最終更新日 :2025/01/27

see

動詞

が見える, を見る / 名所など〉を見物する / を理解する / 見える / 理解する

このボタンはなに?

昨晩、私はその映画を見た。

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解説

以下では、動詞“see”をできるだけ詳しく解説します。学習者向けの優しい日本語でまとめていますので、ぜひご参考ください。


1. 基本情報と概要

・単語: see

・品詞: 動詞 (Verb)

意味(英語)


  1. To perceive with the eyes.

  2. To understand or realize.

  3. To meet or visit someone.

  4. To find out or confirm.

意味(日本語)


  1. 「目で見る」:視覚によって何かを認識する。

  2. 「理解する」:物事を把握してわかる。

  3. 「人に会う」:人と面会・面談をする。

  4. 「〜を確認する」:何かを調べたり確かめたりする。

「see」は、「実際に目で見て認識する」ことから広がり、「理解する」「体感する」「会う」など多様な意味とニュアンスがあります。日常会話やビジネスでも非常によく使われる基本的な動詞です。


  • CEFRレベル: A1(超初心者)~A2(初級)レベルでも頻出。学び始めの段階で最初に習う単語の一つです。

活用形


  • 原形 (Base form): see

  • 過去形 (Past tense): saw

  • 過去分詞形 (Past participle): seen

  • 現在分詞形 (Present participle): seeing

他の品詞への派生


  • 名詞形: sight(「視力」「視界」など、「見ること」を指す名詞。但し厳密には別単語)

  • 形容詞形: seeing は進行形としても使いますが、形容詞としては “seeing it is” のような用法はありません。

    「視覚」を表す “visual” はまた別単語になります。


2. 語構成と詳細な意味

「see」は非常に短い単語で、はっきりした接頭語や接尾語はありません。語幹は「see」で一語全体が核となります。

派生語や関連語


  • oversee (監督する)

  • foresee (予見する、予測する)

  • see through (見抜く)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. see a doctor(医者に診てもらう)

  2. see a movie(映画を見る)

  3. see you later(また後で会おう)

  4. see the difference(違いを理解する/見る)

  5. see what happens(何が起こるか見る/確かめる)

  6. let me see...(ちょっと考えさせて/見せて)

  7. see through someone’s lies(誰かの嘘を見抜く)

  8. see eye to eye(意見が一致する)

  9. see the point(要点を理解する)

  10. see if ~(〜かどうか確かめる)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “sēon” (to see) に由来し、さらにインド・ヨーロッパ祖語の “sekw-” (to see) にさかのぼります。

  • 歴史的背景: 初期の英語から「見る」という最も基本的な意味で使われ、現在も類似の形・意味を保ち続けています。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「see」は「目で見る」ことから派生し、「理解する」「会う(面会する)」など幅広い文脈で使われます。

  • 口語でも文章でも、カジュアルからフォーマルまで非常に幅広いシーンで使用されます。

  • 「I see.」は「なるほど」「わかった」のように、理解したことを示す定番フレーズです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive): “see something/someone” (例: I saw a dog. / 彼を見かけた。)

  • 自動詞 (intransitive) 的要素も含む: 文脈次第では、とくに「理解する」ニュアンスで目的語を取らずに使うこともありますが、あまり多くありません。

  • 構文の例:


    1. see + 目的語(人/物/事)


      • I see the car. (その車を目にしている)


    2. see + wh節/if節 (〜かどうか見る、確かめる)


      • Let me see if everything is ready. (すべて準備できているか確認させて)


    3. see + 完了形


      • Have you seen the news? (ニュースを見ましたか?)



  • イディオム:


    • see eye to eye (意見が一致する)

    • see to it that ~ (〜するように手配する/きちんと気を配る)



5. 実例と例文

以下の例文は、日常会話・ビジネス・学術的な文脈でそれぞれ3つずつ示します。

① 日常会話


  1. “I’ll see you later at the coffee shop.”

    (あとでカフェで会おうね。)

  2. “I see what you mean, but let’s think about it again.”

