part-time
1. 基本情報と概要
単語: part-time
品詞: 副詞(ただし形容詞として使われることも多い)
- 英語での意味: “for only part of the usual working day or week”; “not full-time”
- 日本語での意味: 「パートタイムで」、「定められた正規の時間より短い時間で」
「She works part-time.」のように、フルタイム(通常の勤務時間)ではなく、短い時間で仕事をする場合に使われます。副詞としては「パートタイムで働く」「パートタイムで活動する」というニュアンスを表し、形容詞で使う場合は「パートタイムの仕事」など職種や仕事内容を修飾します。
活用形
- 副詞・形容詞のため、通常の動詞のような時制変化(ed, ing など)はありません。
他の品詞になった例
- 形容詞: She has a part-time job. (パートタイムの仕事がある)
- 名詞形での派生:part-timer(パートタイムで働く人)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- B1: 中級 … 日常会話で取り扱うトピックの語彙として学習しておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- part: 部分、一部
- time: 時間
「フルタイム」(full-time) の逆で、「部分の時間で活動する」という意味を直接表しています。
関連する派生語・類縁語
- part-timer: パートタイムで働く人
- full-time: フルタイム(正規の労働時間で)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- work part-time → パートタイムで働く
- study part-time → パートタイムで勉強する
- employed part-time → パートタイムで雇用されている
- part-time hours → パートタイムの労働時間
- part-time position → パートタイムの職
- part-time role → パートタイムの役割
- part-time contract → パートタイム契約
- part-time employee → パートタイムの従業員
- part-time schedule → パートタイムの予定・スケジュール
- part-time arrangement → パートタイムの勤務形態
3. 語源とニュアンス
語源
- 「part(部分)」+「time(時間)」の組み合わせ。20世紀に入ってから労働形態の多様化に伴って使われるようになりました。
ニュアンスと使用時の注意点
- 「full-time(フルタイム)」に対して仕事や活動時間が短いというイメージを与えます。
- ビジネス、日常会話ともにカジュアル・フォーマルを問わず幅広く使えますが、履歴書や職務経歴書などの正式な書類では形容詞として使う(part-time job, part-time position)のが一般的です。
4. 文法的な特徴と構文
副詞としての用法
- 「~(動詞) part-time」の形で使い、「パートタイムで~する」の意味を示します。
- 例: I work part-time at a cafe.
- 「~(動詞) part-time」の形で使い、「パートタイムで~する」の意味を示します。
形容詞としての用法
- 「part-time + (名詞)」の形で使い、「パートタイムの~」の意味を示します。
- 例: a part-time worker, a part-time schedule
- 「part-time + (名詞)」の形で使い、「パートタイムの~」の意味を示します。
可算・不可算の区別
- 「part-time」はそもそも副詞・形容詞であり、名詞ではないため可算/不可算の区別はありません。
フォーマル/カジュアル
- 日常的な会話からビジネス文書まで幅広く使われますが、履歴書などでは “part-time position” のように形容詞的に使うのが好まれます。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3文)
I work part-time at a coffee shop on weekends.
(週末はコーヒーショップでパートタイムで働いています。)My sister used to study part-time while raising her kids.
(私の妹は子育てをしながらパートタイムで勉強していました。)Are you still working part-time, or have you gone full-time now?
(まだパートタイムで働いているの?それとももうフルタイムになった?)
ビジネス場面での例文(3文)
Due to budget constraints, we can only hire staff part-time for this project.
(予算の制約のため、このプロジェクトではスタッフをパートタイムでしか雇えません。)She was employed part-time, but she proved herself and was offered a full-time position.
(彼女はパートタイムで雇われていましたが、実力を認められフルタイムのポジションをオファーされました。)We’re looking for someone who can work part-time during peak hours.
(繁忙期の時間帯にパートタイムで働ける人を探しています。)
学術的な文脈での例文(3文)
Many researchers work part-time while pursuing their doctorate.
(博士号を取得する間、パートタイムで働く研究者も多いです。)The course is designed for those who study part-time due to other commitments.
(このコースは他の用事があるためにパートタイムで学習する人を対象としています。)She wrote her thesis part-time while conducting field research abroad.
(海外でのフィールドリサーチを行いながら、パートタイムで論文を執筆しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- on a part-time basis → 「パートタイムの形で」
- ニュアンス: よりフォーマルに「パートタイムの形態で」という表現。
- ニュアンス: よりフォーマルに「パートタイムの形態で」という表現。
- casually → 「臨時で」、「非本格的に」
- ニュアンス: 仕事について言えば雇用形態が厳格ではないイメージ。
- ニュアンス: 仕事について言えば雇用形態が厳格ではないイメージ。
- periodically → 「定期的に」
- ニュアンス: 定期的・断続的に活動をするが、「part-time」ほど明確に短時間というニュアンスはない。
反意語
- full-time → 「フルタイムで」
- 「part-time」の対義語。フルタイムで働く/学ぶなど、所定の最大の時間帯に完全に従事することを表します。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˌpɑːrt ˈtaɪm/
- アメリカ英語: [pɑːrt taɪm] (“r” をしっかり発音)
- イギリス英語: [pɑːt taɪm] (“r” が弱め)
強勢(アクセント)
- 「part」よりも「time」の方に強勢が来ることが多いですが、両方の要素を強めに発音しても通じます。
よくある発音ミス
- “part” の “r” を入れずに「パット」に近くなってしまう。
- 二つの単語を滑らかにつなげ、「パートタイム」を「パタイム」のように省略してしまう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルの混乱: “part-time” を “part time” と書く場合がありますが、修飾語として使う場合はハイフンを入れるのが一般的です(副詞としての用法ではスペースを空けても問題ありませんが、形容詞としての用法では “part-time job” のようにハイフンありが好まれます)。
- full-time との混同: どちらがどちらか分からなくなることがあるのでセットで覚えると便利です。
- 発音の “r” の省略: 特にアメリカ英語で “r” をしっかり入れないと意味が聞き取りにくくなることがあります。
- 試験対策: TOEICや英検でも雇用形態や働き方の話題は頻出であり、選択肢に “part-time” が登場することがあります。意味と用法をしっかり覚えておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「part(部分)」+「time(時間)」=「一部の時間だけ」というイメージを意識すると覚えやすいです。
- 「full-time(フルタイム)」と対になるので、両方セットで学習しておくとイメージしやすいです。
- 「半分の時間?」と連想して、「フル」 vs. 「パート」と考えると記憶に定着しやすいです。
以上が副詞「part-time」の詳細解説です。副詞・形容詞の使い分け、発音、綴り、そして関連表現をしっかり覚えておくと、日常会話からビジネスまで幅広く役立ちます。
復習用の問題
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