最終更新日 :2025/01/27

certify

動詞

を証明する / を保証する / を確認する

書類は提出する前に証明される必要があります。

解説

1. 基本情報と概要

単語: certify

品詞: 動詞 (transitive および intransitive として使われる場合もあり)

英語での意味:


  • to officially confirm or state something is true, accurate, or meets certain standards

日本語での意味:


  • 公式に証明する、認定する、保証する

「certify」は「(人や物事が一定の条件を満たしていると)正式に証明したり保証したりする」というニュアンスで使われる動詞です。資格試験の合格証明や書類への公的な承認など、公式な手続きや信頼を得るために使用される場面が多いです。

活用形:


  • 現在形: certify

  • 三人称単数現在形: certifies

  • 過去形: certified

  • 過去分詞: certified

  • 現在分詞: certifying

他の品詞形:


  • 形容詞: certificatory (あまり一般的ではありませんが、「証明のための」のニュアンス)

  • 名詞: certification (証明、認定)

CEFRレベル目安: B2(中上級)


  • 専門的な文書や公式なシチュエーションで使われるため、ある程度英語力が必要になります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 前半の “cert-” は「確かな、正しい」を意味するラテン語 “certus” が由来。

  • 後半の “-ify” は「~にする、~化する」という意味を付与する接尾辞。

派生語 / 類縁語:


  • certification (n): 証明、認定資格

  • certificate (n): 証明書、免許状

  • certified (adj): 認定された、保証された

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. certify a document(書類を認定する)

  2. certify the results(結果を証明する)

  3. be certified as valid(有効であると認証される)

  4. officially certify(公式に証明する)

  5. certify compliance(適合を証明する)

  6. certify one’s skills(技術を認定する)

  7. certify a product(製品を認証する)

  8. certify authenticity(本物であることを証明する)

  9. certify that S+V(~であることを証明する)

  10. fully certified(完全に認定された)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “certificare” (「確かな(certus)とする(facere)」)がフランス語を経て英語に入ってきたとされています。

もともとは「確かなものにする」というニュアンスで使われていました。公的な機関や専門家が正式な手続きを踏んで認める際に使うため、ある程度の権威やフォーマルな印象を与えます。

使用時の注意点:


  • 公式な場面で使われることが多く、フォーマルなニュアンスが強い。

  • 「確かであることを保証する」という含みがあり、カジュアルな「確認(check)」や「証明(prove)」とは少し違います。

フォーマル / カジュアル:


  • 主にフォーマルな場面、法律的・ビジネス的文脈、資格認定などで使われます。

  • 日常会話ではあまり頻繁に登場しませんが、職業的な会話(医療・教育・法律など)では比較的一般的です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 〈主語〉 + certify + 〈目的語〉


    • 例: The board certified the new teaching methods.


  2. 〈主語〉 + certify + that節


    • 例: The lab certified that the water meets safety standards.


  3. 〈主語〉 + be certified + 〈補語〉 (受動態)


    • 例: The teacher was certified as qualified in special education.


名詞としての用法はありませんが、「certification (名詞)」を併せて使うことで「証明・認定」という概念を表します。

一般的に他動詞として「誰が何を証明するか」を明示する形が多いです。自動詞的使用は少ないですが、法律・書面の文脈で「This certifies ...」という形で「これは~を証明する」という意味合いで使われることがあります。


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I need someone to certify this translation before I submit it.”

    (提出する前にこの翻訳を認証してくれる人が必要だ。)

  2. “Could you certify that I completed the course successfully?”

    (私がコースを修了したことを証明してもらえますか?)

  3. “They asked me to certify my qualifications for the volunteer work.”

    (ボランティア活動のため、資格証明が必要だと言われたよ。)

ビジネスでの例文 (3つ)


  1. “The accountant will certify the financial statements by the end of the month.”

    (会計士が月末までに財務諸表を証明してくれます。)

  2. “Our company is certified to meet ISO 9001 standards.”

    (当社はISO 9001の基準を満たすと認定されています。)

  3. “We need an authorized representative to certify this document for the legal process.”

    (法的手続きのために、この書類を正式に認証してくれる代理人が必要です。)

学術的/専門的な文脈での例文 (3つ)


  1. “The medical board certified him as a specialist in neurology.”

    (医学委員会は彼を神経学の専門医として認定した。)

  2. “A peer-reviewed journal must certify that the data is accurate before publication.”

    (査読付きジャーナルは、掲載前にデータが正確であることを証明しなければならない。)

  3. “Only a registered laboratory can certify the authenticity of these artifacts.”

    (登録された研究所だけが、これらの工芸品が本物であることを証明できます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • confirm(確認する)


    • 既存の情報をもう一度確かめるニュアンス。必ずしも公式ではない。


  • attest(証言する、証明する)


    • 法廷や公的書類などで「真実であることを自分が責任をもって証言する」ニュアンス。


  • validate(有効性を立証する)


    • 手続きや規格に照らして「有効・妥当であると認める」。


  • verify(検証する)


    • 事実や正確性をチェックして確認するニュアンス。


反意語:


  • disprove(誤りであることを証明する)

  • invalidate(無効にする)

certify は「公式に、正当性を承認・証明する」という強いニュアンス。confirm は比較的日常・軽い確認でも使われやすいなど、文脈によって微妙に使い分けられます。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • 英: /ˈsɜː.tɪ.faɪ/

  • 米: /ˈsɝː.t̬ə.faɪ/

アクセント:


  • 第1音節 “cer” に強勢が置かれます。

  • イギリス英語では “ɜː” (アー) のように、アメリカ英語では “ɝː” とアメリカ英語特有の r 音が強く響きます。

よくある発音ミス:


  • “săr” や “sir” のように短すぎたり、r を発音し忘れたりするケース。

  • 語尾の “-fy” を「ファイ」と音程・長さをしっかり残して発音しないと “-fi” のように聞こえることがある。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミスで “ceritfy” や “certifiy” などと書くことがあるので注意しましょう。

  • 「certify」と「certicate」を混同する学習者もいますが、正しくは “certificate (証明書)” が名詞、動詞は “certify” です。

  • TOEICや英検など資格試験のビジネス文書で「書類の認証」「資格の公式認定」に関して出題されやすい単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “certify” の “cert-” は “certain(確信している)” と同じ起源。それに “-ify(~にする、火を点けるイメージもある)」がくっついて「確信を形にする→証明する」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • 「認定証(certificate)」とセットで覚えることで、名詞と動詞を混同せずに済みます。

  • 自分の頭の中で「certify = certain + 公式にする」とイメージすると記憶に残りやすいでしょう。

以上が、動詞「certify」の詳細な解説です。ぜひ文書や公的な場面で適切に使ってみてください。

意味のイメージ
certify
意味(1)

…'を'証明する,保証する,確認する

意味(2)

(…を)保証する《+to+

復習用の問題

を証明する / を保証する / を確認する

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