振動」の反対は「まったく動きがない状態」。
- calm (落ち着き, 静穏)
- “shake”が持つ不安定さや動きのイメージとは対照的に、完全に安定している状態。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ʃeɪk/
- アメリカ英語: シェイク(語尾の“K”をややはっきり発音)
- イギリス英語: シェイク(アメリカ英語とほぼ同じ発音)
- アクセント: “shake”は1音節なので強勢は特に示さなくてもOKですが、[ʃeɪk]に注意します。
- よくある間違い:
- “sh”の発音を [s] や [tʃ] と混同することがあります。
- 母音 [eɪ] が短くなり「sh-eh-k」のようにならないように注意しましょう。
- “sh”の発音を [s] や [tʃ] と混同することがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “shake”を「shak」や「shack」などと書き間違えるケース。
- 意味の取り違え: 動詞“shake (振る)”と名詞“shake (振り・揺れ・シェイク)”を区別する。文中で“to shake”が来たら動詞として認識しがちですが、冠詞 “a” が前にあれば名詞。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特に多くないが、類似発音の「shack(粗末な小屋)」とは混同しないように。
- 試験対策: TOEICや英検などでは、動詞“shake”の活用形(shook, shaken)のほうが出題されることも多いですが、名詞用法でも“a shake”や“milkshake”などが会話文問題で登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「shake」といえば「シェイクハンド(握手)」や「ミルクシェイク」を思い出すとイメージしやすいです。
- 「振る動作=シェイク」というイラストを思い浮かべると意味を関連付けしやすいでしょう。
- 発音練習の際は「sheep(ヒツジ)」の「shi」と似ている部分があるので、「シィェイク」のイメージで練習してみると良いでしょう。
- 「振るときは揺れる」というイメージが定着すると、「shake = (何かを)振る動きとその結果生じる揺れ」という概念が鮮明になります。
以上が、名詞「shake」の詳細な解説です。日常会話では「ちょっと振る」イメージや「ミルクシェイク」を指すことが多い単語なので、ぜひ覚えて使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
〈C〉揺ること;揺れ;震え
意味(2)
《the shakes》《話》(熱・寒けによる)身震い,悪寒(おかん)
復習用の問題
英語 - 日本語
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