plus
以下では名詞としての「plus」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語の意味
- “plus” (noun): an advantage, an extra amount or benefit, or something positive.
日本語の意味
- 「プラス」(名詞):利点、追加分、プラス要素などを表す言葉です。
「プラス」とは、何かに加わる利点や利益、追加された量などを指すときに使われる名詞です。「この点がプラスだね」などと、メリットや良い面を取り上げるときに使われます。英語でも「It’s a plus.(それはプラスだね)」のように、利点を強調するときに用いられます。
品詞と活用
- 名詞 (noun)
- 複数形は原則 “pluses” となりますが、会話や文章によっては “plusses” と綴られる場合もあります。(“pluses” が主流)
- 複数形は原則 “pluses” となりますが、会話や文章によっては “plusses” と綴られる場合もあります。(“pluses” が主流)
他の品詞形
- 形容詞 “plus”:「〜を超える」「〜以上の」という意味で使われることがある。(例:He is 180cm plus. など)
- 接続詞 “plus”:「その上」「さらに」という意味でカジュアルに使われる。(例:He’s tall, plus he’s very funny.)
難易度目安(CEFR)
- B1(中級)レベル:日常会話やビジネス場面で理解しやすい単語であり、やや抽象的な単語の範囲に入ります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- “plus” はラテン語の “plus(より多い)” を語源としています。
- 接頭語・接尾語のように分解できる要素はなく、独立した語として存在しています。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- a big plus(大きな利点)
- an added plus(追加の利点)
- a definite plus(明確なプラス要素)
- a major plus(主要なプラス点)
- see it as a plus(それをプラスと捉える)
- consider it a plus(それを利点として考える)
- plus side(プラス面)
- on the plus side(プラスの側面では)
- the pluses and minuses(プラス面とマイナス面)
- there’s no plus in ~(〜にはプラスがない/メリットがない)
3. 語源とニュアンス
語源
- ラテン語 “plus” に由来し、「より多い」「追加分」を意味しました。フランス語を通じて英語に取り入れられました。
ニュアンス・使用上の注意
- 名詞 “plus” は「利点」や「追加の要素」を表すときに使われます。
- 文章でもカジュアルな会話でも使えますが、「さらに」という接続詞的な使い方(Plus, …)はややカジュアルな印象があります。
- ビジネス文書では “and” や “in addition” などのよりフォーマルな言葉を使う場合が多いです。
4. 文法的な特徴と構文
名詞として使う場合
- 可算名詞として使うときは “pluses” と複数形になります。
- 「加点」「加算分」「強みの要素」を指す場合に使われます。
- 可算名詞として使うときは “pluses” と複数形になります。
接続詞的用法 (カジュアル)
- “He’s intelligent, plus he has a great sense of humor.”
- この場合は「さらに」という意味合いで、口語的に使用されます。
- “He’s intelligent, plus he has a great sense of humor.”
形容詞的用法
- “200 plus guests attended the ceremony.”(200名以上のゲストが式典に出席した)
- 「〜を超える」「〜以上の」を意味します。
- “200 plus guests attended the ceremony.”(200名以上のゲストが式典に出席した)
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文(3例)
“Having a big balcony is a plus when looking for a new apartment.”
(新しいアパートを探すときは、大きなバルコニーがあるとプラスになります。)“It’s a plus that this café offers free Wi-Fi.”
(このカフェが無料Wi-Fiを提供しているのはプラスだね。)“Living close to the station is a plus for commuting.”
(通勤するのに駅の近くに住んでいるのはプラスだ。)
5.2 ビジネスでの例文(3例)
“His multilingual skills are a definite plus for the company’s global expansion.”
(彼の複数言語が話せるスキルは、会社のグローバル展開に明確なプラスです。)“Adding branding elements on the package could be a big plus for sales.”
(パッケージにブランディング要素を加えることは、販売に大きなプラスになるでしょう。)“The candidate’s experience in digital marketing is a major plus.”
(デジタルマーケティングの経験があるのは、候補者にとって大きな強みとなる。)
5.3 学術的な文脈での例文(3例)
“A diverse data set is a plus when conducting statistical analyses.”
(多様なデータセットを使うことは、統計分析を行う上でプラスになる。)“Having peer-reviewed articles is a plus for validating the research findings.”
(査読済みの記事があると、研究結果の妥当性を示す上でプラスとなる。)“The broad sample population is a plus for the study’s external validity.”
(サンプル人口の幅広さは、研究の外的妥当性にとってプラスとなる。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “benefit”(利益)
- 「プラス」と同様に利点や恩恵を示すが、よりフォーマルかつ直接的に「利益・恩恵」の意味を表す。
- 「プラス」と同様に利点や恩恵を示すが、よりフォーマルかつ直接的に「利益・恩恵」の意味を表す。
- “advantage”(利点)
- 「プラス」とよく似た意味。ただし “advantage” の方が一般的な場面やビジネス文脈などで多用される。
- 「プラス」とよく似た意味。ただし “advantage” の方が一般的な場面やビジネス文脈などで多用される。
- “perk”(特典、利点)
- 主に仕事の文脈で使うカジュアルな表現。社内の福利厚生などを“perk”と呼ぶことがある。
反意語
- “minus”(マイナス)
- プラスの反意語として使われる。欠点や損になる部分を指す。
- プラスの反意語として使われる。欠点や損になる部分を指す。
- “disadvantage”(不利)
- 物事のマイナス面を表すよりフォーマルな表現。
- 物事のマイナス面を表すよりフォーマルな表現。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
- 米音: /plʌs/
- 英音: /plʌs/(米英どちらもほぼ同じ発音)
- 米音: /plʌs/
アクセント
- 1音節の単語なので、特に強勢が分かれません。“pl” に続く “u” を少し短めに発音すると自然です。
- 1音節の単語なので、特に強勢が分かれません。“pl” に続く “u” を少し短めに発音すると自然です。
よくある間違い
- “plu-” を「プルー」と伸ばして発音してしまうこと。実際には「プラ(プラサ)」と発音するとより近い音になります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス
- 誤って “pluss” のように末尾に “s” を重ねて書いてしまうこと。しかし複数形は “pluses” と “es” をつけます。
- 誤って “pluss” のように末尾に “s” を重ねて書いてしまうこと。しかし複数形は “pluses” と “es” をつけます。
同音異義語との混同
- “plush”(形容詞「豪華な」など)とはスペルも意味も異なりますが、見た目が似ているため要注意です。
- “plush”(形容詞「豪華な」など)とはスペルも意味も異なりますが、見た目が似ているため要注意です。
試験での出題傾向
- TOEIC や英検で “plus” は頻出の単語ではありませんが、派生用法(形容詞・接続詞的用法)を知っておくとリスニングやリーディングで役立つ場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “plus” を「+(加算の記号)」と結びつけて覚えると、追加や利点のイメージがわきやすくなります。
- 「プラス思考(positive thinking)」とも関連づけてイメージすると、ポジティブな意味を記憶しやすいでしょう。
- 短い単語なので、数回書いて習慣的に目にするだけでも定着しやすい単語です。
以上が名詞「plus」の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われるため、しっかり覚えておくと便利です。
プラス記号,正号(plus sign)
正数(plus quantity)
正数(plus quantity)
復習用の問題
この仕事では、教師としての経験がプラスになります。
Your teaching experience will be a plus in this job.
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