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最終更新日 :2026/06/06

though

IPA(発音記号)
接続詞

...にもかかわらず, ...だけれども / たとえ...でも / 《補足的に主節の後に置いて》もっとも…ではあるが

このボタンはなに?

雨が降っていたにもかかわらず、私たちは散歩に行きました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: though

品詞: 接続詞(subordinating conjunction)、副詞的にも使われる場合あり

活用形: 接続詞としては活用形がなく、常に “though”。副詞としても同じ形で用いられます。

意味(英語): “Although” or “even though.” / “However.”

意味(日本語): 「〜だけれども」「〜とはいえ」「でも」「とは言っても」などのニュアンスを持ちます。

「though」は、「〜だけれども」や「やっぱり」など、ある事柄を認めながらも反対や違う側面があることを示すときに使われます。カジュアルな会話でもよく使われ、文末に置いて「〜だけどね」「〜だけどさ」といったニュアンスを加えることもできます。

  • 接続詞として例: “Though I was tired, I kept working.”(疲れていたけれども、仕事を続けた)
  • 副詞的に文末で例: “I didn’t like the food. It was too spicy, though.”(料理は気に入らなかった。辛すぎたけどね)

CEFRレベルの目安: B2 (中上級)

・B2: 日常会話から少し高度なコミュニケーションでも使用され、微妙な意味合いを理解しながら使いこなしたいレベル


2. 語構成と詳細な意味

「though」は、はっきりした接頭語や接尾語をもたない単語です。元々は古英語「þēah(theah)」として使われていたものが変化してきたもので、現代英語では少し古風な雰囲気をまといつつも日常的によく使われます。

関連・派生表現

  • although: 「…だけれども」や「たとえ…でも」という意味で、ややフォーマル。
  • even though: 「たとえ…でも」「実際には…だけれども」など、「though」に “even” が付くことで意味を強調する。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選

  1. even though : 「たとえ〜でも」
  2. as though : 「まるで〜のように」
  3. though it may be difficult : 「困難かもしれないけれども」
  4. strange though it sounds : 「不思議に聞こえるかもしれないが」
  5. tough though it was : 「厳しい状況ではあったが」
  6. though I must say : 「とはいえ、正直言うと」
  7. odd though it appears : 「奇妙に見えるかもしれないが」
  8. though at first : 「最初のうちは〜だけれども」
  9. ridiculous though it may seem : 「ばかばかしく思えるかもしれないが」
  10. I didn’t like it much, though : 「あまり好きじゃなかったけどね(会話文末で)」

3. 語源とニュアンス

  • 語源: 古英語の “þēah” に由来し、「それでも」「しかしながら」というニュアンスを持っていました。
  • 歴史的使用: 中世英語を経る中でつづりが “though” に変化し、現在も「譲歩」や「対比」を示す言葉として用いられています。
  • 使用時のポイント:
    • “although” より口語的で柔らかい印象。
    • 文末に置かれると「とはいってもね」という副詞的なニュアンスになる。
    • フォーマルな文章では “although” や “even though” を用いることが多いですが、日常会話やカジュアルな文章でも “though” はよく使われます。

4. 文法的な特徴と構文

  1. 接続詞 (subordinating conjunction): 「主節+though+従属節」または「Though+従属節+主節」の形。
    • 例: “Though she was busy, she still helped me.”
  2. 副詞的使用: 文末に置かれることが多く、「でもね」「とはいえね」というようなニュアンスを加える。
    • 例: “It’s a bit expensive. I really like it, though.”

【フォーマル/カジュアル】

  • 接続詞として文頭で使う場合はやや文章寄り・カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
  • 文末に置くケースはよりカジュアルな会話で頻出。

【文法ポイント】

  • 従属節を伴う場合はコンマ(,)で区切られることが多い。
  • 名詞的要素との区別は特になく、可算・不可算名詞の区別はありません。接続詞ですので他動詞・自動詞の区別も気にしなくてOKです。

5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)

  1. “I’m full. I could eat dessert, though.”

    • (お腹いっぱいだ。でもデザートは食べられるけどね。)
  2. “Though it’s late, I still want to watch one more episode.”

    • (遅いけれど、もう1話だけ観たいんだ。)
  3. “He doesn’t talk much. He’s really nice, though.”