    (言いたいことはわかるけど、もう一度考えよう。)

  3. “Let me see if I can fix your phone.”

    (君の携帯を直せるかどうか確かめさせて。)

② ビジネス


  1. “Could we see the latest sales report?”

    (最新の売上報告を拝見できますか?)

  2. “Let’s see if our budget can accommodate this project.”

    (予算がこのプロジェクトをまかなえるか確認しましょう。)

  3. “We’ll see you at the conference next week.”

    (来週の会議でお会いしましょう。)

③ 学術的な文脈


  1. “We can see a significant correlation between these two variables.”

    (これら2つの変数間に有意な相関が見られます。)

  2. “As we can see from the data, the trend is likely to continue.”

    (データからわかるように、この傾向は続く可能性があります。)

  3. “We need to see whether the hypothesis holds under different conditions.”

    (仮説が異なる条件下でも成り立つかどうかを確認する必要があります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. look(見る)


    • 「意識して目を向ける」というニュアンス。

    • 例: “Look at this!” (これを見て!)


  2. watch(じっと見る)


    • 動きがあるものを、継続的に注視するというニュアンス。

    • 例: “Watch the game carefully.” (試合をよく見なさい。)


  3. notice(気づく)


    • 目や耳などの感覚から何かに気づいて認識をするニュアンス。

    • 例: “I noticed a small detail.” (小さな違いに気づいた。)


反意語

「見る」の反意語を直接示すのは難しいですが、意味の派生においては「見逃す (miss)」などが事実上の反意で用いられることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /siː/

  • アメリカ英語 (AmE): [スィー] のように“s”がはっきりして母音は長め。

  • イギリス英語 (BrE): 同じく /siː/ ですが、やや短くなることもあります。

  • 強勢 (アクセント): “see” 一音節なので語頭から強く発音します。

  • よくある発音ミス: “she” (/ʃiː/) や “sea” (/siː/) と混同しないよう注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「see」は “s-e-e” と母音が連続するため、時々 “se” や “cee” と誤記されることがあります。

  • 同音異義語: “sea” (海) は同じ発音ですが、綴りが異なるので注意。

  • TOEIC・英検などの試験対策: 多義語として扱われやすい単語です。「会う」「理解する」「目にする」のどれかの意味を問う問題が出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「S(エス)+E(イー)+E(イー)」と、一度音声で覚えてしまうと綴りのまま発音できるので単純です。

  • 「see(見て理解する)」→「sea(海)も同じ発音で広がるイメージ」があると、一度覚えれば忘れにくくなります。

  • 「I see.」=「わかった(理解した)」と音感で制作メモを取ったりすると覚えやすいです。


以上が、動詞“see”の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術的文脈まで幅広く使われる、とても重要な単語です。活用や派生表現をうまく覚えて、たくさん使ってみましょう!

意味のイメージ
see
意味(1)

〈名所など〉‘を'見物する;〈劇・映画など〉‘を'見る

意味(2)

…‘を'理解する,‘が'分かる

意味(3)

…‘を'予見する,予測する

意味(4)

…‘を'判断する

意味(5)

…‘を'調べる,確かめる

意味(6)

…‘を'取り計らう,…‘に'気を配る

意味(7)

(…まで)〈人〉‘と'いっしょに行く,〈人〉‘を'送り届ける《++to+

意味(8)

…‘を'体験する,‘に'遭遇する

意味(9)

〈人〉‘に'会う,面会する;…‘を'訪問する;〈医者など〉‘に'見てもらう,〈医者が〉〈患者〉‘を'見る

意味(10)

見える,見る

意味(11)

理解する,わかる

意味(12)

調べる,見てみる,考えてみる

意味(13)

(視野にはいって)…‘が'見える,(目にとめて)…‘を'見る,(夢・空想の中で)…‘を'見る

復習用の問題

が見える, を見る / 名所など〉を見物する / を理解する / 見える / 理解する

昨晩、私はその映画を見た。

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