最終更新日
:2025/01/28
finance
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: finance
品詞: 名詞 (動詞としても使われる場合があります)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- 一般的に経済や資金に関する文脈で使われるため、日常会話で頻繁に出る単語ではありませんが、ビジネスや学術的な場面ではよく登場します。
意味(英語): the management of large amounts of money, especially by governments or large companies
意味(日本語): 財務、金融、資金調達など、資金や経済活動に関する管理
「finance」は、国や企業などの資金面を扱うときに使われる単語です。会社でお金の出入りを管理したり、投資などで資金を集めたりするような場面で登場します。個人の「家計管理」を指して「家計のfinance」という表現をすることもありますが、一般にはビジネスや公共の政策など、ややフォーマルな状況で用いられやすいです。
- 活用形:
- 名詞: finance (不可算扱いのことが多いですが、個人の資金状況や複数の財政を意味するときに “finances” と可算形でも使われます)
- 動詞: finance (資金を提供する、資金面を支援する)
- 例: “They financed the project.”(彼らはそのプロジェクトに資金提供した)
- 形容詞: financial (金融の、財政の)
- 副詞: financially (財政的に、金融的に)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹:fin- (ラテン語の “finis” = 「終わり」 がもとになり、後に「支払いを済ませる」「完結させる」といった意味合いにつながったとされます)
派生語・関連語:
- financial(形容詞): お金や財政に関する
- finances(名詞・複数形): 個人や企業の財務状況
- financier(名詞): 財務業務や投資業務に携わる専門家(資本家)
- financial(形容詞): お金や財政に関する
よく使われるコロケーション(10例)
- public finance(公共財政)
- corporate finance(企業財務)
- personal finance(個人の財務管理)
- finance department(財務部)
- finance industry(金融業界)
- finance minister(財務大臣)
- to raise finance(資金を調達する)
- finance charge(金融手数料)
- finance committee(財務委員会)
- behavioural finance(行動ファイナンス)
- public finance(公共財政)
3. 語源とニュアンス
「finance」はフランス語を経由して英語に取り入れられました。もともとラテン語 “finis”(終わり)に由来し、「取引を終結させる=支払いや決済を完了させる」といった意味合いから派生しています。現在では資金調達や財政管理といった広範囲の意を含むようになりました。
- ニュアンス:
- フォーマルかつビジネスシーンでよく用いられます。
- 日常会話で使っても問題ありませんが、やや専門的・公的な響きがあります。
- 個人の家計を指す際には「personal finance」です。
- フォーマルかつビジネスシーンでよく用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算・不可算:
- 一般的に「finance」は不可算名詞として扱われますが、個人や企業の「財政状況(finances)」を指すときなどは複数形でも使われます。
動詞用法:
- “to finance something” で「~に資金を提供する、資金面で支援する」という意味になります。
- 例: “The government financed the new railway project.”
- “to finance something” で「~に資金を提供する、資金面で支援する」という意味になります。
使用シーンの特徴:
- ビジネス文書、経済レポート、アカデミックな文章、ニュース報道などで多用されます。
- カジュアルな会話では「家計を管理する」などの際、”manage my finances” という表現がよく用いられます。
- ビジネス文書、経済レポート、アカデミックな文章、ニュース報道などで多用されます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話の例文
- “I need to get my finances in order before I move out.”
(引っ越す前に自分の家計をちゃんと整理しなきゃ。) - “Personal finance apps have really helped me track my spending.”
(家計管理アプリは支出を管理するのに本当に役立っているよ。) - “Learning basic finance skills should be part of everyone’s education.”
(基本的なお金の管理スキルの学習は、誰にとっても重要だよね。)
(2) ビジネスの例文
- “The finance department will review the budget proposal next week.”
(財務部が来週、その予算案を検討する予定です。) - “We need to secure finance from investors to expand our operations.”
(事業拡大のために投資家から資金を確保する必要があります。) - “Our company’s finance strategy focuses on sustainable growth.”
(当社の財務戦略は持続可能な成長に焦点を当てています。)
(3) 学術・専門的な例文
- “Modern finance theories suggest that markets are generally efficient.”
(現代ファイナンス理論では、市場は概ね効率的だとされています。) - “Behavioral finance examines the psychological factors influencing investors.”
(行動ファイナンスでは、投資家に影響を与える心理的要因を検証します。) - “This course explores advanced finance topics such as derivatives and risk hedging.”
(この講座では、デリバティブやリスクヘッジなど高度なファイナンスのテーマを探求します。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “funding” (資金提供、財源)
- 比較: 「特定の目的のために資金を調達する行為」を強調する。
- 比較: 「特定の目的のために資金を調達する行為」を強調する。
- “economics” (経済学)
- 比較: 学問分野としての経済全般を扱う。
- 比較: 学問分野としての経済全般を扱う。
- “accounting” (会計)
- 比較: Financeは資金計画や投資、予算管理を幅広く扱うが、accountingは記録・帳簿付けや財務諸表に焦点を当てる。
- 比較: Financeは資金計画や投資、予算管理を幅広く扱うが、accountingは記録・帳簿付けや財務諸表に焦点を当てる。
- “funding” (資金提供、財源)
反意語
- 「finance」の直接の反意語は明確には存在しませんが、「無資金状態」を示す語としては “bankruptcy” (破産)や “insolvency” (支払い不能)などが挙げられます。ただし、意味の方向性が逆というよりは、状態として対照的な言葉です。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /faɪˈnæns/ または /fəˈnæns/
- 発音の違い(米英):
- アメリカ英語: /faɪˈnæns/ や /fəˈnæns/。最初の “fi-” が “ファイ-” や “ファ-” に変化することあり。
- イギリス英語: /faɪˈnɑːns/ と発音されることもあり、“-nɑːns” (ナーンス) のように母音が長くなる場合がある。
- アメリカ英語: /faɪˈnæns/ や /fəˈnæns/。最初の “fi-” が “ファイ-” や “ファ-” に変化することあり。
- よくある間違い:
- “フィナンス” というカタカナの影響で /fi-/ と発音したり、アクセントを後ろに置いて /fɪˈnæns/ としてしまいがち。正確なアクセント位置に注意が必要。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペル: finance の “i” と “a” の順番を入れ替えて “fianance” と誤記する人がいます。
- 名詞・動詞の混同: finance は名詞だけでなく「資金を提供する」という動詞としても使われるため、新出時の文脈に注意しましょう。
- TOEICや英検などの試験対策: ビジネスシーンや経済分野の文章で「finance」という単語はよく登場します。特に “finance department,” “financial statements,” “fund” との使い分けに注意すると点数アップにつながります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “fin-”(終わり)→「お金のやり取りを完結させる、決済や資金を確保して取引を終わらせる」というイメージで覚えると印象に残りやすいでしょう。
- 勉強テクニック: 個人の「お金の出入り」を記録して「まとめる」イメージを持つと、「financial statements(財務諸表)」にもつながり、周辺単語の学習がしやすくなります。
- スペリングのポイント: fi-nan-ce と3つの音節に分けて意識します。特に “a” が2番目の音節にあることを覚えておくと間違いにくいです。
以上が名詞「finance」の詳細な解説です。経済・ビジネスシーンだけでなく、個人の家計管理にも使える便利な単語ですので、ぜひ活用してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
〈U〉財政,財務,財政学
意味(2)
《複数形で》財源,財力,収入,歳入;経済状態,金回り
復習用の問題
英語 - 日本語
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