最終更新日
:2025/01/28
attempt
解説
1. 基本情報と概要
英語: attempt
品詞: 名詞 (countable)
- 意味(英語): “An act of trying to do something, especially something difficult.”
- 意味(日本語): 「(特に難しいことを)試みること、挑戦」
「attempt」は「試み」「努力」など、何かを達成しようと試す行為・チャレンジを表します。
「成果が不確かな状態で、とにかくやってみる」というニュアンスがあります。
活用形:
- 単数形: an attempt
- 複数形: attempts
- 単数形: an attempt
関連する品詞:
- 動詞形: to attempt (例: “I will attempt to climb the mountain.”)
- 動詞形: to attempt (例: “I will attempt to climb the mountain.”)
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2は「ある程度流暢にやり取りができ、幅広い話題を理解・表現できるレベル」です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成: “attempt” はフランス語・ラテン語に由来し、厳密にははっきりとした接頭語・接尾語に分解できませんが、「at-」+「tempt(試す)」の組み合わせと捉えることもできます。
- 派生語や類縁語:
- 動詞 “attempt”: 「試みる」
- 形容詞 “attempted”: 「試みられた、未遂の」 (例: attempted crime「未遂の犯罪」など)
- 動詞 “attempt”: 「試みる」
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
- make an attempt at (〜しようと試みる)
- a failed attempt (失敗に終わった試み)
- a serious attempt (本気の試み)
- in an attempt to (〜しようとして)
- first attempt (最初の試み)
- a successful attempt (成功した試み)
- a futile attempt (無駄な試み)
- my best attempt (最善の試み)
- an attempt on someone’s life (暗殺未遂 / 殺害未遂)
- an attempt at humor (ユーモアを狙った試み)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 中英語 (Middle English) の “attempter” に由来し、フランス語 “tenter”(試みる)から派生しました。さらに遡るとラテン語の “temptare”/“tentare”(試す)に起源があります。
ニュアンス:
- 「try」よりも少し改まった・フォーマルな響きがありますが、カジュアルな場面でも使えます。
- 「試み」には成功・失敗が明確でない場合が多く、努力や辺りを付けて行動しているニュアンスがあります。
- 「try」よりも少し改まった・フォーマルな響きがありますが、カジュアルな場面でも使えます。
使用場面:
- 文章・会議資料・報告書などフォーマルな文脈でもよく使用されます。
- 日常会話においても「今回の試みはどうだった?」など、フランクに用いられることがあります。
- 文章・会議資料・報告書などフォーマルな文脈でもよく使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
名詞 (countable) の場合:
- 可算名詞なので、冠詞 (a/an/the) や複数形 (attempts) で使います。
- 例: “He made three attempts to learn Spanish.” (彼はスペイン語を習得しようと3回の試みをした)
- 可算名詞なので、冠詞 (a/an/the) や複数形 (attempts) で使います。
主な構文例:
- “make an attempt + to 不定詞” → “He made an attempt to solve the puzzle.”
- “in an attempt + to 不定詞” → “She saved money in an attempt to buy a new laptop.”
- “on one’s first/second attempt” → “He passed the test on his second attempt.”
- “make an attempt + to 不定詞” → “He made an attempt to solve the puzzle.”
フォーマル/カジュアル:
- 「attempt」は「try」に比べるとややフォーマルですが、カジュアルな文脈でも使えます。
- 「attempt」は「try」に比べるとややフォーマルですが、カジュアルな文脈でも使えます。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
- “I made an attempt to bake bread for the first time yesterday.”
- 昨日初めてパンを焼いてみたんだ。
- 昨日初めてパンを焼いてみたんだ。
- “Her attempt at cooking curry turned out surprisingly delicious.”
- 彼女が初めて作ったカレーが意外においしかったよ。
- 彼女が初めて作ったカレーが意外においしかったよ。
- “That was his best attempt at singing, so let’s encourage him.”
