最終更新日
:2025/01/28
highlight
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: highlight
品詞: 動詞 (他動詞)
英語での意味: to emphasize or make something stand out; to mark or color a part of text so it is easily seen
日本語での意味: 強調する、目立たせる、ある部分に印をつける
「highlight」は、文章や映像などの中で重要な箇所を目立たせたいときに使われる動詞です。「〜を強調する」というニュアンスで、プレゼンテーションやレポートなどで特に注意を向けたい部分に使う表現です。
活用形
- 原形: highlight
- 三人称単数現在形: highlights
- 現在分詞 / 動名詞: highlighting
- 過去形 / 過去分詞: highlighted
他の品詞になる場合
- 名詞: highlight (重要な箇所、ハイライト)
例: “The highlight of the show was the final act.”
CEFRレベル目安
- B2 (中上級)
→ 日常英会話やビジネスで、しっかりと語義を理解して自然に使いこなすには中上級程度の英語力が必要です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語根: light (「光」を表す語)
- 接頭語: high (高い、または上に)
- 「上の方に光を当てる」「目立たせる」というイメージで組み合わさり、“highlight”という語になりました。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- highlight a point(ポイントを強調する)
- highlight a problem(問題点を浮き彫りにする)
- highlight a feature(特徴を際立たせる)
- highlight text(テキストにマーカーを引く)
- highlight the importance(重要性を強調する)
- highlight the need(必要性を強調する)
- highlight an achievement(業績を際立たせる)
- highlight a difference(違いを際立たせる)
- highlight a trend(動向を浮き彫りにする)
- highlight key ideas(重要なアイデアを強調する)
3. 語源とニュアンス
語源: “high” + “light”
- “high”は「高い」、あるいは「上へ持ち上げる」のイメージで、そこに“light”(光)を加えて「光を強く当てる」「目立たせる」という意味になりました。
ニュアンス:
- 見てほしい情報や、強調したい部分を引き立たせるための単語です。プレゼンや文章、デザイン、映像など幅広く使われます。
- フォーマル・カジュアルのどちらでも使われますが、ビジネスや学術の場でも多用されるため目上の人に対しても問題なく使用できます。
4. 文法的な特徴と構文
他動詞: 目的語を伴って「〜を強調する」という使い方をします。
例: “Let me highlight the key points.” (主なポイントを強調させてください。)名詞用法: “the highlight of something” で「〜の見所」「最も興味深い部分」を指す際に使われます。
一般的な構文
highlight + 目的語
- “We need to highlight the main issues.” (私たちは主要な問題点を強調する必要があります。)
highlight + how/what/why節
- “This study highlights how important regular exercise is.” (この研究は定期的な運動がいかに重要かを強調しています。)
be highlighted (受動態)
- “The results were highlighted in the final report.” (結果は最終報告書で強調されていました。)
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I like to highlight important dates in my planner.”
(手帳に重要な日付をマーカーするのが好きなんだ。) - “Could you highlight the tricky parts for me?”
(難しい部分に印をつけてくれる?) - “I always highlight my favorite quotes in a book.”
(本の中でお気に入りの名言はいつもハイライトするんだ。)
(2) ビジネスでの例文
- “Please highlight any discrepancies you find in the documents.”
(書類の中で見つけた不一致があれば、強調して知らせてください。) - “The presentation should highlight our latest achievements.”
(プレゼンでは私たちの最新の業績を強調すべきです。) - “I’ve highlighted the key points in the proposal for the meeting.”
(会議のために、提案書の重要なポイントにマーカーを引いておきました。)
(3) 学術的な文脈での例文
- “This paper highlights the significance of early intervention.”
(この論文は、早期介入の重要性を強調しています。) - “We aim to highlight the gaps in current research.”
(私たちは現在の研究にはどのような欠点があるかを明確に示すことを目指しています。) - “The study’s findings highlight how social factors influence behavior.”
(その研究結果は、社会的要因が行動にどのように影響するかを際立たせています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- emphasize(強調する)
- 「特に力を入れて強調する」という点では似ていますが、必ずしも視覚的なマーカーの意味合いはありません。
- 「特に力を入れて強調する」という点では似ていますが、必ずしも視覚的なマーカーの意味合いはありません。
- underline(下線を引く、強調する)
- 実際に下線を引くことで強調するニュアンスがあります。
- 実際に下線を引くことで強調するニュアンスがあります。
- stress(強調する)
- 論点などの「重要性」を強く押し出す意味に近いです。
- 論点などの「重要性」を強く押し出す意味に近いです。
- spotlight(注目を当てる)
- 舞台照明のように「特定の対象に光を当て、注目させる」というややドラマチックなニュアンスがあります。
反意語
- ignore(無視する)
- 「気に留めない、注意を払わない」という意味で、“highlight”の意図とは正反対です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˈhaɪlaɪt/
- アクセントの位置: “high”の部分に強勢があります (第一音節が強く発音される)。
- アメリカ英語 / イギリス英語の違い: 大きな違いはほぼありません。両方とも /ˈhaɪlaɪt/ と発音します。
- よくある間違い: “higlight”などのスペルミスに注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “higlight” と「gh」を抜かしてしまうミスが多いので注意。
- 同音異義語には注意: “highlight” と似た音の単語はあまり多くありませんが、“high life” (ハイライフ)など、ときに空耳するかもしれません。文脈で判断しましょう。
- 試験対策: TOEICや英検などのビジネス系、アカデミック系の試験でワンランク上の表現として出てくることがあります。特にレポート文やプレゼンテーションの文脈で見かける機会が多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「高いところに光を当てる」→ 目立たせる、強調する、という意味につながるとイメージすると覚えやすいです。
- 覚え方: “光 (light) を上の方 (high) に当てて、強調して見せる” と視覚的にイメージすると記憶に残りやすいです。
- 勉強テクニック:実際にノートやテキストで重要な部分にハイライターを使う際に“highlight”という単語を意識すると定着しやすくなります。
以上が動詞“highlight”の詳しい解説です。文章や会話、プレゼンなど様々な場面で「大事な部分を強調したい」ときに、ぜひ活用してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
〈絵画・写真などの部分〉‘に'ハイライトを置く,…‘を'最も明るくする
意味(2)
…‘を'強調する
復習用の問題
英語 - 日本語
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