    • (彼はあまりしゃべらない。でも本当にいい人なんだよね。)

ビジネスシーンでの例 (3つ)

  1. “Though our budget is limited, we will strive to meet the project deadline.”

    • (予算は限られていますが、プロジェクトの期限を守るよう全力を尽くします。)
  2. “We decided to postpone the event. We do appreciate your efforts, though.”

    • (イベントを延期することにしました。とはいえ、皆さんのご尽力には感謝しています。)
  3. “Though it seemed risky, we proceeded with the plan upon management’s approval.”

    • (リスクはあるように見えましたが、経営陣の承認があったのでこの計画を進めました。)

学術的・フォーマルな文脈の例 (3つ)

  1. “Though these findings are preliminary, they suggest a significant correlation.”

    • (これらの発見は暫定的ではあるが、重要な相関を示唆している。)
  2. “Though widely debated, the theory has garnered considerable support recently.”

    • (広く議論されているが、この理論は近年かなりの支持を得ている。)
  3. “Even though additional research is required, the initial results are promising.”

    • (追加の研究が必要ではあるが、初期の結果は有望である。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語

  1. although (〜だけれども)

    • “Though” よりもややフォーマル。文頭で用いる頻度が高い。
    • 例: “Although it was raining, we continued our picnic.”
  2. even though (たとえ〜でも)

    • 譲歩の意味を強調する。
    • 例: “Even though I was busy, I made time to call.”
  3. however (しかしながら)

    • 接続副詞。文と文をつなぐときによく使う。
    • 例: “The results seemed positive. However, we need more trials.”

反意語

※ “though” の直接の反意語はありませんが、文脈として逆を示す語には “therefore,” “so,” “because” などが挙げられます。

  • 例: “Though I was tired, I worked till late.” → “Because I was tired, I went home early.”

7. 発音とアクセントの特徴

  • IPA: /ðoʊ/ (アメリカ英語), /ðəʊ/ (イギリス英語)
  • アクセント: 単音節なので特にアクセントの移動はありません。
  • アメリカ英語では “ドウ” に近く、イギリス英語では “ドウ(ʌuに近い音)” と若干異なる発音になることがあります。
  • “thought” (/θɔːt/) や “through” (/θruː/) とつづりが似ているため混同しがちですが、発音も意味も異なるので注意してください。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  • スペルミス: “though” を “thouhg” や “thoug” と書いてしまうケース。
  • 同音異義語との混同: “though,” “thought,” “through,” “thorough,” “tough” など、つづりが類似している英単語が多数あるので注意。
  • 使い方の混乱: “though” と “although” はほぼ同じ意味でも、カジュアル・フォーマル度合いや文中での配置(特に文末に置く用法など)に違いがある。試験でも微妙な意味・配置の違いを問われることがあるので要確認。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • スペリングのコツ: “th + ou + gh” を「スィーエイチ」「オーユー」「ジーエイチ」と区切って覚え、最後の “gh” は発音がない(サイレント)ことを意識すると良いでしょう。
  • イメージづくり: 「逆境の中でも(though)やる」というように、「譲歩しながらもさらに続けるイメージ」を頭に残すと覚えやすいです。
  • 勉強テクニック: 実際に口に出して、文末に “though” を付け足すフレーズを言ってみると感覚がつかみやすい。「I like dogs. They’re a lot of work, though.」といった“後付け感”がポイントです。

以上が “though” のできるだけ詳しい解説です。日常会話からビジネスシーン、学術文献まで幅広く活用できるので、ぜひ慣れていってください。

意味のイメージ
though
意味(1)

…にもかかわらず,…だけれども)although)

意味(2)

たとえ…でも

意味(3)

《補足的に主節の後に置いて》もっとも…ではあるが

復習用の問題

...にもかかわらず, ...だけれども / たとえ...でも / 《補足的に主節の後に置いて》もっとも…ではあるが

Though it was raining, we still went for a walk.

正解を見る

雨が降っていたにもかかわらず、私たちは散歩に行きました。

雨が降っていたにもかかわらず、私たちは散歩に行きました。

正解を見る

Though it was raining, we still went for a walk.

英語 - 日本語

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