- 彼は一生懸命歌おうとしてたんだから、応援してあげようよ。
5.2 ビジネスシーンでの例文
- “The company’s first attempt to enter the European market was unsuccessful.”
- その企業のヨーロッパ市場への初の進出はうまくいかなかった。
- その企業のヨーロッパ市場への初の進出はうまくいかなかった。
- “We need to improve our marketing strategy in an attempt to attract more clients.”
- もっと多くの顧客を引きつけるための試みとして、マーケティング戦略を改善する必要があります。
- もっと多くの顧客を引きつけるための試みとして、マーケティング戦略を改善する必要があります。
- “After several attempts, the product finally met customer expectations.”
- いくつもの試みを経て、ついに製品は顧客の期待を満たした。
5.3 学術的・フォーマルな例文
- “This paper presents an attempt to analyze the effect of climate change on agriculture.”
- 本論文は、気候変動が農業に与える影響を分析する試みを示します。
- 本論文は、気候変動が農業に与える影響を分析する試みを示します。
- “Their attempt at synthesizing a new compound was partially successful.”
- 新しい化合物を合成しようという彼らの試みは部分的に成功した。
- 新しい化合物を合成しようという彼らの試みは部分的に成功した。
- “In an attempt to validate the hypothesis, multiple experiments were conducted.”
- その仮説を検証しようとする試みとして、複数の実験が行われた。
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms):
- try (試み、挑戦)
- 「attempt」に比べて口語的でカジュアル。
- 「attempt」に比べて口語的でカジュアル。
- endeavor (努力、試み)
- 「attempt」よりフォーマルかつ強調度が高い印象。
- 「attempt」よりフォーマルかつ強調度が高い印象。
- effort (努力)
- 何らかの行動に注がれるエネルギーのニュアンスが強い。
- 何らかの行動に注がれるエネルギーのニュアンスが強い。
- venture (思い切って試みる行為)
- 危険を伴うニュアンスも含まれる。
- try (試み、挑戦)
反意語 (Antonyms):
- give up (あきらめる)、abandon (放棄する)
- 「attempt」が「試みる」なら、「give up」や「abandon」は「試みをやめる」イメージ。
- give up (あきらめる)、abandon (放棄する)
7. 発音とアクセントの特徴
IPA表記: /əˈtɛmpt/
- アメリカ英語: [ə-témpt](最初の「ə」がやや曖昧母音で、第二音節 “tɛmpt” にアクセント)
- イギリス英語: 同様に /əˈtɛmpt/ と発音されますが、地域によって微妙に母音の長さや音色に差があります。
- アメリカ英語: [ə-témpt](最初の「ə」がやや曖昧母音で、第二音節 “tɛmpt” にアクセント)
よくある間違い:
- “attempt”を /əˈtɛmp/ のように最後の -t を発音し忘れたり、逆に余計な音を入れてしまうことがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “attemp” や “attampt” などと間違えがちなので注意。
- 同音異義語との混同: ほかの同音異義語は(ほぼ)ありませんが、つづりが若干似ているため “tempt”(誘惑する)と混同しないように。
- 試験対策・資格試験: TOEICや英検などのビジネス記事や学術記事に頻出。英作文で「様々な試み」に言及するとき、便利な単語です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- スペルの覚え方: “at + tempt” (誘惑の “tempt” の前に “at” がついているイメージ)。
- イメージ: 「誘惑 (tempt) に向かって (at) 行く→とりあえず試みてみる」
- 覚える際は「at + tempt」の組み合わせを意識すると忘れにくくなるでしょう。
- “make an attempt”とセットで覚えると使い勝手が良いです。
上記を参考に、「attempt」という語を自分の文脈で使いこなせるよう繰り返し練習してみてください。
意味のイメージ

意味(1)
企て,試み
意味(2)
《文》(…に対する)攻撃,襲撃《+on(upon)+名》
意味(3)
(法律用語で)(…)未逐
復習用の問題
英和辞書

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