search
以下では、英単語「search」(名詞)について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: search
品詞: 名詞 (動詞としても使用可)
意味(英語): the act of looking for something or someone
意味(日本語): 捜索、検索、探求
「search」は、「何かを探し求める行動」というニュアンスを表す名詞です。たとえば、警察や探偵が人や物を捜し出す活動から、インターネットで情報を検索する行為まで、幅広い場面で使われます。
派生形(名詞):
- search (単数形)
- searches (複数形)
- search (単数形)
動詞形: to search (捜す、検索する)
その他の品詞例:
- 形容詞: searchable (検索可能な)
CEFRレベル目安: B1(中級)
B1レベルは、日常会話や簡単なビジネス場面で十分に使いこなせるようになる目安です。
2. 語構成と詳細な意味
「search」はもともと一語で、はっきりとした接頭語や接尾語はありません。ただし、以下のように関連する単語を構成できる場合があります。
- re + search → research (研究する、調査する)
- search + able → searchable (検索可能な)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- conduct a search(捜索を行う)
- carry out a search(捜索を実施する)
- launch a search(捜索を開始する)
- a thorough search(徹底的な捜索)
- a nationwide search(全国的な捜索)
- an online search(オンライン検索)
- a frantic search(必死の捜索)
- in search of ~(〜を探して)
- refine your search(検索を絞り込む)
- search result(検索結果)
これらの表現は、日常の捜し物からネット検索まで幅広く応用できます。
3. 語源とニュアンス
「search」の語源は、古フランス語の “cercher”(探す)からきており、さらにはラテン語の “circare”(周囲を回る)が原型といわれています。「周りを回って探す」というイメージから、何かを見つけるためにくまなく調べるというニュアンスが生まれました。
- 使用上の注意点:
- 「search」はフォーマル・カジュアルどちらの場面でも使えますが、警察や調査など少し正式なイメージを持つ場合があるため、「look for」と混同しないように注意が必要です。
- カジュアルな会話では「search」を動詞として使うことが多いです(例: “I searched the room.”)。
- 名詞形としては、レポートや報道など少しフォーマル寄りでも自然に使われます(例: “The search ended successfully.”)。
- 「search」はフォーマル・カジュアルどちらの場面でも使えますが、警察や調査など少し正式なイメージを持つ場合があるため、「look for」と混同しないように注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
名詞としての可算・不可算
「search」は可算名詞として用いられます。したがって、「a search」「two searches」のように数えられます。よく使われる構文
1) “[have] + a search”- 例: “I’ll have a quick search (online) to see if there’s more information.”
2) “[do]/[make]/[conduct] + a search” - 例: “We need to conduct a search for the missing documents.”
- 例: “I’ll have a quick search (online) to see if there’s more information.”
イディオム的表現
- “in search of” → 〜を探して
- 例: “He traveled the world in search of adventure.”
- “in search of” → 〜を探して
フォーマル/カジュアルの使い分け
- フォーマル: “The committee decided to launch a search for new evidence.”
- カジュアル: “Why don’t you do a quick search on your phone?”
- フォーマル: “The committee decided to launch a search for new evidence.”
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I did a quick search of my bag, but I couldn’t find my keys.”
(かばんをざっと探したけど、鍵は見つからなかったよ。) - “Let’s have a search for the best pizza place nearby.”
(近くで一番おいしいピザ屋を探してみよう。) - “After a brief search, I realized I left my phone at home.”
(少し探した後で、家にスマホを忘れてきたのに気づいたんだ。)
ビジネスシーンでの例文
- “We conducted a thorough search of the company’s financial records.”
(当社の財務記録を徹底的に調べました。) - “A nationwide search was launched to find the best candidates.”
(最適な候補者を見つけるために全国規模の調査が開始されました。) - “We’ll do a quick online search to see if there’s any market data available.”
(利用可能な市場データがあるか、オンラインで簡単に検索してみます。)
学術的・研究の場面での例文
- “The researcher began a search for historical documents relevant to the topic.”
(研究者は、そのテーマに関連する歴史文書を探し始めた。) - “A meticulous search of the archives yielded unexpected findings.”
(綿密な文書庫の捜索が思いがけない発見をもたらした。) - “Their search for a new hypothesis continued for several months.”
(新しい仮説の探求は数か月間続いた。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- investigation(調査)
- よりフォーマルで徹底的な印象。警察の犯罪調査などに多用。
- よりフォーマルで徹底的な印象。警察の犯罪調査などに多用。
- quest(探求)
- 少し文学的な響きがあり、長期的・冒険的な「探求」を表す。
- 少し文学的な響きがあり、長期的・冒険的な「探求」を表す。
- exploration(探検、探索)
- 新しい領域を開拓する、というニュアンスが強い。
- 新しい領域を開拓する、というニュアンスが強い。
- pursuit(追求)
- 何かを追い求める行為。ゴールに向かう姿勢を強調。
- 何かを追い求める行為。ゴールに向かう姿勢を強調。
- lookup(検索)
- 主に辞書やオンラインツールでの「調べる行為」に限定されることが多い。
反意語 (Antonyms)
- abandon(放棄する): 探すことをやめる、という意味合いになる。
- overlook(見落とす): 「探す」どころか気づかずに通り過ぎてしまう状態。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /sɝːtʃ/
- イギリス英語: /sɜːtʃ/
- アメリカ英語: /sɝːtʃ/
アクセント: [search] の1音節で母音に強勢があります。
よくある発音ミス: “サーチ”と日本語的に発音しがちですが、母音は「ア」よりもやや狭い音(アメリカ英語では “ɝ”)。舌をあまり前に出さずに発音することがポイントです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “seach” のように “r” を抜いてしまう間違い。
- 同音異義語との混同: “search” と “surge” は発音も意味も違うので注意。
- “look for”との混同: “search” は名詞の場合は「捜索」「検索」という名詞的作用を表す。動詞としても「捜す」意味があるが、より公式・やや形式的な印象がある。
- 試験対策: TOEICや英検などでは、文中で “conduct a search” や “in search of” のようなフレーズとして出題されることがある。熟語として覚えておくと便利。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 語源イメージ: ラテン語 “circare”(周りを回る)から来ていることを思い出すと、「ぐるっと周りを見渡して何かを探す」という感覚がわきます。
- スペリングのポイント: “sea” と “r” と “ch” に注意。“sea”(海)とは全く関係ありませんが、頭の中で “sea + r + ch” と区切って覚えるとスペルミスを減らせます。
- 勉強テクニック: 「インターネット検索」「捜索活動」など、具体的なイメージと結びつけて覚えると速く定着しやすいでしょう。
以上が、英単語「search」の名詞形についての詳細な解説です。ぜひ参考にしてみてください。

捜索;調査;(を)捜すこと《+for(of)+名》
復習用の問題
英和辞書

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