最終更新日
:2025/01/27
team
解説
1. 基本情報と概要
単語: team
品詞: 名詞 (可算名詞)
CEFRレベルの目安: A2(初級レベル:簡単なやりとりで使われる語彙)
意味
- 英語: A group of people who work or play together toward a common goal.
- 日本語: 共通の目的をもって一緒に活動する人々の集まり。
- スポーツチームのように試合に出るときに使われますし、職場での共同作業でも「チーム」として呼ばれます。基本的に「協力して何かをするグループ」というニュアンスがあります。
活用形・他の品詞
- 名詞としての複数形: teams (例: “Two teams played in the finals.”)
- 動詞: to team up (teamed, teaming)
- 例: “We teamed up to finish the project.”(私たちはプロジェクトを終えるために協力し合いました)
2. 語構成と詳細な意味
英単語「team」は特に接頭語や接尾語がついているわけではありません。語幹そのものが「team」です。
- 関連語や派生語
- teammate (チームメイト)
- teamwork (チームワーク)
- team-building (チームビルディング)
- teammate (チームメイト)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- team member / チームメンバー
- strong team / 強いチーム
- join a team / チームに参加する
- lead a team / チームを率いる
- represent a team / チームを代表する
- team spirit / チームスピリット
- build a team / チームを作る
- manage a team / チームを管理する
- support your team / あなたのチームを応援する
- team effort / チームの努力
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語「team」(家族や血統、子孫などを指す)に由来し、もともとは「一つに結びついている集まり」という意味を持っていました。
- ニュアンス:
- 「競技や目標に向かって共同作業するグループ」というポジティブなイメージがあります。
- スポーツの文脈やビジネスの文脈で頻繁に使われ、協力や絆を強調するときに適切です。
- 口語でも文章でも幅広く使われますが、特にフォーマル・カジュアルどちらでも問題なく使える便利な単語です。
- 「競技や目標に向かって共同作業するグループ」というポジティブなイメージがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 通常は「a team」「the team」「teams」として扱います。
- 動詞の用法: “to team up” は「協力する」「タッグを組む」という意味で自動詞としても他動詞的にも使えます。
- 例: “They teamed up with another group.”(彼らは別のグループと組んだ)
- 例: “They teamed up with another group.”(彼らは別のグループと組んだ)
- アメリカ英語・イギリス英語での用法: イギリス英語では、集合名詞として「The team are...」のように複数扱いされる場合もありますが、アメリカ英語では一般的に「The team is...」と単数扱いが好まれます。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I’m excited to join the basketball team this year.”
- (今年バスケットボールチームに入るのが楽しみなんだ。)
- “Our team is going out for pizza after the game.”
- (試合のあと、うちのチームはピザを食べに行くよ。)
- “Do you want to form a study team for the exam?”
- (試験に向けて勉強チームを作りたいんだけど、どう?)
ビジネスシーンでの例文
- “Our sales team has surpassed the quarterly targets.”
- (私たちの営業チームは四半期の目標を上回りました。)
- “We need to build a strong team to handle this project.”
- (このプロジェクトを進めるには強いチームを作る必要があります。)
- “I’ll schedule a meeting with the entire team next week.”
- (来週、チーム全体とのミーティングを設定します。)
学術・フォーマルな文脈での例文
- “The research team presented their findings at the conference.”
- (研究チームはカンファレンスで彼らの研究結果を発表しました。)
- “A multidisciplinary team is crucial for this clinical trial.”
- (この臨床試験には学際的なチームが不可欠です。)
- “The committee formed a specialized team to analyze the data.”
- (委員会はデータを解析するための専門チームを編成しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- group(グループ)
- 「集団」という意味全般。目的の有無に関係なく使える。
- 「集団」という意味全般。目的の有無に関係なく使える。
- crew(クルー)
- 飛行機や船舶、撮影現場など専門の分野で働く人々。
- 飛行機や船舶、撮影現場など専門の分野で働く人々。
- squad(スクワッド)
- スポーツチームや軍隊などで使われ、やや小規模なチームに使われることが多い。
- スポーツチームや軍隊などで使われ、やや小規模なチームに使われることが多い。
- group(グループ)
反意語
- opponent(対戦相手)
- チームや個人競技における「対戦相手」。
- チームや個人競技における「対戦相手」。
- rival(ライバル)
- 同じ目標を持つ別のチームや個人。
- opponent(対戦相手)
いずれも「協力」ではなく、競合や対立のニュアンスを伴います。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /tiːm/
- アメリカ英語とイギリス英語: どちらもほぼ同じ発音です。
- 強勢(アクセント): “team” 自体が1音節なので、特にアクセントの移動はありません。
- よくある間違い: “teem” (/tiːm/: 「満ちる、あふれる」) と混同しないように注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「team」を “teem” や “tame” と誤記しないように。
- 単複数の扱い: 「one team, two teams」のように、複数形の “-s” を忘れないように。
- 集合名詞としての扱い: イギリス英語では複数扱いもあるため、文脈によって “The team are...” と書かれる場合あり。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングでは「チーム名」や「組織の部署名」として登場しやすいです。「協働やコラボレーション」を問う長文問題にもよく出ます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のヒント: “T-E-A-M” を “Together Everyone Achieves More” と略して覚える方法があります。
- (みんなが協力することでより多くを達成できる、というイメージから「team」を思い出す。)
- (みんなが協力することでより多くを達成できる、というイメージから「team」を思い出す。)
- イメージ: スポーツチームが同じユニフォームを着て一緒に試合しているところを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。
「team」はどんな文脈でも使え、初心者でも理解しやすい便利な単語です。協力を強調するときにピッタリな表現なので、ぜひ場面に合わせて活用してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
(スポーツの)チーム
意味(2)
(共に仕事などをする)一団,一組
意味(3)
(荷車を引く2頭以上の牛馬などの)一組
復習用の問題
英語 - 日本語
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