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最終更新日 :2026/06/08

tolerance

IPA(発音記号)

(自分と異なる他人の意見・行動などを許す)寛大,寛容・我慢(がまん),忍耐力 / (薬品・毒物などに対する)耐性,抗毒性 / 公差,許容誤差

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寛容は多様な社会において重要な価値観です。

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解説

以下では「tolerance」という英単語について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

意味(英語)

“Tolerance”

→ the ability or willingness to accept behavior or beliefs that are different from your own, even if you disagree with or dislike them.

意味(日本語)

「寛容」「許容」「我慢」

→ 自分とは異なる考え方や行動を受け入れる(あるいは受け流す)能力や態度を指します。「他者を尊重する心」というニュアンスが強いです。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで、多岐にわたって使われる言葉です。

  • 品詞:名詞 (noun)
  • CEFRレベル:B2 (中上級)
    • B2:日常的にかなり複雑なやりとりができるレベル

活用形

  • 「tolerance」は不可算名詞(基本形)。
  • 動詞形は “tolerate” (我慢する、容認する)、形容詞形は “tolerant” (寛容な)、名詞形のバリエーションとして “toleration” (寛容、容認) という形も見られます。

2. 語構成と詳細な意味

  • “toler-”(ラテン語由来で「我慢する、耐える」の意味)が核となる語幹です。
  • 接尾語 “-ance” は名詞を作る際によく使われる要素で、「状態」「行為」の意を持ちます。

他の単語との関連性

  • “tolerate” (動詞)
  • “tolerant” (形容詞)
  • “toleration” (名詞、やや文語的・歴史的表現)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例と日本語訳)

  1. build tolerance(耐性・寛容さを育む)
  2. show tolerance(寛容の態度を示す)
  3. demonstrate tolerance(寛容の姿勢を発揮する)
  4. zero tolerance(不寛容政策、ゼロ容認)
  5. increase one’s tolerance(耐性を高める/寛容度を上げる)
  6. religious tolerance(宗教的寛容)
  7. racial tolerance(人種的寛容)
  8. tolerance level(許容水準)
  9. societal tolerance(社会的な寛容)
  10. drug tolerance(薬物耐性)

3. 語源とニュアンス

  • 語源はラテン語の “tolerare”(耐える、我慢する)。中世以降、「異なる意見を耐え忍ぶ」という意味合いに発展し、道徳的・社会的な文脈で「他者を受容する」というニュアンスが強まっていきました。
  • 歴史的には、宗教や政治的見解の違いを容認する意味で使われることが多く、「寛容」は人権や多文化共生という現代的テーマとも結びついています。
  • 使用時の注意点としては、「譲歩する」「我慢する」というニュアンスが含まれるため、単なる好意的な受容というよりは「大目に見る」感覚があります。フォーマルな文脈でもカジュアルな会話でも使えますが、内容によってはポジティブにもネガティブにも解釈される可能性があります。

4. 文法的な特徴と構文

  • 名詞として扱う場合、不可算名詞(数えられない名詞)です。
    • 例: “We need more tolerance in society.”(この場合、冠詞 a や複数形はつきません)
  • “zero tolerance” のように、特定の政策方針や規範を示す慣用表現として用いられる場合は、堅い文書からニュース記事まで幅広く使われます。

一般的な構文やイディオム

  • “(have) a high tolerance for 〜”
    • 〜に対して寛容/耐性が高い
  • “(show) zero tolerance”
    • 〜に対して全く容認しない姿勢を取る

5. 実例と例文

日常会話(カジュアルシーン)

  1. “I admire your tolerance for spicy food. I can’t handle even mild chili.”
    • 「あなたの辛いものに対する耐性には感心するよ。僕はマイルドなチリさえ無理だよ。」
  2. “We should practice more tolerance toward each other’s habits.”
    • 「お互いの習慣に、もっと寛容になったほうがいいね。」
  3. “Her tolerance of noisy neighbors is impressive. She never complains.”
    • 「彼女はうるさい隣人を我慢できるんだからすごいよ。決して文句を言わないんだ。」

ビジネスシーン(ややフォーマル)

  1. “Our company enforces a zero tolerance policy for discrimination in the workplace.”
    • 「当社は職場での差別に対して一切容認しない方針をとっています。」
  2. “We value cultural diversity and promote tolerance among team members.”
    • 「当社は文化の多様性を重視し、チーム内での寛容さを推進しています。」
  3. “Effective leadership often involves a certain tolerance for risk and uncertainty.”
    • 「効果的なリーダーシップには、リスクや不確実性をある程度受け入れる姿勢が必要です。」

学術的な文脈(フォーマル / 高度)

  1. “In social psychology, tolerance is a key factor in reducing intergroup conflict.”
    • 「社会心理学において、寛容は集団間の対立を減らす重要な要因です。」
  2. “Research indicates that higher levels of tolerance correlate with increased social cohesion.”
    • 「研究によると、寛容度が高いほど社会的結束が強まることがわかっています。」
  3. “Pharmacological tolerance develops when the body becomes less responsive to a substance over time.”
    • 「薬理学的耐性は、ある物質に対して身体の反応が時間とともに減少するときに生じます。」

6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)

  1. “acceptance”(受け入れること)
    • 「好意的に認める」というニュアンスがあり、相手を尊重する感じが強い。
  2. “forbearance”(自制、寛容)
    • 忍耐を感じさせるニュアンスがやや強い。
  3. “open-mindedness”(開放的な心)
    • 先入観なく物事を受け入れる態度を強調。
  4. “lenience”(寛大さ)
    • 罰・処罰を軽減するような意味での「寛大さ」を指す。

反意語(Antonyms)

  1. “intolerance”(不寛容)
    • 異なる考え方を拒む意味。
  2. “bigotry”(偏狭さ)
    • 特定の考えや人々に対して強く排他的であること。
  3. “narrow-mindedness”(心の狭さ)
    • 柔軟性に欠ける考え方。

7. 発音とアクセントの特徴

  • 発音記号 (IPA): /ˈtɒlərəns/ (イギリス英語), /ˈtɑːlərəns/ (アメリカ英語)
  • アクセント: “tól-” の部分に強勢が置かれます。(TO-ler-ance)
  • イギリス英語は母音が少し短く /ɒ/ に聞こえ、アメリカ英語では /ɑː/ となる傾向があります。
  • “r” の発音が米英で異なる場合がありますが、それ以外は大きな違いはありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  • スペルミス: “tolarance” や “tolerence” と書く間違いがよくあります。
    • “to-LE-ra-nce” のように区切って覚えるとミスを減らせます。
  • 違う単語との混同:
    • “toleration” と “tolerance” は名詞同士ですが、日常的には “tolerance” のほうが一般的です。
  • 試験対策(TOEIC・英検など):
    • 社会問題や企業倫理などに関する読解問題に頻出。
    • “zero tolerance” ポリシーなどの公的方針に関する記事を読ませる問題でよく登場します。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • 語根 “toler-” は「耐える、我慢する」というイメージで、“tolerate” とセットで覚えると理解が深まります。
  • 「他者の異なる考えや文化に“耐える”→受け容れる」という発想をイメージすると、意味を直感的に捉えやすいです。
  • “zero tolerance” のように新聞やニュースでよく目にするフレーズを探して暗記すると、実際の場面ですぐに使うことができます。

以上が「tolerance」の詳細解説です。自分とは異なる考え方や行動を受け入れる態度を示す、とても重要な概念として覚えておくと、語学だけでなくコミュニケーションにも生かしやすい単語です。

意味のイメージ
tolerance
意味(1)

(自分と異なる他人の意見・行動などを許す)寛大,寛容・我慢(がまん),忍耐力

意味(2)

(薬品・毒物などに対する)耐性,抗毒性

意味(3)

公差,許容誤差

復習用の問題

(自分と異なる他人の意見・行動などを許す)寛大,寛容・我慢(がまん),忍耐力 / (薬品・毒物などに対する)耐性,抗毒性 / 公差,許容誤差

Tolerance is an important value in a diverse society.

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寛容は多様な社会において重要な価値観です。

寛容は多様な社会において重要な価値観です。

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Tolerance is an important value in a diverse society.

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